Early Christmas break for Taylor!

こんばんは、@hrgr_Kta です。
クリスマスが終わったらもうあっという間に年越しですね。

PDCのWorld Darts Championship 2014が現在進行中ですね。
8日目にして大波乱が起きたようです。
Facebookのとあるファンページから標題の言葉が飛び込んできました。

なんとトーナメントの1回戦で橋本選手に勝ったマイケル・スミスが、
2回戦であのフィル・テイラーを破ったようです。

動画を見てみましたが、いやはや見応えがありました。
テキストではこちらが参考になると思います。
このページのMatch Statsが以下です。

Phil Taylor3-4Michael Smith
39100+34
18140+30
1170+1
51806
95.55Average94.55
156High Finish141
7Breaks of Throw8
14/39 - 35.90%Finishing - %17/47 - 36.17%

序盤はフィル・テイラー優位で試合が進んでいました。
削りもよくフィニッシュの精度も高く、マイケル・スミスが圧倒されていたようです。
第1セットの第1レグなんていきなり156をフィニッシュしましたからさすがです。

ですが、スタッツを見ればお分かりの通り、徐々にマイケル・スミスがピッチを上げ、
凄まじい勢いで削っていきます。
140+が30回というのはフィル・テイラーを大きく突き放しており、
その勢いを象徴しているといえるでしょう。

一方でフィル・テイラーは中盤から失速します。
特にフィニッシュの制度が低くなり、途中まで削りが良くても追いつかれて、
逆にマイケル・スミスがフィニッシュしてしまうという結果がよく見られました。

最終セットもまたとんでもないことになってましたね。
180が3連続(スミス→テイラー→スミス)出た時は思わずのけぞりました。
レグカウント2-2にもつれてからは、2レグ優位にならないと勝利できないので、
ここからどうなるのかワクワクして見入ってしまいました。
最終的にはマイケル・スミスが勢いそのままに押し切った形になりましたね。
特に最後、128を18→60→50とインブルアウトした時は大興奮です。
マイケル・スミスの方が興奮してましたけどね。

どちらも必ず1本は60、57、54のどこかには入れますね。
Averageが95前後という結果になるわけです。すごいですね本当に。
ソフトですらそんな芸当なかなかできないのに、ハードでこれですから。

それにしてもマイケル・スミスはまだ23歳なんですね!
若くして老獪なフィル・テイラーを破るとは、勢いというのは怖いものです。

というわけでフィル・テイラーは早めのクリスマス休暇を取っているようですよ。

このブログの人気の投稿

ダーツから指を逃がしてあげるための尺屈

グリップイップスはめんどくさい

矢の角度より伝える力のベクトル