セオリー通りの攻めで勝つ強さ - THE WORLD STAGE 5 MALAYSIA -
こんばんは、 @hrgr_Kta です。
調子が全く上向かないことから来るモチベーションの低下が心配です。
とりあえずブログ書こうという感じで、ちょっと前の大会をネタにします。
日本時間で9月20日に行われた、THE WORLDのマレーシア大会です。
途中から最後まで見ていたのですが、結構面白い大会でした。
かつて皇帝と呼ばれた星野選手は、ここ何年も優勝から遠ざかっています。
極度の不振からもはや復活はできないのではないかと思っていました。
たまにJAPANの上位に残っても、いずれはどこかで落ちるだろうと見てしまいます。
そんな星野選手、この大会では非常に素晴らしいパフォーマンスだったと思います。
失投はあるものの、しっかりとトップを捉えてダーツに力が乗っていました。
とても力強いダーツだったので、このままなら優勝するのではないかと思っていました。
そんな星野選手を準々決勝で破ったのがNorhisame Atan選手でした。
Atan選手はご当地マレーシアの選手で、年齢は40代という中年の星ですね。
マレーシアでどれくらいの人気があるのかわかりませんが、とても魅力的です。
何が魅力的かといえば、非常に堅実なダーツを打つことでしょうか。
さらにメンタルが崩れない、どれだけ攻められても表情一つ変えないことです。
どっしりとした感じで、逆転の局面を探るところが、隙がないなと思わされます。
そんなAtan選手が準決勝で当たったのがChristian Perez選手です。
Perez選手は見ていてすごいと思うのですが、戦略面で首を傾げることが多くあります。
2012年、2013年とグランドファイナルで準優勝をしている実績のある選手なのですが。
2012年のグランドファイナル優勝者の鈴木猛大選手に、クリケットの練習をしろ、
という非常に失礼なことを言われたのに、未だにクリケットの攻め方が拙いのです。
戦略があるようには感じられない、無駄なプッシュと無駄なカット。
反面教師としてのお手本には、なるのかもしれません。
Atan選手に負けてPerez選手は準決勝敗退です。
反対側の山から登ってきたのは井上晋太郎選手です。
準決勝であのBoris Krcmar選手をストレートでフルボッコにして上がってきました。
Krcmar選手がストレート負けっていうのはここ最近記憶にないのですが、どうでしょう。
井上選手もAtan選手も、決勝では素晴らしい試合を見せてくれました。
双方に相手へのリスペクトが感じられるところも良かったです。
日本代表対開催国代表という、見ている側としては大変おもしろいものでした。
それにしても、両選手とも試合運びが非常にセオリー通りなんですね。
特にクリケットでは、奇をてらった攻め方は一切なかったのではないかと思います。
加点重視、オーバーしたらトライ、1トライ2プッシュ、という感じです。
ずっとセオリー通りの攻め方をしていたAtan選手が、最後の最後に少し変則しました。
それがうまく行かなかったせいなのか、その変則が自らの不調をもたらしたのか、
Atan選手は井上選手に攻め立てられ最終的に試合に負けることとなります。
井上選手は非常に辛抱強く、ひたすらセオリー重視で攻め続けます。
苦しくなると相手の20をカットしたり、加点よりもカット重視で行ったりするものです。
そういうことを一切せず、変なトライもせず、淡々と打っている感じです。
ただ奇をてらわない分試合に集中している、と言えるのかも知れません。
ここはこう攻めよう、という変則が多いと、いつかは集中力が途切れるでしょうから。
淡々と攻める、セオリー通りに攻める、そして勝つ。
井上選手の底力の強さを、この試合でまざまざと見せつけられた気がします。
THE WORLDも終わって、ふと一人で投げていた時のことです。
井上選手の動画がダーツライブの筐体の画面に映っていました。
そこで気づいたのは、そういえば肘があまり動かないな、ということです。
上手な人と下手な人の差が、何となくここにあるような気がしました。
最近の上位選手、特に海外選手の多いTHE WORLDを見ていると顕著です。
肩から肘のラインはあまり上下することなく、肘から先を動かしている選手が多いです。
ただ、肘から先を動かしている、というのはちょっと語弊がありそうです。
最近ずっと考えていたのですが、たぶんこうだろうという気付きがありました。
それは次回以降のエントリで。
ここ最近不調続きで、なかなかブログの更新ができませんでした。
なんだかんだでもダーツは投げてるし、動画も見ています。
それでも調子が悪すぎてモチベーションが下がっていました。
1ヶ月ぶりの更新ですが、見に来てくださってありがとうございました。
これからもぼちぼち続けてまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
調子が全く上向かないことから来るモチベーションの低下が心配です。
とりあえずブログ書こうという感じで、ちょっと前の大会をネタにします。
日本時間で9月20日に行われた、THE WORLDのマレーシア大会です。
途中から最後まで見ていたのですが、結構面白い大会でした。
■星野光正選手の復活
かつて皇帝と呼ばれた星野選手は、ここ何年も優勝から遠ざかっています。
極度の不振からもはや復活はできないのではないかと思っていました。
たまにJAPANの上位に残っても、いずれはどこかで落ちるだろうと見てしまいます。
そんな星野選手、この大会では非常に素晴らしいパフォーマンスだったと思います。
失投はあるものの、しっかりとトップを捉えてダーツに力が乗っていました。
とても力強いダーツだったので、このままなら優勝するのではないかと思っていました。
■Norhisame Atan選手の快進撃
そんな星野選手を準々決勝で破ったのがNorhisame Atan選手でした。
Atan選手はご当地マレーシアの選手で、年齢は40代という中年の星ですね。
マレーシアでどれくらいの人気があるのかわかりませんが、とても魅力的です。
何が魅力的かといえば、非常に堅実なダーツを打つことでしょうか。
さらにメンタルが崩れない、どれだけ攻められても表情一つ変えないことです。
どっしりとした感じで、逆転の局面を探るところが、隙がないなと思わされます。
■相変わらずなChristian Perez選手
そんなAtan選手が準決勝で当たったのがChristian Perez選手です。
Perez選手は見ていてすごいと思うのですが、戦略面で首を傾げることが多くあります。
2012年、2013年とグランドファイナルで準優勝をしている実績のある選手なのですが。
2012年のグランドファイナル優勝者の鈴木猛大選手に、クリケットの練習をしろ、
という非常に失礼なことを言われたのに、未だにクリケットの攻め方が拙いのです。
戦略があるようには感じられない、無駄なプッシュと無駄なカット。
反面教師としてのお手本には、なるのかもしれません。
Atan選手に負けてPerez選手は準決勝敗退です。
■井上晋太郎選手の強さ
反対側の山から登ってきたのは井上晋太郎選手です。
準決勝であのBoris Krcmar選手をストレートでフルボッコにして上がってきました。
Krcmar選手がストレート負けっていうのはここ最近記憶にないのですが、どうでしょう。
井上選手もAtan選手も、決勝では素晴らしい試合を見せてくれました。
双方に相手へのリスペクトが感じられるところも良かったです。
日本代表対開催国代表という、見ている側としては大変おもしろいものでした。
それにしても、両選手とも試合運びが非常にセオリー通りなんですね。
特にクリケットでは、奇をてらった攻め方は一切なかったのではないかと思います。
加点重視、オーバーしたらトライ、1トライ2プッシュ、という感じです。
ずっとセオリー通りの攻め方をしていたAtan選手が、最後の最後に少し変則しました。
それがうまく行かなかったせいなのか、その変則が自らの不調をもたらしたのか、
Atan選手は井上選手に攻め立てられ最終的に試合に負けることとなります。
井上選手は非常に辛抱強く、ひたすらセオリー重視で攻め続けます。
苦しくなると相手の20をカットしたり、加点よりもカット重視で行ったりするものです。
そういうことを一切せず、変なトライもせず、淡々と打っている感じです。
ただ奇をてらわない分試合に集中している、と言えるのかも知れません。
ここはこう攻めよう、という変則が多いと、いつかは集中力が途切れるでしょうから。
淡々と攻める、セオリー通りに攻める、そして勝つ。
井上選手の底力の強さを、この試合でまざまざと見せつけられた気がします。
■強い選手を見て気づいたこと
THE WORLDも終わって、ふと一人で投げていた時のことです。
井上選手の動画がダーツライブの筐体の画面に映っていました。
そこで気づいたのは、そういえば肘があまり動かないな、ということです。
上手な人と下手な人の差が、何となくここにあるような気がしました。
最近の上位選手、特に海外選手の多いTHE WORLDを見ていると顕著です。
肩から肘のラインはあまり上下することなく、肘から先を動かしている選手が多いです。
ただ、肘から先を動かしている、というのはちょっと語弊がありそうです。
最近ずっと考えていたのですが、たぶんこうだろうという気付きがありました。
それは次回以降のエントリで。
ここ最近不調続きで、なかなかブログの更新ができませんでした。
なんだかんだでもダーツは投げてるし、動画も見ています。
それでも調子が悪すぎてモチベーションが下がっていました。
1ヶ月ぶりの更新ですが、見に来てくださってありがとうございました。
これからもぼちぼち続けてまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。