アレンジに飲み込まれないように

こんばんは、@hrgr_Ktaです。
次男も退院して平穏が訪れたように見えますが、長男も次男も現在リンゴ病です。

アレンジ、とても大事ですね。
外すことを前提に投げることをネガティブに考える方もいるかもしれません。
しかし確率から考えればシングルに外してもさらに次を考えることができるというのは、
戦略的には非常に重要だと思います。

なのでダブルアウトのアレンジにおいて、残り2本で61から70において最後にインブルを
狙うため50にアレンジするというのは定石でしょう。
残り3本でも同じように考えることがあるかもしれません。

さて、セパブルのダブルアウトにおいて残り146を3本で行く場合どうするか、
というお題がSNSで流れてきて、モヤモヤ考えておりました。
何がモヤモヤするかというと、60→54→32というのが普通かなと思うのですが、
57→57→32と主張される方もいるのです。

なるほど、後者は大変美しいアレンジですね。エレガント。
1箇所を集中して2本打てるという意味でもいいのかもしれません。
しかし、本当に60を打つことより57から打ったほうが良いのでしょうか。

私はこれについて、60から打つべきだと思っています。

■ダーツを寄せるべきではない

ダーツは狭いところに入れようとすればするほど難しくなります。
いろんな方向にダーツを投げることもそれなりに難易度が上がると思いますが、
トリプルのエリアにダーツを2本入れることはそれ以上の難易度ではないかと考えます。
60→54のほうが、57→57よりも成功しやすい、というところです。

■下よりも上のほうが打ちやすい

体の構造を考えると、伸び上がることのできるブルより上のナンバーのほうが、
伸び上がって投げるにはちょっと難しいブルより下のナンバーよりも、
より投げやすい、打ちやすいのではないかと考えます。

そういう意味では、60、54というブルより上のナンバーの方が入れやすく、
57というブルより下のナンバーの方が入れにくいということになるので、
60→54のほうが、57→57よりも成功しやすい、というところです。

以上の理由から、私は60→54→32を狙ったほうがいいのかなと思います。

アレンジはとてもおもしろいです。
しかし、一般的に考えた時の成功しやすさというものを疎かにすると確率が下がり、
アレンジの本来の意味がなくなってしまいそうです。

60、54より57のほうが得意なんだ、という人は、そのまま57を狙うべきと思います。
特にそういうことがない人は、普通に60を狙ってもいいのではないでしょうか。

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