一人で黙々とカウントアップをすると地力がわかるかも

こんばんは、 @hrgr_Kta です。
つい最近悟りを開いた用な気がしますが、すぐに閉じてしまう気もしております。

私は基本的に対戦での練習をメインにしています。
レーティングが対戦での数字を反映させるから、というのもあるかもしれません。
また、対戦で力が出せるような技術を培いたいと思ってもいます。

しかし、最近違うのではないかと思うようになりました。
対戦ばかりで本当に力がつくのだろうかと悩んでおります。

以前こんなことを書きましたが、一人練習というものを改めて見直しています。

■対戦時のプレッシャーのない一人練習


対戦での練習は何が良いか、それは本番に近い環境を作りやすいということです。
周囲から注目されたり対戦相手に気圧されたりというプレッシャーがあります。
当然ですがここ一番で決めないと、というプレッシャーは格別です。

一方で、一人練習はプレッシャーがありません。
課題がある場合は別として、普通だったら途中でゲームをやめてもいいくらいです。
たまに4ラウンドくらいでゲームをやめてしまう人もいるくらいですし(苦笑)。

■練習でできないことは本番でもできない


私は仕事柄、このような言葉を口にします。
最近も「訓練大事だよ」と言ったりしていたのですが、そこでふと思ったのです。
あれ、これってダーツにも通じるものがあるんじゃないの。

結局プレッシャーのない一人練習は、一番素の状態が出るはずです。
素の状態で発揮できる精度以上のものを、果たして本番で発揮できるでしょうか。
練習でできないことを、本番でできるのでしょうか。

カウントアップで1000点を出すということは、PPRが125以上ないといけません。
1000点出したことがない人は、このレベルでの打ち合いはできないということです。
701だったりするとラウンド数は少ないので案外出てしまったりするかもしれませんが。

ただ、自分が求めている精度は、長時間発揮することはかなわないでしょう。
瞬間風速として高いスタッツが打てたとしても、次の試合ではダメになってたりします。
結局は素の自分を高めていくしかないのです。

■地力を上げることが上達の秘訣


ダーツはマラソンみたいなもの、と書いたことがあります。
1試合で終わるトーナメントなんて聞いたことがありません。
優勝するためには何試合も闘い抜く必要があります。

瞬間風速としては高いものが出るんだよ、という人は、途中で落ちるでしょう。
高いものが出せない時は、結局は地力の差で負けてしまうということです。
勝ち続けるためには、地力を底上げしなければなりません。

何だか当たり前のことを言ってしまってるようですが、あえて。

■カウントアップでブルの精度を高める


一番いいのはカウントアップでしょうか。
もしかしたらイーグルアイやフェニックスアイの方がいいのかもしれませんが。
1000点出すというのが、手近な目標としてはわかりやすいのかもしれません。

そして上級者になれば1200点、180を狙い続けて1440点というのもあります。
ここまで来ると本当に地力があるんだなと言わざるをえないです。
たまたま出すのではなく、出そうと思って出す必要がありますね。

■もちろん対戦も必要


プレッシャーのない状況できちんと力が出せることがわかりました。
じゃあ次はどうするかといえば、本番で同じ精度が出るかの確認です。
そうなると対戦というものが重要になってくると思います。

ただひたすら投げ放題のお店でカウントアップばかりしている人はどうでしょう。
精度が高かったとしても、誰かとの対戦にはめっぽう弱かったりすると思います。
結局はプレッシャーとの戦いなので、メンタルの持続が難しくなるのでしょう。


というわけで、一人で黙々と練習することを定期的に取り入れる必要性があります。
対戦ばかりにこだわってレーティングに一喜一憂する前に、やれることがあります。
カウントアップで良い点数を出し続ける練習を取り入れてみてはいかがでしょう。

未だカウントアップの最高点が900点台の私からは以上です。

このブログの人気の投稿

ダーツから指を逃がしてあげるための尺屈

グリップイップスはめんどくさい

矢の角度より伝える力のベクトル