力のベクトルを意識する

こんばんは、@hrgr_Ktaです。
今週公開したと思ってた記事が実は下書きのままだったと知ってしょんぼりです。

以前、矢角とかラインなんてどうでもいい、力のベクトルが大事なんだと書きました。
こんな記事あんな記事がありまして、前者は特に多く読まれております。
ありがたいことですが、ここからさらに進まないといけないと思っております。


以下はいつものように私の仮説です。

結局力のベクトルが大事だということには変わりありません。
ただ、その力のベクトルを実際に意識し、そして実現できているでしょうか。
それができないから、私は未だに弱小なのだと思います……。

ダーツはテイクバックとリリースの間の短い時間で決まると思います。
もちろん予備動作が作用することは基礎運動学上関わってくるのでしょう。
しかしあくまでトップを作るテイクバックと力を加え終えるリリースまでが重要です。

特にリリース時にダーツの飛ぶ向きや速度が決まります。
このリリースのタイミングで力の向きや大きさがどうなっているかが問題となり、
リリース時の力のベクトルが的確かどうかが最重要となります。

そしてリリース時の力のベクトルを意識できるかどうかが鍵になるのではと思います。
文字に起こすと簡単そうですが、実際はとても難しいですよね。
ただ、上手な人たちは、みなさんこのベクトルを意識できているのでしょう。

意識した力のベクトルを実現するのではなく、実現させた力のベクトルをどのように
再現し続けるかが重要になると思います。
なので、アップで得るべきなのはリリース時の力のベクトルです。
どの向きにどの大きさで投げると入るのかを、常に観察することだと思います。

ダーツがターゲットの下に刺さるのであれば、力を大きくしてみてもいいでしょう。
もちろん力の向きを少し上げて投げるといいのかもしれません。
ダーツのフォームありきではなく、力のベクトルにフォームを合わせることです。

力の大きさはトップの作り方で決まると思います。
トップが作れる人は概ね問題ないのでないかと。
向きは手さばきによるので、ここはフォームの工夫が必要なのでしょう。

力のベクトルを正しく意識してるのにもかかわらず左右にブレる場合は、
詳細にフォームの構成を考える必要があるのかもしれません。
上下にブレる場合は左右より楽に調整できそうですね。

というわけで、まずはリリース時の力のベクトルを感じ、それを再現できるよう
常に意識して投げられるかどうか、試してみるとよさそうです。
そして、私はそれを試していこうかと思います。

意識したものを再現できるかは、次のエントリでまた少し書きたいと思います。

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