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6月, 2014の投稿を表示しています

氷水をかぶる人たちとそれに怒る人たちへ

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 ブログもTwitterもおかげさまで炎上したことがない平和主義者でございます。 氷水をかぶるか100ドル寄付するかを選択し、終わったら次の3人を指名するという 何やら香ばしい遊びがここ最近流行っているようです。 また、これに対して怒りや呆れを表明する人も結構見かけます。 私はFacebookだけでmixiやらLINEやらをやってはいません。 とりあえずFacebookでは比較的流れてくるなあとのんびり見ております。 これはただのチェーンメールです。 大昔に流行っていたことが、また歴史を繰り返す、ただそれだけのことです。 なので、言われるがままに氷水をかぶったり寄付をする人は滑稽です。 その人たちを批判したり大上段からこの程度のことに目くじらを立てるのも滑稽です。 こういうものはスルーしてなんぼです。 スルースキルのない人が、ダーツ業界には多いのかなと思ったりしました。 何せ、私の周りでこの話題を出すのはダーツクラスタだけでしたから。 ネットリテラシーがもっと高くなってくれるといいですね。 どうやらほとぼりが冷めたようで、今は流れてこないみたいですが。 こちらからは以上です。

抜くようにリリース?

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 長らくご無沙汰しておりました、仕事が忙しかったり風邪を引いていたりラジバンダリ。 ネタは若干ストックしてありますが、あまり練られてないかもしれません。 ちょっとここは踏ん張りどころですね。 今回はリリースの話です。 よく「抜くようにリリースしてるんだよねオレ」みたいなことをいう人がいますね。 この言葉を突き詰めていくと見えてくるものがあると思いました。 というのも、最近の自分の好調な時は、この若干すっぽ抜けリリースが多いのです。 体から近いか遠いかで、力の伝わり方は大きく異なります。 当然ながら体に近いところに作用点がある方が、力はより大きく伝わることとなります。 これは、筋肉が最も収縮している状態からの方が力を発揮できるからです。 逆に作用点が遠ければ、筋肉の収縮が弱い状態から作用させることとなります。 すなわち筋肉がある程度伸長している状態になるので、力はあまり発揮できません。 リリースが体に近いほうが無理なく力を乗せられる、というのはこのためだと思います。 ただし、リリースが近ければいいということでもなさそうです。 これは力を伝える瞬間に、人体の構造上力を伝えられる形になっているかが重要です。 この辺はASUKAダーツの五十嵐さんの 「ビンタの法則」 を読んでもらいたいです。 手首はリリースの瞬間、すなわち力を伝える瞬間に返っていてはいけません。 力を伝える瞬間は手首が粘っていて、初めて効率よく力が伝わるのだと思います。 リリースが近く、手首が粘っている、これが最も理想的なのかもしれません。 さて、すっぽ抜けリリースの「すっぽ抜け」とはどのようなものでしょう。 リリースにおいて、すっぽ抜け、というのはありえません。 なぜなら、すっぽ抜けてしまえば指とダーツは接地せず、力を伝えられないからです。 力は物理学上、というか力学上必ず接地していなければ伝わりません。 なので、「すっぽ抜け」というのは実はすっぽ抜けておらず、あまりにもリリースが 早くて、まるで感覚的に「すっぽ抜け」ているように思われるのでしょう。 この「すっぽ抜け」の瞬間、リリースは体に近く、さらに手首が粘っている状態です。 つまり、抜くようにリリースしているときは、とても理想的な状態で力を...

エアダーツ!

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 梅雨に入って土砂降りが続いたかと思えば、また暑くなってますね。 明日6月15日の日曜日に、 第1回エクストリームエアダーツ選手権 が開催されるそうです。 最初は何なんだろうと思っていたのですが、動画を見て大笑いしました。 これを考えた人、天才です。 スポンサーもエスダーツさんやダーツライブさんが加わっているようです。 今はどれくらい注目されているのでしょうか。 もっともっと宣伝してもいい気がします。 ダーツの裾野を広げるために、こういうちょっと変わった取り組みをすることも とても大事なことだと思います。 ダーツの魅力が、このエアダーツにもきちんとあると感じました。 大事な場面の3投を決めてガッツポーズなんて、みんなやってみたいじゃないですか。 この大会が成功をおさめることを心より祈っております。 中継とかやらないんですかね。そのあたりはこれからに期待でしょうか。

型にはめることの矛盾

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 先週は家庭内で、今週は仕事で忙しくてなかなかダーツを投げられません。 ここ最近ぼちぼち調子が良く、安定して投げられている感じがしています。 ただ、これまで作っていた決まりごとを若干無視していたりもします。 フォロースルーをチョップにしたり、リリースを早くしたり、などです。 残念ながら型にはめようとすればするほど、入らなくなりました。 ダーツを飛ばしてターゲットに刺す。 そのために必要だと感じたのは、トップを作ってしっかり力を乗せることです。 そのために手が変な形になっても、それは仕方ないのかもと割り切りました。 たぶん端から見ると綺麗とは言えないフォームで、それなりに投げられています。 結局ダーツにとって大事なのは、いかに力を矢に伝えられるか、です。 ASUKAダーツの五十嵐さんが言っていること に、自然とたどり着きました。 決めごとを作り、それに当てはめるように投げている理由は何なのでしょう。 これまでの成功体験や理論から導き出される自分が理想とするフォームを目指し、 それを再現するために作られたものかと思います。 つまり、最終的には結果が伴っていないといけないはずです。 私が感じたのはこの手段が目的になってしまっているのではないかという矛盾でした。 私は綺麗なフォームを作るために投げているのではありません。 ダーツを飛ばしてターゲットに刺す、これが一番大事なはずです。 なんとなく入ってしまうのであれば、どうして入るのかをそこから分析して、 それを型として取り込んだほうが早いのかもしれません。 決めごとは自分の中から出てくるものであって、当てはめるものではありません。 ということをここ最近よく考えています。 本当はきちんと型にはまった投げ方をしているのがいいと思うのですが。 もう少し悩んで、また気付いたら改めてエントリを書いてみたいと思います。

野毛選手の安定感が光る - JAPAN 2014 第5戦 広島 -

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 先週は子供たちが次々と体調を崩して嫁さんまで移り、残る私は戦々恐々でした。 6月8日に広島でJAPANが開催されました。 今回のフォーマットは01がファットブルです。 やはりファットブルの方がソフトダーツという感じがしますね。 今回の入替戦は16人中7人が上がってくるという結果になりました。 半数近くが入れ替わるのは比較的珍しいのではないかと思ったりします。 きちんと統計を取れというお叱りは甘んじてお受けします。 さて、入替戦は大崎選手と星野選手の一戦を見ました。 星野選手のフォームを見ましたが、もはやかつてのテンポのよさは見る影もありません。 ただ、前とは違うリズムで投げており、一頃に比べて良いのではないかとも思います。 それでも力を伝えきれずに下に落ちるダーツが何本もありました。 苦しい道の半ばなのだなと思います。本当に頑張って欲しいです。 ベスト16の試合では勝見選手とパク選手の試合が面白かったです。 パク選手は決して不調ではなかったと思います。 なのにストレート負けという結果は、勝見選手がいかに充実していたかを語っています。 この試合の勝見選手はトップの作り方が完璧でした。 テイクバックがまっすぐ引くものでなくても、きちんと入るのだという証左ですね。 連続ナインマークはやはり痺れます。 なぜこのままの勢いで上ってこれなかったというと、藤井選手が強かったからでしょう。 ベスト8で藤井選手は勝見選手を下し、ベスト4に入りました。 その藤井選手と当たったのが野毛選手です。 野毛選手は大崎選手を手堅いダーツで抑えて勝ち上がっていました。 この二人の試合はこの日のベストバウトの一つかもしれません。 藤井選手は私がフォーム構築に非常に参考とさせてもらった選手です。 個人的にちょっとファンなので応援していました。 しかし野毛選手は強い。本当に強い。 何が強いといえば動じないところでしょうか、入れられても入らなくても動じない。 本当に安定してダーツをターゲットに放り込んできます。 リリースもブレず、無理なくダーツに力を伝えていてほれぼれします。 フルレグの末コークを取った野毛選手は勢いを落とすことなく試合を制して...