ピーター・ライトからメンサー・スルホビックへ
こんばんは、 @hrgr_Kta です。
せっかくなのでもう少し書き足してみようかと思います。
タイトルは何のことはない、自分の投げ方に対する意識が変わったよという意味です。イメージしていた選手が変わったというか、気づいたらそうなっていたという話です。
せっかくなのでもう少し書き足してみようかと思います。
タイトルは何のことはない、自分の投げ方に対する意識が変わったよという意味です。イメージしていた選手が変わったというか、気づいたらそうなっていたという話です。
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https://www.sportvideos.tv/mensur-suljovic-wins-with-massive-161-bull-finish/ より |
ピーター・ライトはかっこよかった
そう、今回のWorld Darts Championshipはすごかったわけですよ。ピーター・ライトが並み居る強豪を押しのけ、決勝ではマイケル・ヴァン・ガーウェンを寄せ付けることなくレグを取り続け、ついに悲願の初優勝を果たしたわけです。The Ninjaこと日本の浅田斉吾選手も退けられましたが、こちらはこちらで快進撃で素晴らしかった。今回のWorld Darts Championshipだけでもっと記事を書けるのですが、まあそれはまた別の機会に。
というわけでピーター・ライトはとても強かったわけですが、何しろ彼は昨年に一度、あのフィル・テイラーを真似ようとしていたらしいのです。実際真似てましたし、そのときはかなり強かったと思います。何よりPDCのトッププレイヤーでありながら、まだ強くなろうと誰かの真似をする、ということに大変感銘を受け、ますます好きになったのであります。
で、なんとなくピーター・ライトのイメージが自分の頭の中で膨らんで、それが自然とフォームに反映されていくわけです。気分はスネークバイトです。頭はモヒカンです。
秒で師に否定されました
新型コロナウィルスが蔓延する前、久々に自分のフォームを師に見てもらったわけです。きれい目のピーター・ライトの投げ方を見てくれと。何度かスローした後、師に言われました。
「hrgr_Ktaさん、きれいに投げようとしても入らないですよ」
ですよねー。すぐにやめました。
とりあえず師に言われるまでに自分が考えていたこと、トライしようとしていたこと、そしてそれが案外間違っていなさそうだということは、これはこれでまた記事を書けたりするわけですが、これもまあまた別の機会に。
家投げを繰り返しているうちに出てきたメンサー
ああでもないこうでもない、と試行錯誤しながら家投げをする日々が続いたわけですが、なかなか思うように飛んでくれないわけです。それでも体重移動しながらトップを作ってなげるということは大事だろうと。あとはちゃんとダーツを逃してあげられるかだと。そして手首がきいてないと力は乗らないぞと。あれこれ考えながら投げているうちに、ふと気づいたわけです。
あれ、メンサーっぽい。
PDCのトッププレイヤーのひとり、メンサー・スルホビックという選手はそのルーティンがちょっと変わっていて、鉛筆を持つようにダーツを立てながら指でくるくるくるくる回し、その後セットアップせずに流れるように伸筋をがっつり使って投げる、というタイプの選手です。
自分の投げ方がここに寄っていることに気づいたんです。え、なんで。別に好きじゃない。
こんな感じなんですが。師に言われた投げ方からかけ離れちゃったんですよ。どうしよう。でも入る。しかもそんなに無理してるわけじゃない。
左回転もかからない、尺屈もあんまりできてない、でもきれいに投げる気もない。という状況でどうやったらダーツをしっかり飛ばせるかを考えていたら自然とこうなっていました。とりあえずメンサーでがんばることにします。別に好きじゃないけど。