矢の角度より伝える力のベクトル

こんにちは、 @hrgr_Kta です。
入院して1週間が経ち、治療はまだまだ続きます。ダーツ投げたい…。

さて、今日は「矢角」について考察します。

よく矢の角度=矢角を綺麗にとって投げると良いという話を聞きます。
その方がボードに届くから、届きやすいから。
本当にそうなのでしょうか?私は疑問に思います。

SUPER DARTS 2013の話をまた出します。
しかもまたしてもマーク・ウェブスターの話を出します。
彼のスローを見ていたのですが、全然矢角が上がってないんです。
でもきちんとボードに届きます。ガッツリ刺さってます。
矢角上がってないじゃん、そう画面の前でつぶやいてしまいました。


この写真を見てもお分かりの通り、フィル・テイラーも矢角上がってません。
むしろ下向いてます。おおお。


ジェイムズ・ウェイドとサイモン・ウィットロックの試合動画がありました。
ウィットロックは矢角上がってます。わかりやすいです。
しかしウェイドはテイクバックの最下点で握りこんでます。
矢は下向いてますね。

矢角、極論を言えば、関係ないと思います。
ただ厳密に言えば、真上や真下、真後ろに向けて飛ばしてもダメだと思いますが。

ダーツはフライトがあります。やり投げの槍とは違います。
ダーツを投げることによって揚力がフライトに発生します。
この揚力がダーツの向きを修正してくれるのです。

大事なのは矢角ではありません、リリース時の「力のベクトル」です。
リリース時に力の大きさがどのくらい、力のどの向きに働かせられるか。
これに尽きると思います。

これは厳密に言えば流体力学のお話になります。
私はかつて物理学を勉強していましたがそれも10年以上前の話。
今はきちんとした数式を立てて説明することは割愛させてください。

力のベクトルを正確にダーツにあてがうことができれば、
ダーツは多少矢の角度がばらついても、フライトにより補正されます。
これはダーツが20g程度という重さからも導かれると思います。
重たい物体だと重力などとの関係で人間の力では難しいでしょう。

ダーツを投げるときはどの方向にどのくらいの力をかけるといいのか。
それを考えながらダーツを投げてみてはいかがでしょうか。