橈骨神経麻痺を回避するために必要なこと

こんばんは、@hrgr_Ktaです。
1年も半分を過ぎたというのに目標に届かないもどかしい日々が続いております。

さて、前回は橈骨神経麻痺からグリップイップスになったよ、という話をしました。
というわけで、次に私がすべきことは、橈骨神経麻痺を回避するためには何をすべきか、
自分のフォームを分析するということです。
フォームと言っても主に腕をメインに考えるだけになります。

前回も話したように、手根伸筋が痛いようです。
使いすぎて機能しなくなってしまっているのではないかと思います。
橈骨神経に影響を及ぼしているのであれば、この疲労は避けなければなりません。
腕橈骨筋が痛いようにも思えますが、ここは解剖学をもっと勉強しないといけないです。
もしくは週末にカイロで先生に聞いてみようかと思います。

■原因を究明する


自分のフォームにおいて、何をした際にこの部位が痛むのかを調べてみました。
テイクバック、フォロースルー、この動作をする中でどのタイミングで痛むのか。

フォロースルーの最後でした。

フォロースルーの最後、手首が思い切り掌屈ないし尺屈するところで痛みが走ります。
私は手首が柔らかく、掌屈や背屈、橈屈や尺屈が人よりきつい角度までできる方です。
しかし、その柔らかさが仇となっていたのかもしれないなと思えてきました。

つまり、フォロースルーの際に手が反動で過度に掌屈ないし尺屈してしまうことにより、
その手を逆側へ元に戻さなければ(行き過ぎると痛めてしまうので)という反応から、
背屈ないし橈屈のための筋肉が機能してしまうのです。

背屈も橈屈も、3つの手根伸筋が関係してきます。
なんで長橈側手根伸筋だけ図が大きいのかはスルーしてください。
とりあえずこのへんの手根伸筋を使うことで、橈骨神経に悪影響が出ているようです。

■回避ないし低減の方法を探る


となると、手根伸筋を過度に使わないフォームにしなくてはなりません。
先程も書いたように、手首を過度に掌屈などしてしまうので手根伸筋が痛むのです。
ということは、過度な掌屈を避けなければなりません。

どんな方法があるのだろう…あ。

手首を曲げなければ、まっすぐ出せば、いいじゃない。

というわけで、掌屈や尺屈をやめることにしました。
つまりチョップによるフォロースルーもほとんどなしという感じです。

ちなみに、手根伸筋は背屈をするために使う筋肉です。
セットアップやテイクバックの際、過度に背屈をするとこの筋肉を疲労させます。
ダーツが上に向きすぎてる場合なんか要注意ですね。

となるとダーツをグリップした際、手首はなるべくまっすぐでなければなりません。

つまりダーツを持った後の手首はセットアップ、テイクバック、フォロースルーで
ずっとまっすぐであり続ければいいということになります。

そこまで意識してると柔軟性が削がれて力が伝わらないのではという懸念もありますが、
固めるというよりは手首をくねくねさせないよう努めるというのがポイントでしょうか。

■実際にやってみる


というわけで手首を意識しながら投げたらどうなるか、という練習を先日してきました。
結果としては何ら問題なく投げることができ、さらに長時間投げていて手根伸筋の疲労も
なく終われたという形になりました。

力が強すぎる、特に前腕をつい振ってしまうと負担がかかります。
いかに前腕を使わずに飛ばせるかが大事なのだなと改めて思った次第です。
結局はトップを作ってきちんと効率よくダーツに力を伝えられるかなのですね。


まだ始めたばかりでうまくいくかは未知数ですが、橈骨神経麻痺の回避はできますので、
グリップイップスになりにくいフォームだろうなという感覚はあります。
継続してみてどうなるか、またここで書いてみたいと思います。

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