勝負師のメンタリティ

こんばんは、@hrgr_Ktaです。
6月に入ってしまいました、もう半年が過ぎようとしているとか本当ですかね。

ここ最近考えていることが、精神状態をどう持つべきか、というものです。
勝ちたいという意識、気後れしたくないという意識、絶対に負けないという意識。
どのような意識で試合に臨むべきなのでしょうか。

私個人の話をすると、上記のいずれの意識も持って臨んだことがあります。
しかし残念ながら、どんなに強く意識しても、ダメでした。
ダメなものはダメ、というものとは違う、何かいつもと違う感じの「ダメ」でした。

よく9マークをここぞという時に決めて吠える人がいます。
01をハイオフでフィニッシュして興奮する人がいます。
そういう人たちの次のラウンドのパフォーマンスは、必ずと言っていいほど落ちますね。

一般人にしたってそうです。
ハットトリックを決めた後、ノーブルなんていう人はたくさんいるはずです。
特にそのハットトリックが望んで出したものなら、なおさらです。

勝ちたい、負けない、やってやる。
そういう意識を強く出せば出すほど、ダーツというものは空回りしてしまいます。
何でだろう、そう思いながら、経験則でこれをクリアする方法を考え、取り入れました。

それは、精神状態をフラットにする、というものです。

ハットを何回出しても9マークをここぞという時に出しても、慌てない騒がない。
ガッツポーズは軽くとっても「次だ次、いつものように投げよう」という意識です。
技術的の向上もありますが、これをやるようになってからスランプを抜けました。

もしかしたら上手い人は既にこういうのを実践しているのでしょうね。
下手な人ほど1投1投に一喜一憂し、上手な人ほど長い目で試合を見ている気がします。
最後の最後で喜ぶか悲しむか、だけでいいのでしょう。

実はこのネタ、タイトルだけは半年くらいまえに作っていました。
「強い人たちはどのようなメンタリティで戦っているのだろう」と考えていたものです。
特にプロツアーの決勝戦のすさまじい攻防戦を見ていると、その悩みは強くなります。

プロツアーの決勝戦で9マークの応酬が繰り広げられたりします。
あれは何度打っても双方興奮することもなく淡々としているものです。
そのうち3連続4連続など出てしまって、その強靭なメンタリティに驚くばかりです。

アドレナリンを出す出さない、というところがポイントなのかもしれません。
興奮することでアドレナリンが脳内に分泌されます。
アドレナリンが分泌されるような状態は、交感神経系が有意になります。

交感神経と我々の手先に関係する末梢神経がどのように関係するのか、でしょうか。
残念ながらここまでたどり着くにはもう少しお勉強が必要です。
ただ、アドレナリンを分泌させないような精神状態を保つことが必要と考えます。

もう少し調べながらこのテーマをもう少し追求していきたいと思います。
イップスはメンタルではないと思います。
でもメンタルがダーツを悪くすることもあるように思います。

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