ダーツ業界を盛り上げるために必要なこと

こんばんは、 @hrgr_Kta です。
暑すぎてダーツを投げてるだけでもとろけそうな勢いですね。

ふとした時に、おもしろいツイートがやってきたので。


全くもってそうですし、明らかにダーツ業界に当てはまると思いました。
ダーツ業界を今後盛り上げていくためのヒントのようなものでしょうか。

■新規を増やそう


私たちはダーツ人口の裾野を広げないといけません。
ダーツ人口が減るということは、ダーツ業界の地盤沈下を意味します。
既存だけで回すのではなく、いかに新たな層にリーチするかを考えねばなりません。

どのような客層を連れてくるとスポンサーがついてくれるかというのも大事です。
いい加減お酒ばかりに目を向けず、他の分野も取り込めるようにしなければなりません。
とはいえ、ずっと考えてますが、なかなかこれというのが出てこないのが悩ましいです。

一時期低迷していた大相撲ですが、今は回復傾向にあるようです。
貴乃花親方のこんな記事があります。

これぞ改革者。大相撲の常識を越えた活動に走る貴乃花親方の“営業センス”

大相撲に興味を持たない人をいかに引き寄せるか、貴乃花親方は奮闘してます。


話題を集めそうなプランを考え、自ら関係各所に出向いて協力を呼びかけるなどPRに努めているのだ。主なものをあげると……。
・初日の3月11日が東日本大震災発生から、ちょうど1年に当たる日ということから、被災地の子どもたちを招待
・取組終了後は出口で観戦客を見送る
・15日間通しで升席を購入したお客には、貴乃花親方自らチケットを届ける(大阪府内限定・直接対面するのだから、会話や握手、サインをするサービスも当然あり)
・和装の女性客にはテレビ中継に映る席を確保
・春場所直前に行われるJリーグ・ガンバ大阪の試合前、サポーター先着1000人に自らちゃんこをふるまう。サッカーの始球式に当たる「キックイン」を親方が行うプランも
・吉本興業に懸賞金提供などの支援を依頼。吉本新喜劇への出演も予定
(中略)
 その大スター・貴乃花が自ら出口で観戦客を見送ったり、チケットを届けたりしてくれるのだ(升席4人分を15日間通しで買うと70万円近くするが)。相撲ファンはもちろん大感激だろうし、大相撲に関心の薄い人も興味は湧くはずである。
ダーツと大相撲では認知度が違えど、努力の方向性は似たようなものだと思います。

■マニアは外に発信しよう


内輪だけで盛り上がっていませんかね。
例えば、これ。

日本47都道府県リアルダーツの旅

芸人でプロプレイヤーでもある方が、全国のダーツバーを徒歩で巡るそうです。
関係者間で大変盛り上がっており、私のFacebookにすらも流れてきます。

しかし記事を見ていくうちに、ふとした懸念が頭をよぎりました。
…ダーツバーにばかり行っていたら、新規開拓できないのではないか。
どうやらこの方に関わる人もダーツ関係者が多いようで。

例えば、全国行脚をしてダーツを知らない人にも広めていくならわかります。
でもこの旅は、どこでダーツ未経験者にその楽しさを伝えているのでしょうか。
目的がもしダーツ人口の新規開拓であれば、今のままだと危うい気がしてきました。

マニアがダーツバーに居座って一見さんお断りみたいなものは本当にダメだと思います。
マニアだけで、関係者だけで盛り上がっていたら完全に内向きですよね。
貴乃花親方は、相撲をあまり知らない人にもどんどん知ってもらう努力をしています。

宣告行脚をしているこの方を、周囲がどう盛り上げるかが重要かもしれません。
こんな人がいるんだよ、というのをダーツを知らない人にも紹介してみるとか。
結局はこの方の旅をどのように活用するかが、周囲に委ねられているかもしれません。


プロプレイヤー、ダーツ関連店運営者、大会主催者はもちろんのこと、素人さんでも
ダーツに関わりそれなりの年月を重ねているのなら、そしてダーツが好きなのなら、
もっと盛り上げるための努力をしていかないといけないのでしょう。

知らないよ、関係ないし、ではいつかダーツを気軽に投げられなくなる日が来ます。
セグメントがボロボロのダーツマシンがそこら中に転がる日もそう遠くないでしょう。
ここ数年のうちに策を講じなければ、5年後のダーツ業界は明るくないように思います。

とはいえ、私は何をやっているかといえば、全然何もしていないのですよね。
偉そうなことを書いたものの、努力をしなければいけないのは自分だったりします。
みんなでうまいこと盛り上げていきたいものですね。ダーツ大好きですから。

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