層の厚さを見せつけたJAPAN - JAPAN 2013 STAGE16 横浜 -
こんばんは、@hrgr_Ktaです。
寒すぎます、屋内なのに指先がかじかんでダーツが投げられません。
1月11日に横浜の大さん橋ホールでJAPANの16戦目が行われました。
びっくりしたのはベスト32での入れ替え戦です。
挑戦者は次の通りでした(敬称略)。
赤松 大輔木山 幸彦佐藤 司宮本 雄太座波 常輝藤森 主税柿崎 耀杉居 崇大城 正樹粕谷 晋藤井 大輔本庄 富士雄黒川 智成甲斐 雄一深田 剛勝見 翔ビッグネームがずらりと並び、一体どちらがJAPAN16なのかわからないくらいです。
前回のJAPAN16ももちろんビッグネームが並んでいるので、この32人がぶつかる
というだけでも、ダーツファンはワクワクするのではないでしょうか。
ここに入っていない村松選手や宇佐美選手、星野選手や谷田選手など、
まだまだ有名選手はいたりして、しかもその人達がベスト64やベスト128で
落ちている事を考えても、JAPANの層の厚さは相当だなと思います。
入れ替え戦の中継は前回優勝者の東田選手対藤森選手と、前回準優勝者の
鈴木猛大選手対久々の入れ替え戦である勝見選手でした。
東田選手は惜しくも敗れましたが、前回優勝の実力を遺憾なく発揮しており、
ここで落ちてしまうのが本当に惜しまれます。
しかしこの大会の結果を見れば、仕方ないと割り切れるのではないでしょうか。
勝見選手はここ最近その勢いを潜めていましたが、久々の入れ替え戦では
好調の鈴木猛大選手を上回る勢いを見せつけてくれました。
特にクリケットの4連続9マークは圧巻中の圧巻です。
一体どんな集中力を持っているのでしょう、本当に凄まじい試合でした。
鈴木選手が珍しく根負けしていたので、並の選手ならストレート負けですかね。
というわけで入れ替え戦で前回のファイナリストが落ちるという波乱が起きました。
勝見選手がその勢いを保って上がってくると思いきや、どうも燃え尽きてしまったのか、
ベスト16の試合で負けてしまいましたね。
あの集中力は1試合しか持たなかっただけでも、少し安堵します。
もはや人間業ではないと思ってしまいますから、勝見選手も人の子ということですね。
江口選手は相変わらず強いですね。
ベスト16の試合で地元の声援を味方につけて波に乗っていた赤松選手を、
赤子の手をひねるようにあっさりと破ってしまいました。
フィニッシュの精度を考えても、今の江口選手は間違いなくかつてワンダーボーイと
呼ばれた頃の実力を取り戻し、むしろそれを上回る強さを持っていると思います。
今後非常に注目すべき選手なのではないでしょうか。
ただ、その江口選手を更にストレートで下してしまった藤森主税選手は強かったですね。
アニーこと橋本選手を見事下して決勝まで上り詰めた西本侑史選手でしたが、
残念ながら力及ばず、優勝経験のある藤森選手が見事今期初優勝を飾りました。
余談ですが、西本選手は決勝でとても楽しそうにダーツを投げていましたね。
ただヘラヘラしているというよりは、心から決勝を楽しんでいるようで、
見ているこちらもワクワクしてしまいました。
きちんとフルレグまで持っていけるのですから、気が緩んでいたとは思いません。
そんな決勝戦を楽しむ西本選手は今後ぜひ優勝を目指して頑張って欲しいです。
藤森選手はシュート力が非常にあるように感じます。
放たれたダーツがターゲットに刺さるまでの時間が非常に短いです。
横からの動画を見てみたいですが、相当直線的に飛んでるのかと思いました。
力の乗せ方が上手いのでしょうね、フォームに無駄な力を感じないので余計に思います。
次回のJAPANは1月19日、来週日曜日に愛媛で行われます。
選手は大変でしょうが、ファンはまたすぐ試合が見られるのでとても嬉しい限りです。
コンディションを整えるのが難しいと思いますが、それを制することが出来る人が、
大会を制することができるのだと思います。注目しようと思います。