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フォームの再構築

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 明日から所用のため、また少し更新が滞るかもしれません。 自分が1年2年かけて構築してきたフォームが、もし間違っていたらどう思いますか? そして、そのフォームをいったん崩して一から構築し直さなければならないとしたら、 どのように感じますか? 私はダーツを始めて2年ほどで、このままだと上には行けないと思い、フォームの 再構築を始めました。 初めのうちはマイナーチェンジの繰り返しです。 肘の高さ、グリップ、投げるリズム、ちょっとずつ変えていきました。 ただこの時は手探りです。 何が正しいのかもわからずにただ何かを変えていた気がします。 自分なりの理論や経験則を交えたものなので、適当にやったつもりはありません。 とはいえ、今振り返ればかなり遠回りしてきたなという感じはします。 テイクバックの時にタメがないのは何かダメなんじゃないか。 後ろ足が力を放つ直線方向の後方に位置してないとダメなんじゃないか。 今でも生きている考えはきちんとあります。 ただ、安易な再構築をするのは少し疑問です。 特に、調子のいい人がさらに上に行くために、というのが一番ダメなのかもしれません。 そのような場合は往々にして、根拠のないフォーム改造になるからです。 まずは、なぜここまで調子よく投げてこられたのかを検証した方が良い気がします。 フォームの再構築はいばらの道です。 私は3年もかかってしまいました。 しかも本当に正しい理論に基づくフォームになったのはここ1年のような気がします。 つまり最初の2年はあまり実りの多い時間とは言えませんでした。 フォームを再構築するときは、正しい理論を持つ人に師事するのが一番です。 正しい理論とは何か、というのは自分にとってでいいと思います。 ただ、正しい理論は以前にも話したように、たくさんの種類があるとは思いません。 その見極めがかなり重要になってくると思います。 どうしてもダメだ、という時以外は再構築することをおすすめしません。 ただ、もしどうしてもしなくてはならなくなったら、頑張ってください。 トンネルは長いですが、必ず出口はあります。

レーティングが下の人と対戦すること

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 ようやく寒さも和らいで春の陽気が感じられます、生きた心地がします。 先日、友人とダーツを投げに行きました。 その友人はダーツを始めたばかりで、レーティングは3くらいです。 2人だけで行ったので、ひたすら2人で投げていました。 と言っても、どうしても実力に相当な差があるのは確かです。 まともに対戦などできるわけもありません。 どうしたら自分も相手も楽しめるのか、それを模索しながら投げていました。 カウントアップなどのプラクティスゲームはさほど問題ありません。 これは競うことが目的ではないからです。 でも、そのうち飽きてきます。 01ゲームはとりあえずハンデをつけてみました。 オートハンデだと向こうが削る数字が少なくなってしまってつまらなくなります。 なので、自分がハードモードにするという形でハンデをつけてみました。 結論だけ言えば、全くハンデになりませんでした…。 クリケット、これが一番厄介です。 オートハンデをつけたところで、さくさくっと終わってしまいます。 特にクリケットというゲームのルールや戦い方を知らないというのが大きいです。 なので、この時は事後に通信対戦を用いて戦い方を伝えてみました。 最終的に行き着いたのはパーティーゲーム。 SEVENTH HEAVENというゲームが一番盛り上がった気がします。 なぜなら、私もこのゲームを遊んだことがなかったからです。 ルールもよくわからず、模索しながら投げていました。 ジャックポットが出ては2人でワイワイしていた気がします。 気がつけばアレンジ力の差で豪快に勝ってしまったりしたのですが…。 上記のような感じでその日は終わりました。 振り返ってみると、やはりパーティーゲームは楽しかったです。 工夫すればより適切なハンデも付くような気がします。 クリケットはダメです、少しずつ慣れてもらわないといけないですが難しいです。 01も901対501のハンデ戦を行ったとして、いい勝負になる気がしません。 おそらく、対戦はレーティングが近い人たちとやってもらうのがいいのでしょう。 今回のような場合はプラクティスゲームとパーティーゲームで、楽しみつつも 練度を上げる感じがいいのかも...

長いトンネルを抜けて

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 いろんな方面であれこれ考えることがあって少し更新が滞ってしまいました。 そんな状況下で細々とダーツを投げております。 細々と言っても常に上を目指して投げております。 決して時間を無駄にすることのないよう、濃密な時間にしようと努力しています。 そんな状況を既に1年以上続けてますが、ようやく上に行けそうな感じになってきました。 まだ結果は出ていませんが、これまでとは違う手応えを感じているのです。 それは、このままの方向で努力していっていいんだなという安心感でもあります。 ダーツを始めてもう5年が経っています。 そのうち4年弱はレーティング10のあたりをずっとうろうろしています。 あまり下がりはしませんが、上がることもないのでもどかしいです。 その間何をしていたかと言えばフォームの改造やそのための理論構築でしょうか。 いろんな方から力を借り、どうすれば自分は上に行けるのだろうと模索しました。 回り道をしましたが、ようやく正しいルートにたどり着いたような気がします。 本当にまだ結果が出てないので気が早いだろという指摘は甘んじて受けます。 が、やはりここまで3年以上かかったので感慨深いものがあるのです。 ダーツをやめようとは思いませんでしたが、何度も心折れることがありましたから。 長くて暗いトンネルをずっと走り続けて、ようやく光が見え始めたかなと思います。 トンネルの外に出られたというのは、結果が出てからと言うことで。 またイップスが出るかもしれませんし。 継続は力だと思います。 ただ、その継続は正しい方向に向かっていなければ意味がありません。 とても難しいことだと思います。 1ヶ月でAフライトに上がってしまう才能豊かな人だけではないでしょう。 でも正しい方向で努力すれば、必ず追いつけると思います。 少なくともダーツは身体能力でその力の差が出る競技ではないと思うからです。 表現方法は人それぞれですが、根底にある理論はそんなに多くないと思います。 正しい理論を自分なりの表現方法に置き換えて解釈し、実践することが大事です。 変な表現、変な理論を聞いたなと思ったら、勇気を出して耳を貸さないことが肝要です。 トンネル、暗くて...

腰痛は大敵です

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 ここ最近熟睡できないのは、オリンピックではなく次男に叩き起こされるからです。 比較的最近ですが、ダーツを投げていてどうにも調子が悪いという日がありまして。 何度投げてもダーツに力が乗らず、目標より下に刺さってしまう状態です。 変に力を加えたくもないのですが、そうでもしないとまともに飛んでくれません。 別に腕が疲れているわけでもないしイップスのような症状も出ていませんでした。 何が悪いのだろうとしばらくわからず首を何度もかしげていました。 体全体でどこに違和感があるのだろうかと考え、あちこちチェックしたところ、 そういえば腰の左側が痛いな、ということに気付きました。 私は元々腰痛持ちで、というより若くして椎間板ヘルニア持ちになってしまったので、 腰が痛いことが日常的だったりします。 ただ、この日は特に左側が張っていて硬くなっている感じでした。 投げている合間に入念にストレッチを行った結果、普段の飛びが戻ってくれました。 原因は腰痛だった、という結論になります。たぶん。 腰は体の中心、体全体の要です。 ここが痛かったりガチガチに硬くなってしまったりした場合、下半身の力が伝わらず、 腰のあたりで止まってしまい、使えなくなってしまう気がします。 そもそも体重移動するにしても腰が硬くなってしまっては動きが鈍くなってしまいます。 こういう話はあまり若い人には関係ないのかもしれないなあと、書いていて思いました。 寄る年波には勝てません……。 とにかく、体が柔らかい人には無縁の話ですし、柔らかければ柔らかいほどダーツに 力を伝えやすく、無駄な力を使わずに済むのだろうと思います。 というわけで、ストレッチは大事です、できるところはくまなく入念にやりましょう。 と、自戒の念を込めるのでした。

筋肉と相談

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 CRICKET COUNT-UPの記録をJAPANに入れそうな勢いで更新しました、入りませんが。 そんな先日のダーツが好調だったので、何でかなと考えてみました。 一度調子を落としてから再度調整して復調させたことが大きいように思います。 その際に心がけたことの一つとして、投げ急ぐのをやめたというのがありました。 前腕の出力を抑えて体全体で投げる、ということをここ最近の目標にしています。 投げ急いでしまうと、体勢の準備が整わないまま、無理矢理投げる形になります。 その際は必ずと言っていいほど、腕を伸ばして何とか届かせようという意識が 強くなりすぎて、前腕を使いすぎてしまいます。 下半身は?上半身は?セットアップは?腕の状態は? 全身が、全身の力をダーツに乗せられる状態になっているか、確認することにしました。 といってもこの間わずか数秒なのですが。 きちんと力のベクトルが正しい方向に向けられているか。 そのための体重移動がそのベクトルの進行方向に向いているかどうか。 筋肉はそのための準備ができているのかどうか。 もう少し細かく言えば、そのために適度にたわんでいるかどうか。 それはまるで全身の筋肉に相談しているようだな、と感じました。 かつてスピードスケートの清水宏保選手がよく使っていた言葉です。 トップアスリートと同じ感覚だとは思いませんが、少しだけ体験できた気がします。 体が柔らかい人はもしかするとこの確認にさほど時間はかからないのかもしれません。 本当に効率よく投げるための体勢が、瞬時に作れるような気がします。 日頃のストレッチはやはり大事なのでしょう。 投げ急いでも何もいいことはありません。 時間を使いすぎるのは疑問ですが、合理的範囲でじっくり構えてはいかがでしょう。

腕の振り出し方と力のベクトル

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こんばんは、@hrgr_Ktaです。 久々にレーティングが11後半に乗りましたので、この勢いで12を突破したいです。 みなさんはテイクバックの時、ダーツは視界に入っていますか? 私は、視界から外れています。 「ライン」と呼ばれる概念がありますが、私はこの概念があまり好きではありません。 矢がターゲットに刺さるまでの放物線=ラインというのはわかるのですが、 そのラインに沿って手を出すことが正解だとは思えないのです。 さらに言えば、ラインをきちんと目で見て矢がそのラインに乗っているかどうか、 目で追いかけるというのも、さらに怪しいと思っています。 JAPANで活躍されている藤井大輔選手のフォームが参考になります。 この動画はちょっと古いですが、フォームはこの頃から今も変わっていないと思います。 藤井選手はテイクバックの時、ダーツが顔の横に位置しています。 恐らく視界にはほとんどダーツは入っていないのではないかと思います。 藤井選手のフォームを見た時に、私は、 「ダーツが視界から外れてもいいんだ!」 と目から鱗が落ちたのでした。 それ以来、私のフォームは視界からダーツが外れるテイクバックで構成されています。 というのも、それまでのテイクバックは非常に窮屈だったのです。 目で追わなければならない、という意識が強くてフォームをないがしろにしていた、 というところです。 「ライン」というものを意識するあまり顔の前にテイクバックするということが 正しいと思われる方が多いように思いますが、私はそれには否定的です。 フォームは体が楽に動く、そしてきちんとダーツに力が乗るように構成されることが 非常に重要だと考えています。 「ライン」を否定しましたが、すべてを否定するわけではありません。 結局、何が重要かといえば、自分がテイクバックの最下点からターゲットまでの 空間においてどのようなベクトルで力を加えるべきかを考えなければなりません。 その際にラインというものがイメージできるのであれば、その接線方向に向かって 力のベクトルを意識して加えてあげればいいだけだと思います。 口で言うのはたやすいですが、実際に行うのは難しいと思いますのであとは練習です。 ただ、テイクバックは視界の中、という固定概念は崩していいので...

商売道具は大事にしよう

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 またしても雪が降るそうで、今年は予定が狂わされっぱなしです。 みなさんここ最近の雪で転んだりしましたか? 私は何とか踏ん張ってますが、見ていると足をすべらせる方が多いですね。 目にしてはその痛々しさに顔をしかめてしまいます。 転んでつい利き手をついてしまったとしたらどうなるでしょう。 最悪骨折をしたり、手首や肘をひねってしまったりするかもしれません。 手が汚れる程度ならいいのですが、けがをする可能性は高いと思います。 私たちダーツプレイヤーにとって、手は商売道具です。 正確にいうと体全体商売道具だとは思うのですが、特に手や腕でしょうか。 これを痛めた瞬間、しばらく投げられなくなると思います。 プロは当然致命的ですが、アマチュアだって自分をレベルアップさせる時間が 取れなくなったり、楽しむ時間だって少なくなってしまいます。 こんなにもったいないことはないですよね。 どこまで気をつけるか、気にするかというところでしょうか。 ダーツにどこまで捧げられるか という話を書いたことがあります。 ここでも言いたいことは同じです。 ひょうひょうと歩いてすってんころりんと転ぶくらいなら、不格好なままでも 体のことを第一に考えた歩き方をした方がいいと思います。 服装だって靴だって、体を冷やさない、滑らない、滑ったとしてもあまり痛くない? 格好をしていった方がいいと思います。 利き腕を全体的にプロテクターで覆い尽くすことはなかなか難しいですが、 その程度の努力ならできると思います。 ダーツのためにそこまで…と考えるのか、ダーツのためならそこまでやろう、 と考えるのか。 私は、後者です。できることをして利き腕を守っていきます。

飛ばし方と刺さり方

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 ようやく風邪が治ってきました、と思ったら大雪で萎えますね。 ダーツが綺麗な軌道を描いて飛ぶのを見ると気持ちよかったりしませんか。 逆に、ダーツがお尻を振りながらぐらぐらと飛んでいくのを見ると、 何だか気持ち悪かったりしませんか。 飛びの良し悪しを日本人はかなり気にしていると思います。 しかしながら、ダーツというのは結局は目標にきちんと刺すのが命題です。 飛びが悪かろうと目標に刺されば何よりです。 ただ、ダーツが放物線の接線に平行な状態で飛んでいない場合、ダーツに伝えた力が ロスする可能性はあると思います。 ぐらぐら揺れているということは力のベクトルが推進方向に向いていない結果であり、 自分がダーツに加えたエネルギーは推進方向以外の上下左右に分散されるからです。 そのような観点からは、ダーツはある程度綺麗に飛ばした方がよいのかもしれません。 ただ、これはソフトダーツの話であって、ハードダーツになると違うような気がします。 なぜなら、ハードダーツはダーツのボードへの刺さり方が重要になってくるからです。 ハードダーツはターゲットがソフトよりも小さく、グルーピングが重要視されます。 変な向きに刺さったりしては、同じ場所に刺すことは難しいかもしれません。 下から上へ、上から下へ、ダーツを飛ばして無理矢理刺すということが 要求されるのかと思いました。 もしそうであれば、ダーツの飛びをわざとぐらつかせ、自分のイメージする 刺さり方を実現する、ということが考えられます。 一見すると汚い飛びをしているだけに見えても、実は緻密な計算の元に飛ばされている、 ともいえるのかもしれません。 ちょっと考え過ぎなのかもしれませんが。 ですが、飛びにも計算を働かせてみるのはありなのかもしれません。 何にせよ、私はハードダーツをほとんど経験していないので話半分でお願いします。

強さこそがすべて

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 なかなか体調が回復せず不定期更新ですが、ぼちぼちやっていきたいと思います。 先日とある投稿欄に、あるプロプレイヤーについて否定することが書かれていました。 ダーツの飛び方が汚い、投げ方がひどい、態度が悪い、そのような選手が トーナメントの上位に来るのはおかしい。 これに賛同するコメントも複数見られました。 私はこれに非常に違和感を感じました。 態度の部分についてはプロとして改めるべきところはあるとは思いますが。 しかしダーツの飛びが汚いとか投げ方がひどいとか、問題なのでしょうか? そのプロプレイヤーは確かにトーナメントの上位によく顔を出します。 つまり、強いのです。 どんなに飛びが汚かろうがフォームがひどかろうが、その人に負けてる人がいるのです。 実力で負けた人がたくさんいるからこそ、そのプロプレイヤーは上位にいるのです。 そのことを否定できる人はいないと思います。 何故ならダーツは飛び方、投げ方の綺麗さを競うスポーツではないからです。 審査員なんて誰もいないはずです。 どんなに醜いフォームであっても、ターゲットに刺さればいいだけです。 最終的に勝てれば、負けた側に文句を言われる筋合いなどありません。 ダーツは厳しい勝負の世界だと思います。 ちなみに、海外選手を見れば一目瞭然ですが、日本人がよく言うところの 飛びの綺麗さはあまり見られません。 しかしそこにあるエッセンスは注目すべきだと思います。 ダーツをいかに目標に投げるか、ポイントをきちんと押さえていると思います。 先ほどのプロプレイヤーも、実はポイントを押さえていたりするのだと思います。 最近はフォームの多様化により綺麗汚いという話はあまり聞かなくなりました。 それでもまだ間違った理論によって綺麗か汚いかを判断している人はいると思い。 早く正しいダーツ理論が浸透してくれると、そういった議論もなくなると思うのですが。 何にせよ、強さこそすべてです。とにかく勝ちましょう。 ただし卑怯な手は使わないように。あくまで紳士的にいきましょう。

練習相手を育てると自分に還ってくるという話

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 ここ最近は家族や自分の体調不良で更新がやや不規則になってしまっています。 そんな中でも時間を見つけてはダーツを投げたりもしています。 先日ダーツを投げていて思ったことを書こうかと思います。 みなさんのダーツ仲間には、腕がまだ未熟な人がいると思います。 普段私は自分のダーツの腕を磨くために、ひたすらAAやSAの人と対戦しています。 ですがその日は久々に自分よりレーティングが下である仲間と対戦しました。 自分が不調なのもあり、感覚を取り戻すために対戦がしたいという感じでした。 しかし蓋を開けてみると、相手に打たれまくって通算で負けた形になりました。 悔しいです。負けたくない気持ちは当然ありますから。 しかし、その仲間が本気を出して実力かそれ以上のダーツを打てたのだとすれば、 自分にとって何も不足はないなと思ったのです。 さらに今ちょうど成長の過程で、たまたまこれから上に行くときに対戦したのなら、 自分も負けて当然かなと思いました。 その成長を引き出すことができたのならこれまた本望です。 結局その仲間が強くなってくれればこの上ない自分の練習相手になってくれます。 自分が追い越されるのはもちろん悔しいですが、その気持ちが持てるのも大事です。 総じてダーツへのモチベーションにつながっていくのかと思いました。 まあ悔しいですけどね。 何一つ手は抜いてないですし、フルボッコで勝ってやるという気持ちでいますから。 逆にフルボッコにされた日には恥ずかしいやら悔しいやらです。 自分が上に行くために自分より上の実力者と対戦することは大事です。 でも同様に、自分がその「上の実力者」と見られているのなら、 そして手合わせを願われたのなら、喜んで臨まないといけないなと思いました。 結果的に悔しいけど楽しかったので、その日は充実していました。 足りない部分も見えたので、次に活かすこともできそうです。 無駄なことなどない、というよりは無駄にしないことが大事だと思います。 早くAAになりたいです、精進します。

樋口選手悲願の初優勝 - PERFECT 2014 第1戦 横浜

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こんばんは、@hrgr_Ktaです。 昨日の吹雪の中を外出した方はご愁傷さまでしたという感じでございます。 そんな中で始まった PERFECT の今年第1戦目。 PERFECTも8年目なんですね。 連覇を成し遂げた山田選手がでかでか載ってます。 いろいろ書きたいこともありますが、やはり初優勝を遂げた樋口雄也選手に尽きますね。 今回は山田選手が途中で落ちたこともあって、少しだけ運が味方してくれたと思います。 しかし運だけで勝てるわけもなく、その勝利は運以上の実力だといえるでしょう。 事実、山田選手を破った坂口選手はノンスポンサードながらしぶといダーツを打ち、 樋口選手との試合をフルレグにまでもつれ込ませました。 ただここはやはり経験の差が優っていたのか、5レグ目のクリケは樋口選手が落ち着いて 試合を自分のものにしていった感じがします。 ブルがなかなか決まらない時はさすがにハラハラしましたが。 そして山田選手がいなくなったとはいえ、最後の相手は浅田選手。 今年は圧倒的な強さで優勝してやる と息巻いていますので、一筋縄では行きません。 そして予想通り、決勝戦1セット目の1レグ目は圧倒的な強さで浅田選手が取りました。 このまま根こそぎ持っていくのが浅田選手でしたが、2レグ目で樋口選手が序盤のミスを 挽回する素晴らしいダーツを繰り広げ、見事キープ。 そこから浅田選手のダーツに狂いが生じたように思えます。 2セット目のクリケットで不用意なブルへの一投があったと記憶していますが、 あれは明らかに集中を欠いているなと感じました(1セット目だったかも)。 そして1セット目の3レグ目、樋口選手が後攻ながら削りに削って、ここぞというところで 127を60→51→16で完璧なフィニッシュ。 このブレイクがなければこの日の優勝はなかったと言っても過言ではありません。 それくらい127をフィニッシュできたことは大きかったですし、インブルトライせず きっちり60と51に入れ、さらにD8をきちんと打てたことは、非常に冷静だったのだなと 感じざるを得ませんでした。 2セット目は予想通りの展開で、1レグ目は先攻優位のまま樋口選手が試合をものにし、 2レグ目は中盤までお互い粘ったものの、結局は浅田選手が落としました。 運命の3レ...

自分の型を作る

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 長男から派生した家庭内バイオハザードによりまたしても仕事を休んでおりました。 と言っても今回は嫁さんがダウンして、代わりに子供の面倒を私が見ていたのでした。 何にせよいろいろと予定が狂ってブログの更新もままならない感じでした。 その間ネタを仕込んだわけでもなく、ただこの前ダーツ仲間と話していて思ったことを 少し書いてみようかと思います。 その仲間は一人練習が苦手だと言っていました。 一人で練習しているといろいろ考えてしまい、そのうちに壊れてしまうとのこと。 私は一人練習推進派になったので(一辺倒ではよろしくないと思いますが)、 それはなんだかもったいないなあと思う次第です。 一人練習するためには、まずは自分の型を作らないといけない気がします。 その型をどこまで磨き上げられるかが、一人練習の目的だと思うのです。 自分の型ができあがっていなければ、3時間も4時間も投げ込むのは厳しいでしょう。 自分の型を作るために必要なことは何だろう、とぼんやり考えてみました。 1.一つのバレルで投げ続ける よくバレルコレクターな方を見かけます。 ですが、バレルにもそれぞれ特徴がある以上、その特徴に合わせた投げ方が 存在するものだと思います。 まさか毎試合変える人はいないでしょうが、1ヶ月おきにバレルを変える人は、 なかなか自分の型ができないのではないかと思います。 これぞバレルというのはなかなか出会えないものですが、これかな?と思ったバレルは 3ヶ月位は投げ続けてみてはいかがでしょう。 3ヶ月経ってダメなら変更してもいいと思いますが、結果が出ないからと3ヶ月も 経たずして止めている方は、そもそもバレルのせいにしていいのか疑問です。 2.セッティングを変えない バレルと似たようなものですが、自分に合うシャフトやフライト、ティップを探して あれこれセッティングを変える人がよくいます。 これも同じで、シャフトの長さやフライトの大きさ、ティップの長さによって 投げ方というものはどうしても変わってきてしまうと思います。 1ヶ月は同じセッティングで投げてみてはいかがでしょう。 それでダメなら、シャフトだけを少し変える、フライトだけを少し変えるなど、 マイナーチェンジを繰り返していく...

DARTSLIVEアプリがアップデートしてソーシャル対応に

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こんばんは、@hrgr_Ktaです。 朝から氷点下という、もはや暦の上では春ということがどこかに忘れ去られた状態です。 DARTSLIVEのアプリが昨日アップデートしました。 TwitterやFacebookと連携することでアイコンをマシンに表示できたりしますが、 今回のアップデートでさらにメッセージを送ることができるようになりました。 対戦相手を「フレンド」という形でつながりを持たせ、そのフレンドに対して メッセージやスタンプを送るという、もはやただのLINE化のように感じられます。 私はLINEを使っていないのでなんとも感覚はつかめませんが、似たようなもので Facebookメッセンジャーを使っているのでおそらくこれと同じようなものでしょう。 あ、どうでもいいですが、ようやくiPhone5の画面サイズに対応してくれましたね。 ずいぶんと長い間上下の黒いスペースが残っていましたが、ようやくさよならです。 さて、今回のアップデートはどのように受け入れられるのでしょうか。 私は正直どうでもいいアップデートだと感じています。 ダーツの対戦相手とはダーツで語らえばいいだけで、それ以上のつながりは不要です。 非常時の連絡手段として使う以外に、おそらくこの機能を使うことはないでしょう。 ただ、LINEが好きな方にとっては受け入れやすいのかもしれませんね。 世代や文化の差のようなものが、ここで表れてくるのかと思います。 でもたまたま声を掛け合って対戦した相手から、おもむろに連絡が来るなんていうのは、 あまり想像したくないですね。 必要以上に関係を迫られているようで窮屈に思えます。 アプリ自体もかなり重くなって非常に使いにくいので、今後のアップデートや ダーツプレイヤーの動向を見ていこうかなと思います。 アプリが本来持っている機能が最大限発揮されれば、それでいいのですがね。

NEW DARTS LIFE Vol.65

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こんばんは、@hrgr_Ktaです。 大寒波が押し寄せてきましたが、もう春でいいじゃないですか、春で。 ダーツに関する情報誌といえば NEW DARTS LIFE でいいと思います。 やっぱりこの写真はかっこいいですね! トップ記事でフィル・テイラーの移籍に関するインタビューが載っています。 次号では特集もあるみたいでとても楽しみです。 今号ではBDO所属でTHE WORLDにも出ているステファン・バンティング選手の インタビューが載っています。 BDOのWorld Champion Shipで優勝を果たしているので、ソフトとハードの両面で 実績を残す数少ない選手だと思います。 そういえばTHE WORLDの特集でローレンス・イラガン選手は毎日8時間の練習を 欠かさない、と書いてありますが、バンティング選手はインタビューで週3回、 試合を行った後1時間程度の練習しかしないと言っています。 つまり、毎日8時間だろうが週3日で数時間の練習だろうが、その人にあった練習で 自分の力を磨いていけばいいのだと思います。 必ず長時間の練習をしなければ道が拓けない、とは思いません。 あまり茨の道にばかり固執しないほうがいいのかもしれませんね。 ”ひぐひぐ”こと樋口選手の特集もされています。 直接お話しさせていただいたことがあり、とても親しみやすい方ですが、 ダーツに取り組まれる姿勢はいつも真摯で見習うべきところがたくさんあります。 試合を見ていてもクリケットのトリッキーな戦術は、練りに練って考えだした 彼自身のオリジナリティあふれる策だと思います。 最後のコラムはどれもおもしろかったです。 上述のBDOのLakeside World Champion Shipに日本人初出場を果たした清水浩明選手 の対談や、女性の地位向上、そしてイップス論。 何度も書いていますが、五十嵐さんのイップス論は必読です。 最後に五十嵐さんの言葉を引用します。 イップス症状は間違った認識によりアドバイスが「狙うな」「ボードを見過ぎない」「適当に投げる」「勝ち負けにこだわらない」等の如何にも心的負担のない行動喚起の言葉が浴びせられています。ダーツでボードを見ず狙わないで適当に投げて勝敗を気にしないで何が面白いのでしょうか?もしくは普...

Mighty Mikeの驚異的な決定力 - PDC World Darts Championship Quarter Final

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 子どもたちがギャン泣きする土日はなかなか休めないもので月曜が大変です。 さて、今回は何となく見てみた試合について書いてみようかと思います。 PDC World Darts Championshipの準々決勝、ガーウェン対ウェブスターです。 結果的には5-3でガーウェンの勝ちでした。 しかし内容的には圧倒的にガーウェンだったと思います。 スタッツは次のとおりです。 Michael van Gerwen 5-3 Mark Webster 43 100+ 27 16 140+ 23 1 170+ 2 9 180 4 98.86 Average 93.34 144 High Finish 102 4 Breaks of Throw 3 18/32 - 56.25% Finishing - % 13/25 - 52% 100+は圧倒的にガーウェンですが、ウェブスターも140+はかなり出しています。 ただ、180になりきれず、落とすことが多いウェブスターに対し、ガーウェンは 着々と180を出してきます。 それにしても最初の1セット目および2セット目はガーウェンが凄まじい勢いで フィニッシュしていき、さらっと連取してしまいました。 特にフィニッシュ率の高さが異常です。 たぶん1セット目だけなら9割、2セット目まででも8割近いフィニッシュ率だったかと 思ってしまうくらい(たぶん近い数字です)、決定力が強かったです。 ハードであそこまでダブルを一撃で仕留められる人は今はそういない気がします。 12ダートアウトしてしまう時点でウェブスターは手も足も出ない状態です。 もうそのまま試合が決まってしまうのではないかと思ったほどです。 グルーピングという技術面でも、ガーウェンに対しウェブスターは劣っていたように 思いました。 1や5に外す本数は当然ウェブスターの方が多いのですが、それ以上に60から外れるときの 外し方がちょっと大きかったように思えます。 57へのカバー率もガーウェンの方が高いように感じました。 途中で精彩を欠く場面もありましたが、それでもウェブスターに勝ち目はないように 見えてしまい、ガーウェンの圧倒的な強さが際立つ試合内容でした。 144のHigh ...