酒は飲んでも飲まれるな

こんばんは、@hrgr_Ktaです。
次男から始まった風邪が家の中で猛威をふるい、未だに私の体調は絶不調です。

先日、こんなブログを読みました。

プロとしてのマナーやモラルについて。 - 気ままな野良猫

PERFECTからJAPANに移っている、今瀧舞選手のブログでした。

ただ、まだ試合が残っている状態での泥酔…
こればかりはどうも納得いかないんです。

なぜかと言うと、試合時間が長引く事ももちろんですが、試合に間に合わない、まともに試合ができない、アナウンスが聞こえない、自分が楽しければ周りの迷惑は気にしない、あたしの中で一番最低なのは、寝てしまってデフォルトする。

如何なものかと思います。

これを書くことによって不快な想いをする方もいらっしゃるかと思いますが、書かずにはいられませんでした。

ましてやこれらの事をプロとして、ワッペンやスポンサーを背負って試合をしている方!
恥ずかしくないんですかね。

オープントーナメントにおいて、お酒が絡んだ問題があったようです。


今瀧選手はお酒を飲むこと自体を否定していません。
あくまで飲もうが飲むまいがトーナメントに出ている以上は他人に迷惑をかけない、
そういうことが大事だと言っておられます。
それがプロならなおさらだろう、と。

私もこの意見には同調します。
もともと私は、ダーツを投げる上ではお酒と無縁だよ、と書いたりもしています。
ダーツとお酒の話はこれからも何回か書きたいと思ってました。

■プロスポーツにお酒ってどうなの?


ダーツが酒と切っても切れない縁だというのは重々理解しています。
ルーツとして、そのようなものであるということは、事実としてそこにあります。
ただし、遊びではなくスポーツとして行っているとしたら、どうなのでしょう。

私はプロの大会でお酒が入っていることに対し、未だに違和感を拭えません。
酔っ払いながらダーツを投げている、そんな選手に憧れる人はどれだけいるでしょう。
選手の控室に酒瓶がゴロゴロ転がっていたら、普通の人はどう考えるでしょう。

ダーツの人口なんて他のスポーツに比べたら微々たるものです。
市場を広げるためには、競技人口を増やすしかありません。
ダーツが当たり前のように身近にある人ではなく、これからダーツをしてくれる人を、
私達は連れて来る努力をしなければならないと思います。

その上で、ダーツを魅力あるものとして見せるために、お酒は不要なのです。
ダーツの悪いイメージを払拭するためにも、そのような動きが必要ではないでしょうか。
アルコール飲むスポーツ競技者がいるなんて、ダーツくらいなものですよ。

■そもそもスポーツするのにお酒飲むの?


スポーツをする上でアルコールは阻害要因がたくさんあります。
大脳辺縁系を麻痺させる、というだけでも十分です。
それ以上のことも、アルコールとスポーツの関係で調べていけば明白です。

判断力の低下、反応速度の低下、体温調節の不調、他にもいろいろとあります。
ダーツが繊細なスポーツであることは、投げる人なら誰もがわかっているはずです。
ルーツとは関係なく、お酒から離れる方がいいのではないのかと思います。

■お酒を飲む以上は自制心を持とう


今瀧選手も言っていますが、
けして、アルコールを全否定しているわけではないです。
ライン見極めましょうよ。
ということなのだと思います。

お酒を飲めば自制心が薄れるのは仕方のないことです。
それでも、節度をわきまえれば自制心を保つことも可能です。
その上で飲まれるお酒は、いいのではないかと思います、オープントーナメントは。

しかし結局トラブルが続くのはお酒の影響がかなり大きいのだと思います。
もちろんその人固有の問題も多分に存在すると思います。
ただお酒がその問題を大きくする要因であることは否めません。

もしトラブルがあまりに続くようであれば、アルコール抜きというのもありでしょう。
大会を運営していく上で必要なことです、仕方がありません。
私達はお酒を飲みに来たのではなく、ダーツをしに来ているはずですから。


楽しくダーツができれば、それが一番いいのですが。
お酒がそれを邪魔してしまうのは、とても悲しいことだと思います。
それとは関係なく、プロにおいてお酒は不要だと考える今日この頃です。

photo credit: Three little Hoegaardens... via photopin (license)

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