筋肉の「過緊張」

こんにちは、@hrgr_Kta です。
退院しました。しかしこの寒さの中で無事に帰れるか不安です。

私は体中にガタが来ています。
首、右肩、腰、両股関節、右膝、すべて10代の頃に痛めました。
さすがに20年も経つと歪みも鬱積してくるものです。

ある時友人から、いいカイロプラクティックがあると紹介され、
横浜駅までわざわざ足を運びました。
その院長先生は柔道整復師はもちろんアメリカのカイロプラクティックの資格を持ち、
話をしてみたところとても理論派で、友人の折り紙つきなのも納得でした。

すぐさま、
「私はダーツプレイヤーです、ダーツ仕様の体にしてください」
とお願いしてしまいました。

それ以来、先生には大変お世話になっております。
特に辺に広げると外れそうになって困っていた股関節はかなり治ってきました。
今では私のフィジカルトレーナーともいうべき存在です。
体のことで困ったことがあれば必ず相談しています。

その先生から面白いことを教えてもらいました。

私はよく三角筋のストレッチをしますが、どうも詰まる感じがすることがあります。
何が詰まるかというと、下記のようにストレッチをしようとしても三角筋が伸びず、
何故かぐっと大胸筋が詰まって邪魔をする感じです。
結果的に痛いのは三角筋ではなく大胸筋というあべこべな状態になります。
(http://a-soramame.jugem.jp/?eid=401 より引用)

先生はこれを、
「筋肉が『過緊張』してるんです。過緊張してる筋肉をストレッチしましょう」
とすぐさま診断して、ぐいぐいと大胸筋を伸ばしてくれました。
一人でやるとすれば下記のようなストレッチ法が効果があるそうです。
(http://kenkoutabi.blog113.fc2.com/blog-entry-259.html より引用)

面白いことに、一度大胸筋をぐっとストレッチしてから三角筋を伸ばそうとすると、
大胸筋の詰まりが解消されてきれいに伸びてくれます。

これは三角筋に限らず、上腕二頭筋が疲れている時に上腕三頭筋を伸ばそうとしても、
上腕二頭筋が邪魔をして伸ばせない、という状態にも使えます。

筋肉は大体骨の表と裏について、腕や足などの曲げ伸ばしをしてくれます。
この「過緊張」の理論はほぼすべての部位に通用しそうです。

何となく、ハムストリングスが伸びない時は、大腿四頭筋が過緊張してる、
とかもあるかもしれませんね(これはただの私見です)。

私は三角筋と上腕三頭筋のストレッチの時に過緊張をほぐすことをして、
かなり調子が良くなりました。
いつでもどこでも応用が効きます。ぜひぜひお試しあれ。

このブログの人気の投稿

ダーツから指を逃がしてあげるための尺屈

グリップイップスはめんどくさい

矢の角度より伝える力のベクトル