Mighty Mikeの驚異的な決定力 - PDC World Darts Championship Quarter Final
こんばんは、@hrgr_Ktaです。
子どもたちがギャン泣きする土日はなかなか休めないもので月曜が大変です。
さて、今回は何となく見てみた試合について書いてみようかと思います。
PDC World Darts Championshipの準々決勝、ガーウェン対ウェブスターです。
結果的には5-3でガーウェンの勝ちでした。
しかし内容的には圧倒的にガーウェンだったと思います。
スタッツは次のとおりです。
100+は圧倒的にガーウェンですが、ウェブスターも140+はかなり出しています。
ただ、180になりきれず、落とすことが多いウェブスターに対し、ガーウェンは
着々と180を出してきます。
それにしても最初の1セット目および2セット目はガーウェンが凄まじい勢いで
フィニッシュしていき、さらっと連取してしまいました。
特にフィニッシュ率の高さが異常です。
たぶん1セット目だけなら9割、2セット目まででも8割近いフィニッシュ率だったかと
思ってしまうくらい(たぶん近い数字です)、決定力が強かったです。
ハードであそこまでダブルを一撃で仕留められる人は今はそういない気がします。
12ダートアウトしてしまう時点でウェブスターは手も足も出ない状態です。
もうそのまま試合が決まってしまうのではないかと思ったほどです。
グルーピングという技術面でも、ガーウェンに対しウェブスターは劣っていたように
思いました。
1や5に外す本数は当然ウェブスターの方が多いのですが、それ以上に60から外れるときの
外し方がちょっと大きかったように思えます。
57へのカバー率もガーウェンの方が高いように感じました。
途中で精彩を欠く場面もありましたが、それでもウェブスターに勝ち目はないように
見えてしまい、ガーウェンの圧倒的な強さが際立つ試合内容でした。
144のHigh Finishはさすがです。
ガーウェンの試合をさかのぼって全部見てみたい気もしますが、この試合を見て、
もう全体的に圧倒的な強さを示していたんだろうなと思い、やめようと思います。
ウェブスターはトップの作り方がとてもきれいな選手だと思っており、
トップってこう作るんだよという参考資料になるだろうとも思っています。
ですが、グルーピングという点において何か今一つ欠けるような気がしており、
それがウェブスターにとって足りないものなのだろうと感じます。
そこがわかれば、自分の中でまた技術論が花開くような気がするのですが。
前腕の出力、なのでしょうか。
そんなに使っている気はしないのですが、過剰に伸びている気もします。
とりあえず、真似をするならガーウェンよりもウェブスターのほうがいい気がします。
どちらが強いかという話は置いといて。
子どもたちがギャン泣きする土日はなかなか休めないもので月曜が大変です。
さて、今回は何となく見てみた試合について書いてみようかと思います。
PDC World Darts Championshipの準々決勝、ガーウェン対ウェブスターです。
結果的には5-3でガーウェンの勝ちでした。
しかし内容的には圧倒的にガーウェンだったと思います。
スタッツは次のとおりです。
Michael van Gerwen | 5-3 | Mark Webster |
43 | 100+ | 27 |
16 | 140+ | 23 |
1 | 170+ | 2 |
9 | 180 | 4 |
98.86 | Average | 93.34 |
144 | High Finish | 102 |
4 | Breaks of Throw | 3 |
18/32 - 56.25% | Finishing - % | 13/25 - 52% |
100+は圧倒的にガーウェンですが、ウェブスターも140+はかなり出しています。
ただ、180になりきれず、落とすことが多いウェブスターに対し、ガーウェンは
着々と180を出してきます。
それにしても最初の1セット目および2セット目はガーウェンが凄まじい勢いで
フィニッシュしていき、さらっと連取してしまいました。
特にフィニッシュ率の高さが異常です。
たぶん1セット目だけなら9割、2セット目まででも8割近いフィニッシュ率だったかと
思ってしまうくらい(たぶん近い数字です)、決定力が強かったです。
ハードであそこまでダブルを一撃で仕留められる人は今はそういない気がします。
12ダートアウトしてしまう時点でウェブスターは手も足も出ない状態です。
もうそのまま試合が決まってしまうのではないかと思ったほどです。
グルーピングという技術面でも、ガーウェンに対しウェブスターは劣っていたように
思いました。
1や5に外す本数は当然ウェブスターの方が多いのですが、それ以上に60から外れるときの
外し方がちょっと大きかったように思えます。
57へのカバー率もガーウェンの方が高いように感じました。
途中で精彩を欠く場面もありましたが、それでもウェブスターに勝ち目はないように
見えてしまい、ガーウェンの圧倒的な強さが際立つ試合内容でした。
144のHigh Finishはさすがです。
ガーウェンの試合をさかのぼって全部見てみたい気もしますが、この試合を見て、
もう全体的に圧倒的な強さを示していたんだろうなと思い、やめようと思います。
ウェブスターはトップの作り方がとてもきれいな選手だと思っており、
トップってこう作るんだよという参考資料になるだろうとも思っています。
ですが、グルーピングという点において何か今一つ欠けるような気がしており、
それがウェブスターにとって足りないものなのだろうと感じます。
そこがわかれば、自分の中でまた技術論が花開くような気がするのですが。
前腕の出力、なのでしょうか。
そんなに使っている気はしないのですが、過剰に伸びている気もします。
とりあえず、真似をするならガーウェンよりもウェブスターのほうがいい気がします。
どちらが強いかという話は置いといて。