投稿

7月, 2014の投稿を表示しています

橈骨神経麻痺を回避するために必要なこと

イメージ
こんばんは、@hrgr_Ktaです。 1年も半分を過ぎたというのに目標に届かないもどかしい日々が続いております。 さて、前回は 橈骨神経麻痺からグリップイップスになったよ 、という話をしました。 というわけで、次に私がすべきことは、橈骨神経麻痺を回避するためには何をすべきか、 自分のフォームを分析するということです。 フォームと言っても主に腕をメインに考えるだけになります。 前回も話したように、手根伸筋が痛いようです。 使いすぎて機能しなくなってしまっているのではないかと思います。 橈骨神経に影響を及ぼしているのであれば、この疲労は避けなければなりません。 腕橈骨筋が痛いようにも思えますが、ここは解剖学をもっと勉強しないといけないです。 もしくは週末にカイロで先生に聞いてみようかと思います。 ■原因を究明する 自分のフォームにおいて、何をした際にこの部位が痛むのかを調べてみました。 テイクバック、フォロースルー、この動作をする中でどのタイミングで痛むのか。 フォロースルーの最後でした。 フォロースルーの最後、手首が思い切り掌屈ないし尺屈するところで痛みが走ります。 私は手首が柔らかく、掌屈や背屈、橈屈や尺屈が人よりきつい角度までできる方です。 しかし、その柔らかさが仇となっていたのかもしれないなと思えてきました。 つまり、フォロースルーの際に手が反動で過度に掌屈ないし尺屈してしまうことにより、 その手を逆側へ元に戻さなければ(行き過ぎると痛めてしまうので)という反応から、 背屈ないし橈屈のための筋肉が機能してしまうのです。 背屈も橈屈も、3つの手根伸筋が関係してきます。 なんで長橈側手根伸筋だけ図が大きいのかはスルーしてください。 とりあえずこのへんの手根伸筋を使うことで、橈骨神経に悪影響が出ているようです。 ■回避ないし低減の方法を探る となると、手根伸筋を過度に使わないフォームにしなくてはなりません。 先程も書いたように、手首を過度に掌屈などしてしまうので手根伸筋が痛むのです。 ということは、過度な掌屈を避けなければなりません。 どんな方法があるのだろう…あ。 手首を曲げなければ、まっすぐ出せば、いいじゃない。 というわけで、掌屈や尺屈をやめる...

橈骨神経麻痺から来るグリップイップス

イメージ
こんばんは、@hrgr_Ktaです。 土日は暑かったですが、昨日から少し暑さも和らいで比較的生き延びやすくなりました。 ここ最近考え事をすることが多く、書きたいこともまた溜まってきました。 大会も既に2回3回とあるのにレビュー的なものができてません。 時間を見て書いていきたいと思います。 考え事をするということは、悩んでいるということです。 私の今の悩みは、タイトルの通り、橈骨神経麻痺によるグリップイップスです。 先週のことです。 最初は、あれ、親指に力が入らない、言うことを聞いてくれないな、という感じでした。 そのうち投げている最中に親指がぴくっと反応してしっかりダーツを握れなくなります。 これはいけない、何がいけない?と思って体中を探っていたら、原因がつかめました。 腕橈骨筋がパンパンに張っている…。 ここをマッサージしてごまかしながら投げ、何とかその日は練習を終わらせました。 ごまかしながらと言っても結局は普通の投げ方はできません。 腕橈骨筋と関係する神経は橈骨神経です。 筋肉の使いすぎによる絞扼などで橈骨神経が麻痺したのではないかと考えます。 そもそも何で使いすぎたかというところも考えましたが、詳しくは次の機会にします。 その後、某I氏にこの件を話してみたところ、 「腕橈骨筋じゃなくて手根伸筋の使いすぎでは?」 と言われたので早速調べてみました。 これは長橈側手根伸筋です。手根伸筋だけで3つくらいあります。 確かにこの辺がかなり痛んでいるという感じでした。 正直どちらが痛んでいるのかわかりませんが、いずれにせよ橈骨神経に関係します。 とりあえず筋疲労には湿布を貼って対処をしました。 本当はカイロに行きたかったのですが、ちょっと時間がなかったので応急処置です。 神経麻痺については、何となく家にあったピップエレキバンを貼ってみました。 これが効くかどうかはわかりませんが、プラセボ効果は期待できるかなと。 結果として、3日くらいで投げられるくらいまで回復しました。とりあえず安心です。 さて、イップスの原因が明確にわかり、対処法もかなり具体的に考えられます。 人から言われるのではなく、自分でこうであると認識できたのは大きな収穫でした。 というわけで、次は橈骨神経麻痺を回避するため...

投げる準備はできてますか?

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 自分で言っておいて なんですが、まさかのホームショップ難民です。 周囲を見ていてよく感じるのは、お店にやってきてすぐ投げ始める人への違和感です。 駆けつけ一杯的な勢いでいきなりオンライン対戦とかやってしまう人なんかもいますね。 カウントアップならまだマシですが、それでも私にとっては違和感がたっぷりです。 あなたのその体、投げるように準備されてますか。 ダーツもスポーツのひとつです。 体を動かす以上、準備運動というものがとても大事になってくると思います。 特にストレッチをして体のいくつもの筋肉を伸ばすことが重要になるでしょう。 下半身は安定していますか。 アキレス腱やハムストリングスが硬くなって体重移動しにくくなってませんか。 膝だって悲鳴を上げる時があります。関節くるくる回してますか。 腰はまさに体の要です。 腰回りの筋肉を前後左右伸ばしてあげてますか。 背中がこわばってると姿勢が悪くなったりしますが大丈夫ですか。 利き腕がパンパンに張っていたりしてると投げにくいと思いますが大丈夫ですか。 上腕二頭筋が 過緊張 を起こして曲げにくくなっていたりしませんか。 中指が突っ張る感じがあれば、伸筋群のストレッチをしてみてはいかがですか。 屈筋群もストレッチしておくとバランスが取れていいと思いますよ。 ダーツは体の片側に体重をかけるスポーツです。 その結果、体の歪みが生じてしまいます。 その歪みを取るように、バランスをとるための運動を心がけていますか。 名称を忘れてしまいましたが、腰から上を左右に腕を振るように回すといいみたいです。 ストレッチに30分くらい時間をかけてもいいと思います。 せめて10分は体のチェックをしてあげるといいのではないでしょうか。 自分の体が今どういう状態かを確認しなければ、失投の分析もできないと思います。 筋肉に相談 ですよ、筋肉に。 ストレッチを必ず行うことを、おすすめしたいと思います。

解剖学的肢位とダーツ

イメージ
こんばんは、@hrgr_Ktaです。 眠いです、もうキーボードに顔面がくっつきそうです。 先日カイロに行ってきました。 子供の抱っこなどで右腕がパンパンに張ってしまっていたためほぐしてもらいました。 ちょうど肩の位置についてあれこれ悩んでいたので、先生に聞いてみたのです。 私「先生、肩軸ってわかります?」 先生「…知らないですね」 私「どうやら体を真横にして投げるといいみたいなんです」 先生「ああ、もしかすると肩甲骨の角度に合わせるといいのかもしれないですね」 私「肩甲骨の角度?」 先生「肩甲骨の肩甲棘と烏口突起を結んだ方向に腕を伸ばすといいのかもしれないです」 私「その心は?」 先生「肩甲骨は肋骨に沿ってくっついてるので真横には向いていないんです」 私「少し斜め前っぽいんですかね?」 先生「そうですね、そのくらいが 解剖学的肢位 になると思います」 私「かいぼうがくてきしい?」 という会話ができるこの先生が大好きです。 ちなみに肩甲骨の突起の話は、ちょっと名前を間違えているかもしれません。 私の勉強不足できちんと覚えていないだけです、間違えていたらすみません。 解剖学的肢位とは何でしょう。 Google先生に尋ねてみてもなかなかいい答えが返ってきません。 とりあえず自然に直立して、バランスを保てる状態のことを言うようです。 画像検索 してみると、たくさん出てくるので見てみてください。 それは裏を返せば少しでもいずれかの角度が変わると重心が傾き直立できない、 という姿勢のことでもあります。 ちなみに自然に直立した際に最も筋肉を使わない状態だとも言うことができそうです。 腕が伸びる方向も解剖学的肢位という考え方を取り入れてみると、筋肉が一番無駄に 使われていない状態、すなわち上で先生が言っていた肩甲骨の角度と同じ方向が、 最も合理的な方向なのではないかと思われます。 ここ2週間考えながら投げていたフォームと、この解剖学的肢位を考慮した腕の伸ばし方。 先生に鏡の前でレクチャーをしてもらった結果、全く同じ形だったのが嬉しかったです。 完全に真横ではない、ただほとんど前も向いていない状態です。 間違ってよかった、というのが正直なところでした。 先生は真横であることもいいのかもしれないと言...

ワンチャンスを落とすために必要なこと

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 大舞台でワンチャンスをものにしてガッツポーズとかやってみたいです。 さて、そんなワンチャンスは諦めずにいると案外巡ってくるものだったりします。 一方的な試合はそこまで多くはなく、どこかで踏ん張っているといつしか状況を 逆転するためのチャンスが巡ってきたりするものです。 問題はそこでチャンスをモノにできるかどうかでしょう。 どんなに削り続けても最後のフィニッシュで失敗しては元も子もありません。 どんなにナインマークを連発して加点してもカットで失敗しては意味がありません。 絶対に落としてはいけないたった一回のチャンスは、絶対モノにしたいところです。 とはいえ、大事な局面で失投してすべてを水泡に帰す経験をした人は結構いるはず。 どうしてここ一番で投げられなくなるのでしょうね。 経験のなさから来る緊張でしょうか。 場馴れしている人でも失投する人はいますね。 いずれの場合も「こうすれば大丈夫」という指標がないように思えます。 結局自分がこう投げれば間違いない、というフォームを形作っているかだと思います。 ここ一番で、自分が自身を持って投げられる状態にしていなければ、 せっかく巡ってきたチャンスもふいにしてしまうでしょう。 つまり、普段から「何となく」投げてしまっている人ほど、危ういのだと思います。 無意識に落としこむことも大事ですが、それは何も考えていないのとは違います。 きちんと考えて投げる、自分の武器を確立する、いつでも発動できるように無意識に 落としこんでいく、という一連の流れを実践してみるといいかもしれません。 そうすれば、いざという時にも臆することなく投げられると思います。

トップを丁寧に作る

イメージ
こんばんは、@hrgr_Ktaです。 家族がここ数ヶ月で一番体調が良さそうな中、私はここ数ヶ月で最も調子が悪いです。 最近肩軸というものを意識して投げるようにしています。 体重移動のエネルギーを伝えるために重要ということで、実践中です。 もう少しでものにできそうなので、できたらまた書いてみたいと思います。 そんな中、たまたま発見したのが、トップの作り方です。 今さらトップの作り方に発見も何もないのですが。 とはいえ自分の中で気付いたことがあったので書いていこうかと思います。 トップは切り返しのタイミングです。 詳しくは ASUKAのブログ(「トップ」) より引用します。 トップとは運動の「切り変わり点」の事でダーツで言えば「内向きの運動(テイクバック)から外向きの運動(フォロー)に切り変わる点」の事です。解剖学的に言えば「屈筋から伸筋に切り替わる点」の事で身体内部では神経も切り変わっているのです。 このトップが作れなければ、ダーツは効率よく力を受けずいまいち飛びません。 トップが作れるか否かが、ダーツの最重要課題になると考えます。 初心者にありがちなのは、スイングが異常に速いということです。 テイクバックからフォローに切り替わるタイミングが速すぎて、トップが作れず、 ダーツが失速して下に刺さってしまうということがよく見られます。 トップを作るためにまずは運動の切り替わりを体感しないといけないと思います。 スイングの速い人は、この運動の切り替わりを体感できていないかもしれません。 切り替わりを体感してみて、その瞬間に力が伝わるのがわかるのではないでしょうか。 多くのトッププロは、このトップがしっかり作れています。 特に山本信博選手は、トップを非常に意識してるフォームかと思います。 切り替わりのタイミング、若干静止している感じがします。 この動画だとちょっと速いかもしれないですが、丁寧に投げているときは止まっている ように感じられることがあります。 トップを作ってきちんと力を伝えてるな、というのがよくわかる選手です。 スイングが速い人は、まずそのスイングをゆったりにしてみましょう。 自分のスイングがわからない人は、まず自分の動画を撮ってみましょう。 みなさんが思っている以上に、スイング速いか...

リアクションと集中

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 ようやく風邪も治り、家族全員比較的いい調子でおります。 みなさんはダーツを投げている間、リアクションしてますか? 投げる前、投げた後、待っている間、その時々でリアクションする人がいます。 私も例にもれずリアクションが多い人間です。結構多い気がします。 例えば投げた後に失敗したらそれを思い切り体で表現する人。 もしくは声に出して「あれ?」「マジか」などと表情にまで出して言葉にする人。 待っている間にさっきの失敗を引きずってひたすら素振りをする人。 こういうことをしている時、本当にゲームに集中しているのか怪しいなと思います。 失敗でも成功でも、直前に投げたダーツに固執しているだけでしょう。 もしかするとナルシスティックにそのリアクションをしているだけかもしれません 失敗したなら次はどう立て直す、成功したなら継続するための鍵を探す。 そうして次の3投、さらに次の3投、そして試合の全体観を考える。 ゲームに集中する事が重要なのだと思います。 投げる、ダーツを抜く、戻る、目をつぶる、スローラインに立つ、そしてまた投げる。 例えば山田勇樹選手のルーチンはそんな感じです。 表情に出すこともありますが、ほとんど静かだと思います。 いいダーツがあれば納得して、そのまま戻って次を待つ。 大きなリアクションをすることなく、淡々と試合に臨むことが大事なのだと思います。 これが集中力の上昇につながるのだろうなと、今は考えています。 実際リアクションをやめてみると、次の3投が良かったりするので困ります。 自分の大げさなリアクションを恥じて、静かに構えている今日この頃です。

ダーツライブの新しいテーマ「LIVE STATS」

イメージ
こんばんは、@hrgr_Ktaです。 土日に熱出して寝込みかけましたが何とか復活して社会に出ております。 ダーツライブがまた新しいテーマを作ったようですよ。 その名も 「LIVE STATS」 だそうです。今日からとのこと。 Appテーマということで、1投ごとに動きがあるようです。 このテーマはわかりやすく、スタッツがリアルタイムで上下するみたいです。 調子が悪いときはもう公開処刑状態ですね。 数字を意識しすぎてダーツの投げ方が崩れてしまう人には不向きです。 ある程度フォームが固まって数字を追いかけたい人には持ってこいですね。 最近テーマに興味が薄れていましたが、こういう仕掛けは好きですね。 アニメとのコラボレーションなど、ダーツライブはいろいろと工夫しています。 ダーツの人口を増やすには、こういう努力がとても大事だと思います。 それにしても、ライブテーマはコラボレーションをもっと進めればいいのにと思います。 その辺は権利関係が煩雑で難しいのかもしれませんが、ニーズは高いと思うんです。 とりあえずそのあたりも今後に期待しましょうか。 LIVE STATS、近々試してみようかなと思います。