イラガン選手の独壇場 - THE WORLD 2013 GRAND FINAL -
こんにちは、@hrgr_Kta です。
昨日はたくさんの人がお見舞いに来てくれて病気が吹っ飛ぶ勢いでした。
さて、昨夜はTHE WORLD 2013のGRAND FINALが行われました。
QUARTER FINALからしか中継されなかったので、日本からは橋本守容選手のみしか
その姿を見ることができませんでした。
■QUARTER FINAL MATCH 1
ポール・リム選手が前回準優勝者のクリスチャン・ペレス選手と当たりました。
いずれも先攻を落とす展開でしたが、最後にポール・リム選手が負けました。
ポール・リム選手の2レグ目のクリケットはさすが老獪だなと思いましたが。
■QUARTER FINAL MATCH 2
橋本選手がクロアチアのクルツマー選手と当たりましたが、フルレグの末敗戦。
01はいずれも15ダーツで落とすというブルの精度はすごかったですが、
クリケの攻め手を欠いた感があります。
しかも5レグ目で16をカットしに行ってしまったのが思い切り裏目に出ました。
何となく相手が9マークを出すなあと感じられるような空気だった気がします。
■QUARTER FINAL MATCH 3
ローレンス・イラガン選手がステファン・バンティング選手を圧倒しました。
何がすごいといえばクリケのインナーブル率です。
ブルに追い込まれてから何回インナーに入れたことでしょう。感動しました。
追い込まれても諦めずにひたすらインナーブルを狙う。
前回私が書いたことがまさにそこに展開されていました。素晴らしいです。
■QUARTER FINAL MATCH 4
ベンジャミン・ダーシュ選手はダーセン選手に負けました。
ダーセン選手は適当に投げてるように見えますが、トップの作り方が上手い。
体の大きさも手伝ってほとんど腕の力は使っていないように感じます。
それにしてもお互い攻め手を欠いた試合のように思えました。
あまりエキサイトしない試合でしたね。イラガン選手がすごすぎたのでしょう。
■SEMI FINAL MATCH 1
ペレス選手対クルツマー選手(発音合ってるでしょうか…)。
4レグ目のクリケでペレス選手がブレイクし先攻後攻入れ替わり。
そのまま次の01もブレイクしてペレス選手が勝利しました。
クルツマー選手はあまりショットに正確性がないように思えます。
特に01でのノーブルが多すぎるような気がしました。
まあそれでも強いのには変わりないのですが、ペレス選手は楽だったのかも。
■SEMI FINAL MATCH 2
イラガン選手対ダーセン選手。イラガン選手が勝利を収めました。
イラガン選手の集中力は本当にすごいですね。いきなり2レグ目をブレイク。
試合勘も圧倒的です。観客を盛り上げる力があります。
伸筋促進タイプのイラガン選手はよくダーツがターゲットの下に落ちます。
シュート力を求めるあまりに伸筋を過度に使ってしまうのでしょう。
ダーセン選手とは真逆のタイプなのではないでしょうか。
しかしこの試合、すごくかっこよかったですね。魅せられました。
■FINAL
ペレス選手対イラガン選手。フィリピン勢同士の対戦ですね。
イラガン選手は本当にブルをほとんど外しません。非常にタフです。
2レグ目の01はお互いに上がりを外しました。まさに伸筋促進的ですね。
ここぞという時に腕の伸びがなくなるとターゲットの下に落ちます。
3レグ目はやはりイラガン選手のインナー率、これに尽きます。
4レグ目はまたしてもペレス選手の不可解な攻め方に首を傾げました。
昨年から引き続いてクリケの戦い方を理解していないように思えます。
なぜ点数が優っている状態で、3つのエリアを落としにかからなかったのでしょう。
結局3レグ目以降すべてブレイクで、イラガン選手がペレス選手を下しました。
■総評
イラガン選手の優勝です。独壇場です。本当に強かったですね。
昨年の鈴木猛大選手のように、会場を自らの味方につけてしまいました。
伸筋促進という言葉を何度か使いはしますが、それでもメンタルのタフネスが
他の選手とは次元が違います。すさまじいの一言です。
おそらく伸筋促進もそこまで支障が出ない程度なのでしょう。当たり前ですが。
どこかで命取りになる可能性はあるとは思います。
しかし勝ってしまえばそれがすべて。勝利こそがすべてですね。
橋本選手が負けてしまって見る気がなくなったつもりでしたが、
やはり世界の舞台の勝負はどれも見応え充分です。
賞金は優勝が100万HKD、現時点では1300万円ですね。
日本の賞金とは桁違いです。ここ、日本も何とかならないですかね。
このへんの話はまた別のエントリで意見を述べたいと思います。
願わくば、ベスト8より前の試合も見てみたかったです。それが少し残念です。
でも良い大会でした。夢があっていいですね。
お、どうやら2014年は日本でも開催されるみたいです。楽しみです。
昨日はたくさんの人がお見舞いに来てくれて病気が吹っ飛ぶ勢いでした。
さて、昨夜はTHE WORLD 2013のGRAND FINALが行われました。
その姿を見ることができませんでした。
■QUARTER FINAL MATCH 1
ポール・リム選手が前回準優勝者のクリスチャン・ペレス選手と当たりました。
いずれも先攻を落とす展開でしたが、最後にポール・リム選手が負けました。
ポール・リム選手の2レグ目のクリケットはさすが老獪だなと思いましたが。
■QUARTER FINAL MATCH 2
橋本選手がクロアチアのクルツマー選手と当たりましたが、フルレグの末敗戦。
01はいずれも15ダーツで落とすというブルの精度はすごかったですが、
クリケの攻め手を欠いた感があります。
しかも5レグ目で16をカットしに行ってしまったのが思い切り裏目に出ました。
何となく相手が9マークを出すなあと感じられるような空気だった気がします。
■QUARTER FINAL MATCH 3
ローレンス・イラガン選手がステファン・バンティング選手を圧倒しました。
何がすごいといえばクリケのインナーブル率です。
ブルに追い込まれてから何回インナーに入れたことでしょう。感動しました。
追い込まれても諦めずにひたすらインナーブルを狙う。
前回私が書いたことがまさにそこに展開されていました。素晴らしいです。
■QUARTER FINAL MATCH 4
ベンジャミン・ダーシュ選手はダーセン選手に負けました。
ダーセン選手は適当に投げてるように見えますが、トップの作り方が上手い。
体の大きさも手伝ってほとんど腕の力は使っていないように感じます。
それにしてもお互い攻め手を欠いた試合のように思えました。
あまりエキサイトしない試合でしたね。イラガン選手がすごすぎたのでしょう。
■SEMI FINAL MATCH 1
ペレス選手対クルツマー選手(発音合ってるでしょうか…)。
4レグ目のクリケでペレス選手がブレイクし先攻後攻入れ替わり。
そのまま次の01もブレイクしてペレス選手が勝利しました。
クルツマー選手はあまりショットに正確性がないように思えます。
特に01でのノーブルが多すぎるような気がしました。
まあそれでも強いのには変わりないのですが、ペレス選手は楽だったのかも。
■SEMI FINAL MATCH 2
イラガン選手対ダーセン選手。イラガン選手が勝利を収めました。
イラガン選手の集中力は本当にすごいですね。いきなり2レグ目をブレイク。
試合勘も圧倒的です。観客を盛り上げる力があります。
伸筋促進タイプのイラガン選手はよくダーツがターゲットの下に落ちます。
シュート力を求めるあまりに伸筋を過度に使ってしまうのでしょう。
ダーセン選手とは真逆のタイプなのではないでしょうか。
しかしこの試合、すごくかっこよかったですね。魅せられました。
■FINAL
ペレス選手対イラガン選手。フィリピン勢同士の対戦ですね。
イラガン選手は本当にブルをほとんど外しません。非常にタフです。
2レグ目の01はお互いに上がりを外しました。まさに伸筋促進的ですね。
ここぞという時に腕の伸びがなくなるとターゲットの下に落ちます。
3レグ目はやはりイラガン選手のインナー率、これに尽きます。
4レグ目はまたしてもペレス選手の不可解な攻め方に首を傾げました。
昨年から引き続いてクリケの戦い方を理解していないように思えます。
なぜ点数が優っている状態で、3つのエリアを落としにかからなかったのでしょう。
結局3レグ目以降すべてブレイクで、イラガン選手がペレス選手を下しました。
■総評
イラガン選手の優勝です。独壇場です。本当に強かったですね。
昨年の鈴木猛大選手のように、会場を自らの味方につけてしまいました。
伸筋促進という言葉を何度か使いはしますが、それでもメンタルのタフネスが
他の選手とは次元が違います。すさまじいの一言です。
おそらく伸筋促進もそこまで支障が出ない程度なのでしょう。当たり前ですが。
どこかで命取りになる可能性はあるとは思います。
しかし勝ってしまえばそれがすべて。勝利こそがすべてですね。
橋本選手が負けてしまって見る気がなくなったつもりでしたが、
やはり世界の舞台の勝負はどれも見応え充分です。
賞金は優勝が100万HKD、現時点では1300万円ですね。
日本の賞金とは桁違いです。ここ、日本も何とかならないですかね。
このへんの話はまた別のエントリで意見を述べたいと思います。
願わくば、ベスト8より前の試合も見てみたかったです。それが少し残念です。
でも良い大会でした。夢があっていいですね。
お、どうやら2014年は日本でも開催されるみたいです。楽しみです。