「力」と「エネルギー」

こんばんは、@hrgr_Ktaです。
何度も言います、年度末進行です(更新頻度が少ないことの言い訳)。

今日はなんとなく昔とった杵柄で、物理的な話をしようかと思います。

みなさんダーツに触れていく中で、「力」という言葉をよく耳にすると思います。
この「力」をどう解釈しているかというところが、結構違うように感じました。

「力」はベクトル、「エネルギー」はスカラーです。
「力」は方向を持っていますが、「エネルギー」には方向はありません。

ダーツに力を伝えて、の『力』は正確にいうと「力」ではなく「エネルギー」です。
ダーツに伝わる力は腕力によってもたらされる運動エネルギーか、はたまた
体全身の力をうまく利用してもたらされる運動エネルギーか、というところです。

初心者の人は大抵腕力に頼ってしまいます。
ですが上位者であればあるほど、腕力以外の力をエネルギーに変換して、
ダーツに伝えています。

ちなみに体が細い、小さい人は、腕力以外の力でエネルギーを作るのに苦労します。
なぜならエネルギーは質量が関係してくるからです。
身長が高い、体重が重い人は、少ない体重移動で運動エネルギーを作り出せます。

ダーツに何らかの形で「エネルギー」を伝えることは容易だと思います。
問題なのは、どの方向に物体を飛ばすかで、これは「力」の話になってきます。
そして、『トップ』という概念は「力」をどの方向で、どの大きさで加えるのか、
ということと密接に関係してくると思います。

書いていてややこしくなってきましたので、この辺にしておきます。
見切り発車で書いてみましたが、何か参考になれば幸いです。
だから何やねん、というお叱りは受けます。

とりあえずみなさん、ホワイトデーのお返しでも買いに行きましょう。
ダーツはその後で。

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