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イメージトレーニングは大事ですね

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 クリスマスイブに投げに行ったら全台空いてるという昨今、いかがお過ごしですか。 しばらくブランクが空いてしまいました。 先々週の日曜日に感染性胃腸炎で悶絶しておりまして、復帰が遅れました。 家族も立て続けにウイルス感染して胃腸炎になるなど、結構えらいこっちゃです。 結局自分自身のダーツは1週間以上のブランクを経ることになりました。 で、先日投げたんですが、びっくりするほど入りませんでした。 悲しいかな、先日までの好調さが見る影もありません。 完全に失念してしまったということになります。 これまでの2ヶ月、積み上げていったものがガラガラと崩れていく音が聞こえました。 もうこうなってしまったものは仕方ありません。 三歩進んで二歩下がる、という感じで辛抱強くやっていくしかないですね。 ただ反省は必要なので、このようにならないためにどうすべきか考えました。 その上で出した結論が、イメージトレーニングです。 実際投げる時間が取れないのであれば、いかにイメージを持続させるかが勝負です。 素振りだけでなく、どう投げるかの全体像をイメージするといいのかもしれませんね。 私は今回のブランクの間、完全にイメージトレーニングを失念しておりました。 普段は力の加え方、何よりトップの作り方を中心にイメージ作りをしていました。 駅のホームで微妙な体重移動を繰り返す人がいたら、私かもしれません。 このイメージトレーニングは、週2回程度しか投げられない私にとっては生命線でした。 逆に言えば、これを続けているとそれなりに保てるという感じがします。 するとしないとで、今回の経験から差は歴然となりました。 もちろんイメージが正しい力の伝え方につながっているかどうかが重要です。 そこをクリアすれば、非常に有用なものであると確信しております。 もう少し何か根拠を示すべきですが、それはまたの機会に。 あくまで個人的な感想としてお受け取りください。それでは。

意外と使っている利き手

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 寒すぎて体が硬くなり、うっかりぎっくり腰とか首の筋を痛めるとかありそうですね。 私はよくカイロプラクティックに通っています。 つい先日も利き手である右手の前腕をかなり入念にストレッチしてもらいました。 これでまた万全の状態でダーツができる、そう思っていました、が。 何の拍子かわかりませんが、翌日右手首に激痛が走るようになりました。 普通にしていれば何も痛くはなく、特定の姿勢で力を入れると痛みます。 中指を突っ張った状態で物を持ったりすると、特にひどいかもしれません。 もうこうなると憂鬱です。 右肘、右肩と同じくらい右手首は大事にしてきたつもりです。 それがこのタイミングで痛いなんて、ショック以外の何物でもありません。 ただ、幸いにしてダーツを投げるフォームを取ってみると、痛みは走りません。 このままなら普通にダーツを投げても問題ない、はず。 それでも投げていると負荷がかかって痛くなるのかな、などとも思いました。 何かを持ったり握ったりすると痛いわけです。 手首に湿布を貼るだけでなく、安静にしていなければならないと思いました。 とにかく早く治したい、そう考えました。 しかし、日頃の癖というものはなかなかすぐに取れるものではありません。 ついつい右手を使っては激痛を走らせ、苦痛に顔を歪めて憂鬱になる。 そんなループをその日は何回も繰り返していました。 右手は本当によく使いますね。 些細な事でも、例えばティーポットを持つときですら、それなりに負荷がかかります。 ドアを開けるとき、コップを持つとき、洗濯物のハンガーを持つとき。 何をするにしても右手がすぐに出てきてしまいます。 こうなると、普段右手を怪我しないように負荷をかけないよう意識している自分は、 一体何だったんだろうと笑ってすらしまうわけです。 利き手を使わない、というのは本当に大変なことなんだなと思います。 全く負荷をかけないのも右手がしぼんでしまいそうで、それは問題かもしれません。 しかし使い過ぎないよう、もっと意識してもいいのかもしれないとは思いました。 とりあえず今日はそこそこ良くなっています、右手。

フィル・テイラーがPortrait In Dartsに降臨!

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こんばんは、@hrgr_Ktaです。 いつかは神様と対戦してみたいですが、それはいつになるのでしょうね。 ダーツ界の神であり、史上最強のプレイヤーであるフィル・テイラー。 その彼がPortrait In Dartsで取り上げられることになりました! フィル・テイラーがこのようなHow toもの企画に取り上げられるのは初めてだそうです。 直接対戦しなくても、彼のダーツの真髄を垣間見れるかもしれませんよ! なんと エスダーツ さんでは今予約すると送料無料らしいです。 これは買わない手はないですね、私は早々に予約してしまいました。 チャプターリストを見ていると本当にワクワクしますね。 スタンス グリップ セットアップ エイミング テイクバック フォロースルー スタッキング インタビュー これ見てるだけでも興奮する! いや、神様が丸裸にされてる感じがするからって変な気を起こしてるわけではないです。 特典映像ではスーパースローの映像だったり、フィル・テイラーが自ら選ぶベストマッチ なんかも収録されているようです。 全編86分、とても濃厚な1時間半になりそうですね。 ダーツで上を目指す人ならマストバイのアイテムではないでしょうか。 動画を常に手元に持っておいて、いつでも見れるようにしておきたいですね。 迷った時の道標になったりするかもしれません。 フィル・テイラーになることは難しいと思います。 しかし彼の理論からエッセンスを抽出できれば、自分の”パワー”にできるはずです。 12月5日が待ち遠しいですね。期待しましょう。

谷内選手のグリップが変わっている件

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こんばんは、@hrgr_Ktaです。 私のグリップはようやく固まってきたので喜ばしく思います。 ここ最近大会の動画を見ていて気付いたことがあります。 それは谷内太郎選手のグリップです。 これまでは薬指が下に潜り込むタイプの四本指グリップでした。 マイナーチェンジがあっても、おそらくここからはほぼ変わっていなかったはず。 それがつい先日のPERFECTから変わっていたのに気付きました。 なんとフィル・テイラーのように鉛筆持ちグリップになっていたんですよ奥さん。 (参考までに変化前の 新潟 、変化後の 静岡 、 神奈川 、 熊本 の試合をご覧ください) 鉛筆持ちというと語弊があるかもしれませんが、要は二本指グリップです。 他の三本の指はテイクバック時には握られています。 これには大変驚きました。 あの往年の名選手が、ここに来てメジャーチェンジをするとは思いませんでした。 しかもPERFECTで優勝した後で変えているので、さらにびっくりです。 しかし相当前から練習していたのか、二本指でも力はきれいに伝わっています。 ロスなくシュート力を上げているのは、さすがトッププレイヤーですね。 本質的な部分を理解されているからこそなのでしょう。 谷内選手は私の憧れのプレイヤーなので、ほぼすべての動画をチェックしてます。 すべては言い過ぎかもしれませんが、まあかなりの数は見ています。 少しでも変化があれば見逃しません、もはやストーカーですね。 谷内選手が何を思ってこのような変化を選んだのかわかりません。 ですが二本指グリップは大変理にかなったものであることは確かです。 中指が悪さをすることがありませんので、きれいに屈曲から伸展へスイッチできます。 私は谷内選手に憧れて四本指グリップにしてから何年も経ちます。 二本指にしようかここ最近はよく悩んでいましたが、先を越されてしまいました。 というより置いていかれてしまいました…。 と、勝手な妄想をしてしまいました。 何にしろ、ここから谷内選手がどのように進化するか、大変楽しみです。

知野選手圧巻の四連覇 - PERFECT 2014 第16戦 熊本 -

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 子どもからもらった風邪が長引いて、何もやる気が起きないくらい疲弊しておりました。 そんなこんなしてる間にもPERFECTやJAPANが何度も開かれてましたね。 しかも昨日はPDC Challenge Matchがあったりして、盛り上がったことでしょう。 うっかり見逃して夜に悶絶していた私には、縁のないことです…。 というわけで、先日の11月16日に開催されたPERFECTを振り返ろうかと思います。 それまでのPERFECTも一気に振り返れるといいのですが。 先日のPERFECTで、知野選手の年間優勝が決まろうかというところでした。 期待を裏切らず、決勝に上がってきたのは知野選手と年間ランキング2位の浅田選手です。 浅田選手は望みをつなぐために、優勝が必要な場面でした。 結果としては、浅田選手は一歩及ばず、知野選手が優勝しました。 浅田選手の調子が悪いわけではないと思います。 恐ろしいくらい知野選手が淡々と強いダーツを決めてくる、という印象です。 01を見ていると、その好調ぶりがよく分かります。 外し方が横にずれない、T20の上下数ビットに収まる程度です。 大きく外しても縦ラインはずらさない、というところでしょうか。 これを見ていると、PDCで活躍する海外の選手を見ているようです。 海外のトッププレイヤーは本当に20を外さないという印象があります。 1や5に入ることがほぼないため、アベレージがどんどん高いものになりますね。 スタッツランキングを見ても、現時点で知野選手は圧巻です。 37.46というPPDはラウンドで見ると112くらいの削りでしょうか。 さらに5ラウンド以内でアウトするのが当たり前ですから、恐ろしい決定力です。 11月3日の横浜戦にも触れたいと思います。 決勝が佐藤敬治選手という、なかなかの年齢差の対決になりました。 佐藤選手が大健闘するも、やはり容赦無いダーツで知野選手が勝ってしまいましたね。 それでも観客の盛り上がりようは、最近では見られないものではなかったでしょうか。 知野選手の三連覇と、佐藤選手の初優勝がかかる試合です。 佐藤選手のキャリアの長さから、ファンも多いはずです。 とてもエキサイティングな試合に、非常に満足したものでした。 ...

指先を意識しないことで得られたもの

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 つい最近年が明けたと思ったら、もうクリスマスツリーとか飾られたりしてますね。 世の中年末進行であろうと、ダーツには何の関係もありません。 飲んでる暇があれば投げます。遊んでる暇があるなら投げます。 何かを掴んでから遊ぶ、息抜きはそんな感じで十分じゃないでしょうか。 なんて言ってて、私は週末飲みに行くのですが……。 そんな息抜きが必要なくらい、ここ最近は根を詰めて投げていました。 その甲斐あってか、ようやくいろんなものがかみ合ってきた気がします。 根を詰めると言っても投げまくるのではなく、ひたすら研究するという感じです。 グリップを深くして1ヶ月半が経ちました。 指先を使わないためのこのグリップは、どうやら正解でした。 前腕を疲れさせることなく投げることができています。 しかしその分トップを的確に作り、下半身のエネルギーをダーツに伝えねばなりません。 グリップだけでなく、トップを作る技術を磨く必要が出てきました。 トップが作れなければ、結局は腕を使って投げてしまい、元の木阿弥です。 ここ最近少し乱れた時期があり、その際には久々に前腕が張りました。 トップは指で重みを感じる、と意識した途端に手首が返りやすくなってしまったのです。 力が伝わりきらず、無理やり前腕を使ってしまったために起きた疲れでした。 やはり指はダメなんですよね。 指ではなく、手首だったり上腕二頭筋だったりで感じられると良さそうな気がします。 ここでいう「感じ」とは、トップを作るときに感じる力のタメ、というものでしょうか。 しっかりトップを作れるようになると、もはや腕で投げてる感じがしなくなります。 感覚的には、体幹で投げる、というのがしっくり来ます。 あとは出力となる体重移動をコントロールすれば何とかなりそうです。 グリップを深くすることで指先を使わない。 最初は前腕が疲れないだとか、リリースを早めるということを意識していました。 しかし結果的に得られたものは、トップを作る技術でした。 トップを作ることがいかに大事か、本当に理解できた1ヶ月半でした。

大ホールでの大会で実力を出せない理由がわかった気がする

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こんばんは、@hrgr_Ktaです。 みなさん、わかったわかった詐欺に引っかからないようお気をつけくださいね。 ダーツ歴がそろそろ6年になる今日この頃です。 始めた頃にはDJOという大会に友人とダブルス組んで出たりしていました。 その後も各地で行われる大会やらなんやらに何だかんだでちょこちょこ参加しました。 しかし、毎回自分の実力を発揮できないもどかしさを感じ続けています。 実力不足、大衆にさらされることから来る緊張、負けられないという焦り。 いろんな理由を考えては、克服しようと努力してきました。 しかしダーツ歴6年になろうというのに、未だに実力が発揮できない感覚があります。 大会に出るとふわふわしてしまい、足下がおぼつかない感覚になります。 この感覚はどうして無くならないのだろうと考えました。 みなさんはいかがでしょう、精神論で片付けますか? 精神論で片付けるのはつまらないので、もう少し探ってみました。 自分が大会に身を置いたときに感じる違和感はどこから来ているのか。 普段と違うことは何だろうと考えて、ようやく気づいたことがあります。 それは、空間です。 私たちはダーツバーなどで投げるのが普通で、大空間で投げることはないはずです。 大抵のダーツバーは少し狭い部屋にダーツボードがたくさん並んでます。 そこはダーツボードの奥に見える壁もさほど距離を置かないですよね。 天井見上げても手が届いてしまうくらい近いですよね。 それがちょっとしたホールになるとどうでしょう。 ダーツボードの奥にはかなり広い空間があると感じるはずです。 天井を見上げては5メートル以上の高さにむしろ開放感を覚えるかもしれません。 ダーツバーと大ホールでは、私たちが感じ取る空間にかなりの差があります。 さて、私たちには 空間を三次元的に認識する能力 があります。 この感覚はどこでどう養われてるのでしょう。 当然ながら、ダーツバーで投げることがほとんどの私たちは、ダーツバーの範囲でしか 空間認識能力は養われておりません。 そんな能力が大ホールに出た途端に狂ってしまう、としたらどうでしょう。 いつもの調子なんて出るわけもないですよね。 空間認識能力が秀でている人は、この障壁...

イメージと実体を合わせることの意味

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こんばんは、@hrgr_Ktaです。 久々に風邪を引いてブログの更新もままなりませんでした。 何とかかんとか復活できたようなので、ためていたネタを少しずつ出していきます。 PERFECTのことを書きたいのですが、忘れないうちにこちらを。 以前、 武井壮が話していたこと の延長線上の話です。 私たちは思うほど体をイメージ通りに動かせてない、という内容でした。 それを調節することにより何が得られるのかを、もう少し考えてみます。 私のように伸び悩んでる方は、きっと同じような思考に陥ってるのだと思います。 なぜうまく飛ばないのだろう、左右にブレるのだろう、力が過度にかかるのだろう。 本当はこうじゃない、なぜ実現できないのだろう、と歯がゆい思いをしてるはずです。 その時頭の中では「こう飛んでいく」というイメージがあるはずです。 しかしそれはダーツの話です、ダーツの発射台である僕らの体はどうでしょう。 ある一定以上の理論を持って臨んでる人は、「こう飛ばすためにこう動く」という イメージを持っているはずです。 その体の動きのイメージと、実際に動く体はイコールでしょうか。 おそらく伸び悩んでいる人の多くは、イコールではないと思います。 失投の原因は体が思うように動かないから、だと思います。 しかし、そのような中でも、たまに(もしかしたら結構多く?)イメージと同じ動きを しているのにダーツがきちんと飛んでいない、という人もいるのではないでしょうか。 そうして生まれた失投を見て、理論が間違ってると結論づける人が多いかもしれません。 もしくはバレルが違うなどと言って、パーツをあれこれ変える人もいるかもしれません。 そこに落とし穴がありそうだなと思いました。 つまり、僕らは思うほど自分の体を制御できてない、ということです。 そうであれば、いいイメージ、正しい理論を持っていても、実現するのは不可能です。 ダーツ上級者のほとんどは、体を意図したように動かせているのではないでしょうか。 この辺は実際に統計を取ってみたいところですね、難しいでしょうけど。 3投同じ出力で投げ続けられるということは、自分の体を支配できているということです。 上達しない人は、まずダーツではなく自...

マスク、してますか?

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 数撃ちゃ当たる、質より量、と思っていたこのブログも気がつけば週1更新ですね。 そして気がつけば、かなり涼しくなりました。 夕方も5時を過ぎれば外がもう暗くなっています。 どんどん秋も深まり、冬の訪れがそろそろな頃合いなのでしょう。 秋になれば乾燥もします。 寒いことも相まって、風邪をひく可能性が高くなるでしょう。 うっかり涼しい格好で家を出て、体が耐えられなかったりするかもしれませんね。 で、マスクしてますか? 体調を崩すことは、プロにとっては当然許されないものだと思います。 今週末は PERFECT がありますから、その所属するプロは体調管理が重要になります。 体調管理もできない人は、果たしてプロと呼べるのか疑問です。 今週末は MJトーナメント も開催されます。 これはアマチュアの大会になりますが、それでも出場する人にとっては大事な大会です。 そんな大会に出るために、体調管理を怠ってたりしないですよね。 体は資本です、体調が整っていてこそいろんなことができます。 自分の目標は何なのか、ということだと思います。 ダーツに限りませんよね、どんな仕事をしていたとしても、体調管理は重要です。 手という商売道具を大事にしてますか、というエントリを書いたことがあります。 今回言いたいこともそれに似ています。 ダーツを続ける、大事な大会に出場する、そうであれば、それなりの努力をすべきです。 マスクくらい何ということはないでしょう。 保湿することで喉の状態を維持するだけでも、かなり風邪は引きにくくなります。 その程度の努力もしないで、プロだ大会だと言ってるほうが、私は違和感があります。 体が強かろうが弱かろうが、体調管理を徹底的にすべきです。 一流の人達がそうしているように、僕らもしてみませんか。

不調の時こそ理論的にいきませんか?

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 うまくいかない時はブログを書くモチベーションも下がってしまいます。 というわけで、グリップを変更して1ヶ月が経ちました。 結果として現在どうなっているか。 レーティングが2以上下がっております。既にAフラからも陥落です。 ここ最近は何をどうしたらいいのかもわからず、頭を抱えておりました。 どこを改善すべきかいつまで経っても見えてこず、ただただ数字が下がります。 ヤケ気味になってダーツが適当になったり、周囲を不快にさせる態度も取りました。 心も折れればシャフトも折れます。どん底の気分です。 しかしこれは非常に大人げないというか、時期尚早という感じでしょうか。 腐ってる暇があったら、もっともっと自己分析するべきなのだと思います。 理論が本当に正しいのなら、そこにアジャストするまでの時間がかかっているだけです。 というわけで、冷静に自分の悪い部分を投げながら分析してみました。 冷静さを保つと、案外悪い部分は次から次へと出てくるものですね。 他人に見てもらうのも大事なのですが、自分でできる努力をしているかどうかです。 ほんの少しだけ、改善の兆しが出てきました。 トップを作るとは何なのか、もっと具体的に表現できるようにならないとダメですね。 グリップを深くする、ということはそのまま継続しています。 腐っていても仕方がないです。 腐ってぶつくさ文句を言ったり、みっともない態度を取ったり。 とても大人のすることではないと思います。反省しています。 理論が身を助けてくれると思います。 研ぎ澄まされた理論であれば、裏切ることはないと思います。 もちろん個体差がありますので、すべてを受け入れられないかもしれません。 ただ、その理論の根幹は崩れない(数学でいうところの公理みたいなもの)です。 理論を学び、自分に合う形にアレンジし、それを指標にひたすら反復練習。 そうして理論からずれている自分のフォームを改善していく。 修行僧のように黙々と投げることが大事なのだと思います。 人生山あり谷あり。ダーツ人生も同じです。 谷底でうなだれるより、上を向いて頑張りましょう。 以上、自分に向けた叱咤激励のメッセージを公開いたしました。

Lシャフトのカーボン295が良さそうですね

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こんばんは、@hrgr_Ktaです。 台風が次から次へとやってきます、秋ですね。 L-Styleから新しいシャフトが出ましたね。 エスダーツ さんでも売ってるようです。 小野恵太選手が考案したというカーボンのLシャフト。 スリムタイプが嫌いな私には、ストレートタイプでこの長さはぴったりでした。 私が使っているのはFitのインビトL、今で言うとサイズは4ですね。 Lシャフトに宗旨替えをしようか考えていたのですが、なかなかよいものが見つからず。 その最中にこの話が出てきて、これは楽しみだと思っておりました。 今使っているシャフトと同じサイズというのが、本当にいいですね。 ロックタイプなので回転して欲しいと思う人には、食指が動かないかもしれませんね。 私もくるくる回るのが好きではあるので、ちょっと悩ましくもあり。 さらにシャフトを少し持つタイプの人は、カーボンを避ける傾向にあるかもしれません。 カーボンはその素材ゆえに、滑りやすいのです。 特にこのストレートタイプは持つ部分がないと言えますので、難しいでしょうね。 でもカーボンは折れにくいということで、さらにLシャフトなら折り紙つきでしょう。 シャフトは消耗品とは言えない気がしますので、少し高価でも買う価値はありそうです。 欲しい、気になる、でも買ってない、というのが私の現状ですが。 なかなか宗旨替えというのも踏ん切りが付かないものですね。

深めのグリップは理にかなっている

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 すみません、生きてます。 うっかり1ヶ月近くが経とうとしておりましたが、そこそこダーツは投げています。 グリップを変更して から早3週間、レーティングはどんどん下がっております。 なんとかギリギリAフラを保っている感じです。 落ちないのが不思議なくらいですね。 対戦ばかりだと本当に自分がやりたいと思うグリップの確認ができません。 たまに一人投げをしたりして、うまくバランスをとるようにしています。 その中で見えてきたことは、 グリップを深くする ↓ 指先を使えない ↓ 指先を使わない ↓ 総指伸筋への刺激が必然的に弱まる ↓ 前腕の疲れが軽減される ということです。 指の出方もこれまで以上に綺麗に出ている気がします。 そこは副次的なものなので、あまり気にしてはいませんが。 ただ指先に力が入っているのはよろしくないことなので、大変嬉しいです。 グリップを深くする上で気をつけていることがあります。 ■グリップの強さに気をつける 強さというより力を入れる方向でしょうか。 Jonnyさんこと安食賢一選手がこんなツイートをしていました。 バレルを【/○\】こう持つか【|○|】こう持つか【\○/】こう持つかで飛びは変わる。※○がバレルで\が指の腹 — 安食 Jonny 賢一 (@Jonny_coredarts) 2014, 10月 1 これは大変参考になりました。 そういえば自分はどのように力を加えているのだろう、と考えるいいきっかけです。 【|○|】が力を加えやすく、逃げにくく、コントロールしやすいのではないでしょうか。 と思いつつ、しっかりグリップできるようにしています。 ■トップを作ることを怠らない ついつい腕の力で投げていたので、その出力が弱まると途端にダーツが垂れます。 それを更なる腕の力で補うのではなく、腕以外の力を使うことが大事だと思います。 つまり、トップを作り、しっかりと体幹から得るエネルギーを乗せることです。 とりあえず、あともう少しで完成しそうな気がしています。 グリップを変更することは、多少なりともこれまでの蓄積を崩すものです。 怖くもありますが、間違った方向に突き進み続けるほうがもっと怖いです...

リリースを早めるためのグリップを考えてみた

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こんばんは、@hrgr_Ktaです。 プライベートが相変わらず大忙しですが、そろそろダーツに集中できそうな感じです。 先週はなぜか週頭から首や背中を痛めてしまい、ダーツを投げるのが大変でした。 その中でもいろいろ考えて何とか上を目指そうとして、思いついたのがグリップです。 私のグリップは浅めで、比較的指先で投げる感じです。 小器用なのが災いして、指先を使って投げてしまうことが多々あります。 微調整を指で行うので、うまく行けば入りますし、ずれればそのまま失投します。 指を使うとそこにつながる伸筋を使うことになり、前腕の疲れを促進してしまいます。 指に力を入れてしまうと、最後まで力が入り続けてフォロースルーも硬くなります。 綺麗に指が伸びることがないので、すっと指が伸びる人が羨ましいと思っていました。 指を使わないためにどうすればいいのだろう、と考えていてふと思いました。 ●深めのグリップにすれば、指を使いたくても使えないのではないだろうか 浅めのグリップにすることで、指を使うことができます。 しかしそれが仇となっているのが現実です。 となればもう逆転の発想で、指を使えない状況を作り出すしかありません。 グリップを深くしてしまえば、指先を使うことはもはや不可能です。 逆転の発想で、指を殺してしまうことを考えました。 しかしこのグリッピングは難があり、それはリリースがしにくいことです。 深く持てば手離れが悪くなり、ともすれば持ちすぎてターゲットより下に刺さります。 深いグリップはダメなのだろうか、もう少し考えてみました。 ●そういえばリリースを早くしたいのではなかったのではないだろうか リリースは体に近いほうがいいはずです。 収縮した筋肉は伸張する際にその力を発揮します。 体から離れれば離れるほど、筋肉は最収縮した状態からどんどん伸張していきます。 力を最大限効率よく伝えるためには、体から近い場所でリリースすべきです。 さて、深めのグリップは、手離れが悪いという難があります。 これをクリアするためにはどうすればよいか。 手離れが悪いのなら、手離れを良くすることだけを考えればいいのではないでしょうか。 となると、リリースをもはや早くするしかなくなります。 意識的に早いリリースを心がけることで、...

アレンジに飲み込まれないように

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 次男も退院して平穏が訪れたように見えますが、長男も次男も現在リンゴ病です。 アレンジ、とても大事ですね。 外すことを前提に投げることをネガティブに考える方もいるかもしれません。 しかし確率から考えればシングルに外してもさらに次を考えることができるというのは、 戦略的には非常に重要だと思います。 なのでダブルアウトのアレンジにおいて、残り2本で61から70において最後にインブルを 狙うため50にアレンジするというのは定石でしょう。 残り3本でも同じように考えることがあるかもしれません。 さて、セパブルのダブルアウトにおいて残り146を3本で行く場合どうするか、 というお題がSNSで流れてきて、モヤモヤ考えておりました。 何がモヤモヤするかというと、60→54→32というのが普通かなと思うのですが、 57→57→32と主張される方もいるのです。 なるほど、後者は大変美しいアレンジですね。エレガント。 1箇所を集中して2本打てるという意味でもいいのかもしれません。 しかし、本当に60を打つことより57から打ったほうが良いのでしょうか。 私はこれについて、60から打つべきだと思っています。 ■ダーツを寄せるべきではない ダーツは狭いところに入れようとすればするほど難しくなります。 いろんな方向にダーツを投げることもそれなりに難易度が上がると思いますが、 トリプルのエリアにダーツを2本入れることはそれ以上の難易度ではないかと考えます。 60→54のほうが、57→57よりも成功しやすい、というところです。 ■下よりも上のほうが打ちやすい 体の構造を考えると、伸び上がることのできるブルより上のナンバーのほうが、 伸び上がって投げるにはちょっと難しいブルより下のナンバーよりも、 より投げやすい、打ちやすいのではないかと考えます。 そういう意味では、60、54というブルより上のナンバーの方が入れやすく、 57というブルより下のナンバーの方が入れにくいということになるので、 60→54のほうが、57→57よりも成功しやすい、というところです。 以上の理由から、私は60→54→32を狙ったほうがいいのかなと思います。 アレンジはとてもおもしろいです。 しかし、一般的...

長らくご無沙汰しております

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 ここ最近無駄に1万歩くらい歩いていて非常に疲れております。 なかなか更新ができず残念に思います。 仕事が忙しいのもありますが、プライベートが大変でして。 何より一番大きかったのは次男の入院です。 これにより私はしばらくダーツが投げられなくなりました。 今も入院中ですが、ようやく元気になってくれました。 身辺が落ち着かないとなかなかブログは書けないものですね。 ネタはいくつかあるのですがまとまった時間が取れないので少し寝かせます。 みなさんもお体に気をつけて、楽しくダーツを投げてください。

ダーツを投げれば投げるほどお酒と無縁になります

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 子供たちが次々に高熱を出して会社を休んだり予定を変更したりと大変でございます。 というわけでダーツも投げられず、悶々とした日々を過ごしております。 仕事をして家庭も見てとなると、なかなか自由に使える時間はなくなります。 さすがに会社を2日連続で休むことになるとは思いませんでしたが…。 少ない時間の中でダーツを投げるわけで、そもそも投げる回数自体少なくなります。 外で投げられるのはせいぜい週に1、2回なんとかコンスタントにという程度です。 1回あたりの時間は3時間から4時間、みっちり投げ込みます。 ダーツとお酒は切っても切れない縁というのは、ダーツの起源との関係からですね。 今でもダーツ「バー」と言うくらいですし、お酒を飲みながらというのは多いでしょう。 みんなでワイワイ楽しく投げるというのは大事なことだと思います。 ただ自分の場合は時間に限りがあり、お酒を飲んで楽しく、という感覚になれません。 いかに短い時間の中で合理的に自分のスキルを上げられるか、という点に尽きます。 お酒を飲んでいると気付きだったり微細な感覚だったりを掴みにくいのです。 なので私は、ダーツを投げる際にあえてお酒を飲むことをやめています。 少ない自由時間の多くをダーツに割く以上、外で飲む回数は激減します。 ダーツの代わりにお酒を飲みに行く、という感覚です。 そもそもダーツ投げたいというのが一番にあるため、お酒はとにかく後回しです。 同職種の人たちと情報交換を兼ねて飲む、というくらい実益が伴わないと行きません。 あとは気のおけない仲間と飲んで羽根を伸ばす、程度でしょうか。 時間は有限です。 しかもまとまった時間なんてそうそう取れません。 僕の中で飲み会というもののプライオリティは途方もなく低いです。 もちろんお酒は大好きです。 家ではよく飲んだりしています。 外でも飲みたいと思っています。 でも酒を飲まなきゃダーツができない、わけではありませんよね。 酒飲む余裕があるならそのすべてをダーツに注ぎ込みたい、それだけです。 ダーツとお酒は切っても切れない縁。 という割には、私とお酒はだんだん縁遠くなってきております。 まあ、それだけなんですけどね。

ダーツは延々と続くマラソンのようなもの

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 久々に風邪ひきました。子供からかと思いきや、どうも会社で移されたようです。 ここ最近ダーツを投げることができてないですが、濃厚な話はしたりしました。 技術的な部分はとりあえず、自分でいろいろ試してからまた書きたいと思います。 とはいえこれから書くこともある程度技術論につながるのですが。 ダーツは瞬発力を使うスポーツではありません。 もう少し言うならば、速筋を鍛えなければならないようなスポーツではありません。 スプリントのような競技でもなければ、重量挙げのような爆発力も不要な競技です。 ダーツを投げる上で重要なことは、常に同じ動作を繰り返すことができるかです。 付け加えるならば、どれだけ長い時間同じ動作を繰り返すことができるかです。 ダーツにスタートダッシュもラストスパートもありません。 集中力のあるなしでナインマークを出したりスリー・イン・ザ・ブラックを出したり、 見かけの爆発力は存在しますが、そこに筋力が伴う必要はありません。 ダーツに必要なのは筋力ではありません。 体制を維持する、長時間投げるための筋力が必要な程度です。 何よりダーツに必要なのは技術です。 長時間投げ続けても壊れないだけの技術が必要になります。 長時間投げ続けても疲れないための技術が必要になります。 長時間投げ続けても同じパフォーマンスを出し続けるための技術が必要になります。 この3つはおそらく同じことを違う表現で書かれているだけです。 とにかく長時間ハイパフォーマンスを出せる人が、ダーツにおける強い人です。 技術というものをこの視点から磨くことがとても重要だと言えます。 ダーツはスプリントではありません、マラソンです。 42.195km、選手はかなりのスピードで走り続けます。 スピードが途中で衰えることもなく、ゴールまで辿り着く選手がほとんどです。 ダーツもフィニッシュまで延々とラウンドを戦い続ける場面が多々あります。 この長丁場をいかに高いパフォーマンスで投げ続けられるかが勝負の分かれ目です。 というわけで、長時間投げても壊れない疲れないフォーム作りを目指しましょう。

ダブルアウトとマスターアウトの違いに思いを馳せる - JAPAN 2014 STAGE 8 福岡 -

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 連日のように次男が5時起きで僕の頭を叩いてきます、眠いです。 8月2日と3日の2日間で、JAPANの福岡戦がありました。 初日はほぼ見ることができず、2日目は朝から入れ替え戦だったので見れました。 この2日間という設定の是非について、 選手会 から何か異論が出たりしないのでしょうか。 選手にとってはかなり負荷のかかる日程のような気がするのですが。 ただ、見ている側にとって、試合を夜遅くまで見ずに済むのは嬉しかったりします。 今回の1位から4位は上位常連という選手は一人もいませんでした。 優勝した井上選手は前回もファイナリストだったり、阿久津選手も上位に食い込む 実力の持ち主であったり、それぞれの力は折り紙つきだとは思います。 ただ、それでもランキング上位にいる選手が一人もいないんですよね。 JAPANの層の厚さなのか、他の選手達がたまたま調子が悪かっただけなのか。 ちょっと珍しい不思議な感じはしました。 とはいえそれでダーツがつまらなくなるわけでもなく、今回上位に名を連ねた人たちの ダーツはとても見ていて清々しいものでした。 井上選手の大きな体躯から繰り出すダーツは出力が安定していればとても滑らかに 飛んでいくので見ていて気持ちが良かったです。 何しろフォームに無理がなく、トップを作りきれなくて体が伸び上がることはあれど、 ほぼその体の大きさを活かしてダーツに力を乗せるので安心感がありますね。 決勝の試合は見ている側としては大変満足の行く内容でした。 さて、タイトルに書いたことは、全然これらとは違う場所での話です。 パク選手と鈴木選手の入れ替え戦における、701でのことでした。 パク選手が2本投げて189としたとき、次に投げた場所を見てしみじみしたのです。 通常、ダブルアウトであれば最低でも170残しにするためT19を狙います。 T19に入れば132、S19に入れば170。いずれもテンパイです。 しかしこの時パク選手が投じたのはT18を目指したものでした。 結果的にT4に入ってテンパイにはなりませんでしたが、S18に入れば171です。 171もマスターアウトの観点ではテンパイですが、見慣れないアレンジでした。 ただ、冷静に考えるとこれはとても正しい選択だと...

重病を乗り越えた山田勇樹選手の華麗なる復活 - PERFECT 2014 第10戦 横浜 -

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 次男がパパとママを呼び分けられるようになって、なんだかしみじみしております。 8月2日の土曜日は2つのソフトダーツのプロトーナメントツアーが開催されていました。 というわけでまずはPERFECTからです。 それにしても今更ですが、昨年からPERFECTは横浜開催が多くなりましたね。 埼玉でも東京でも開催されなくなってしまって少しさみしい気もします。 パシフィコ横浜のボリュームディスカウントはかなり大きかったのだろうと推測します。 当日は残念ながら予選も決勝の序盤もちょこっとしか見れませんでした。 とりあえず中継されていたロビンは浅田選手に谷内選手に相良選手までいるという かなりの鬼ロビンでしたね。 その中を1位で突破したのが相良選手というのは、失礼ながら意外でした。 相良選手は数年前までは星野選手の好敵手として、何度も上位に食い込む選手でした。 それが近年ではすっかり鳴りを潜めてしまっていたのですが、1位はさすがですね。 そのまま相良選手はベスト4まで上がったので、復活の予感がします。 ダーツの飛びも綺麗に力が伝わっていて、無理のないフォームは見ていて安心します。 結局見れたのは山田選手と浅田選手の準決勝から。 浅田選手は3レグ目の終盤くらいから調子を崩したように見えました。 爆発力が全くなくなってしまいましたが、それでも高いアベレージはさすがです。 対して、山田選手はほんの少しフォームが変わったように思えます。 構えが高くなったのか、という程度しかわかりませんが、なんとなく違和感があります。 と言っても少し見慣れないという意味での違和感であり、トップの作り方はさすがです。 浅田選手を下して決勝に登った先には、三連覇を目指す知野真澄選手。 PERFECTの男子で三連覇を飾った選手は未だいないのではないでしょうか。 いたらすみません、教えてください。記憶にないのです。 知野選手はここ最近は本当に安定しているように見えます。 それでもたまに戦略的な甘さがあったりするように感じるのですが、この日は手堅く、 見ていてとても強いと思わされるダーツでした。 そもそも涼しい顔でナインマークを連発できる選手なので、崩すのは難しいでしょう。 それでも山田選手はかつての安定感...

人差し指と上腕二頭筋

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 子どもたちを連れて外に出たら、1時間も経たないうちに真っ赤に焼けてしまいました。 昨日は所用で外出をしたのですが、その中の一つがカイロプラクティックです。 いつものお店でいつもの先生に、今回は右腕を中心に診てもらいました。 そこで得たものがいくつもあったので、忘れないうちに書き留めてみます。 まず先日の腕橈骨筋か手根伸筋が痛む問題について先生に聞いたところ、 「hrgr_Ktaさん、上腕二頭筋の可能性はないですかね?」 と言ってくるではありませんか。 上腕二頭筋の肘近くを、収縮する方向に押し付けられ、激痛の中素振りを5回しました。 するとどうでしょう、腕橈骨筋が痛むと思っていた場所の痛みが減ってしまいました。 この先生、 しきりに上腕二頭筋を指摘してくるので 、いやまさか今回は違うだろう、 と思っていたのですが、やはりというかさすがでした。 筋膜が癒着していて収縮を阻害していた可能性があるのでやってみたそうです。 また、大胸筋が上腕二頭筋を圧迫することでやはり収縮を阻害しているかもとのこと。 どうやら私は上腕二頭筋を相当酷使しているのかもしれません。 さらに腕を見てもらったところ、手のひらに辿り着いたところで、 「hrgr_Ktaさん、親指は前よりいいけど人差し指の第二関節が動かないですね…」 と言われてあれこれストレッチしてもらったり超音波あててもらったりしました。 しばらくしてから人差し指の関節がこきっと鳴ったところで、今度はそのまま親指側へ。 もはや何という筋肉かわからないのですが、人差し指の屈筋部位をストレッチ。 激痛が走る部分に超音波をあてたりしてほぐしてもらいました。 結果として手のひらにあった違和感はなくなり、伸筋のストレッチをする動作でも、 普通に伸ばすことができるようになって一安心です。 「hrgr_Ktaさんの場合、人差し指の硬さが疼痛として表れてる感じですね」 と言われたり、 「人差し指に力が入りすぎていると屈曲が強くなってしまう。そのため過剰な屈曲を 防ぐために腕橈骨筋や手根伸筋がこれをすまいと頑張ってしまって、痛めてしまう」 と言われたりしました。 後者は、 自分が考えていること がほぼ当たった感じですが、人差し指から来るものだと...

橈骨神経麻痺を回避するために必要なこと

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こんばんは、@hrgr_Ktaです。 1年も半分を過ぎたというのに目標に届かないもどかしい日々が続いております。 さて、前回は 橈骨神経麻痺からグリップイップスになったよ 、という話をしました。 というわけで、次に私がすべきことは、橈骨神経麻痺を回避するためには何をすべきか、 自分のフォームを分析するということです。 フォームと言っても主に腕をメインに考えるだけになります。 前回も話したように、手根伸筋が痛いようです。 使いすぎて機能しなくなってしまっているのではないかと思います。 橈骨神経に影響を及ぼしているのであれば、この疲労は避けなければなりません。 腕橈骨筋が痛いようにも思えますが、ここは解剖学をもっと勉強しないといけないです。 もしくは週末にカイロで先生に聞いてみようかと思います。 ■原因を究明する 自分のフォームにおいて、何をした際にこの部位が痛むのかを調べてみました。 テイクバック、フォロースルー、この動作をする中でどのタイミングで痛むのか。 フォロースルーの最後でした。 フォロースルーの最後、手首が思い切り掌屈ないし尺屈するところで痛みが走ります。 私は手首が柔らかく、掌屈や背屈、橈屈や尺屈が人よりきつい角度までできる方です。 しかし、その柔らかさが仇となっていたのかもしれないなと思えてきました。 つまり、フォロースルーの際に手が反動で過度に掌屈ないし尺屈してしまうことにより、 その手を逆側へ元に戻さなければ(行き過ぎると痛めてしまうので)という反応から、 背屈ないし橈屈のための筋肉が機能してしまうのです。 背屈も橈屈も、3つの手根伸筋が関係してきます。 なんで長橈側手根伸筋だけ図が大きいのかはスルーしてください。 とりあえずこのへんの手根伸筋を使うことで、橈骨神経に悪影響が出ているようです。 ■回避ないし低減の方法を探る となると、手根伸筋を過度に使わないフォームにしなくてはなりません。 先程も書いたように、手首を過度に掌屈などしてしまうので手根伸筋が痛むのです。 ということは、過度な掌屈を避けなければなりません。 どんな方法があるのだろう…あ。 手首を曲げなければ、まっすぐ出せば、いいじゃない。 というわけで、掌屈や尺屈をやめる...

橈骨神経麻痺から来るグリップイップス

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こんばんは、@hrgr_Ktaです。 土日は暑かったですが、昨日から少し暑さも和らいで比較的生き延びやすくなりました。 ここ最近考え事をすることが多く、書きたいこともまた溜まってきました。 大会も既に2回3回とあるのにレビュー的なものができてません。 時間を見て書いていきたいと思います。 考え事をするということは、悩んでいるということです。 私の今の悩みは、タイトルの通り、橈骨神経麻痺によるグリップイップスです。 先週のことです。 最初は、あれ、親指に力が入らない、言うことを聞いてくれないな、という感じでした。 そのうち投げている最中に親指がぴくっと反応してしっかりダーツを握れなくなります。 これはいけない、何がいけない?と思って体中を探っていたら、原因がつかめました。 腕橈骨筋がパンパンに張っている…。 ここをマッサージしてごまかしながら投げ、何とかその日は練習を終わらせました。 ごまかしながらと言っても結局は普通の投げ方はできません。 腕橈骨筋と関係する神経は橈骨神経です。 筋肉の使いすぎによる絞扼などで橈骨神経が麻痺したのではないかと考えます。 そもそも何で使いすぎたかというところも考えましたが、詳しくは次の機会にします。 その後、某I氏にこの件を話してみたところ、 「腕橈骨筋じゃなくて手根伸筋の使いすぎでは?」 と言われたので早速調べてみました。 これは長橈側手根伸筋です。手根伸筋だけで3つくらいあります。 確かにこの辺がかなり痛んでいるという感じでした。 正直どちらが痛んでいるのかわかりませんが、いずれにせよ橈骨神経に関係します。 とりあえず筋疲労には湿布を貼って対処をしました。 本当はカイロに行きたかったのですが、ちょっと時間がなかったので応急処置です。 神経麻痺については、何となく家にあったピップエレキバンを貼ってみました。 これが効くかどうかはわかりませんが、プラセボ効果は期待できるかなと。 結果として、3日くらいで投げられるくらいまで回復しました。とりあえず安心です。 さて、イップスの原因が明確にわかり、対処法もかなり具体的に考えられます。 人から言われるのではなく、自分でこうであると認識できたのは大きな収穫でした。 というわけで、次は橈骨神経麻痺を回避するため...

投げる準備はできてますか?

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 自分で言っておいて なんですが、まさかのホームショップ難民です。 周囲を見ていてよく感じるのは、お店にやってきてすぐ投げ始める人への違和感です。 駆けつけ一杯的な勢いでいきなりオンライン対戦とかやってしまう人なんかもいますね。 カウントアップならまだマシですが、それでも私にとっては違和感がたっぷりです。 あなたのその体、投げるように準備されてますか。 ダーツもスポーツのひとつです。 体を動かす以上、準備運動というものがとても大事になってくると思います。 特にストレッチをして体のいくつもの筋肉を伸ばすことが重要になるでしょう。 下半身は安定していますか。 アキレス腱やハムストリングスが硬くなって体重移動しにくくなってませんか。 膝だって悲鳴を上げる時があります。関節くるくる回してますか。 腰はまさに体の要です。 腰回りの筋肉を前後左右伸ばしてあげてますか。 背中がこわばってると姿勢が悪くなったりしますが大丈夫ですか。 利き腕がパンパンに張っていたりしてると投げにくいと思いますが大丈夫ですか。 上腕二頭筋が 過緊張 を起こして曲げにくくなっていたりしませんか。 中指が突っ張る感じがあれば、伸筋群のストレッチをしてみてはいかがですか。 屈筋群もストレッチしておくとバランスが取れていいと思いますよ。 ダーツは体の片側に体重をかけるスポーツです。 その結果、体の歪みが生じてしまいます。 その歪みを取るように、バランスをとるための運動を心がけていますか。 名称を忘れてしまいましたが、腰から上を左右に腕を振るように回すといいみたいです。 ストレッチに30分くらい時間をかけてもいいと思います。 せめて10分は体のチェックをしてあげるといいのではないでしょうか。 自分の体が今どういう状態かを確認しなければ、失投の分析もできないと思います。 筋肉に相談 ですよ、筋肉に。 ストレッチを必ず行うことを、おすすめしたいと思います。

解剖学的肢位とダーツ

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こんばんは、@hrgr_Ktaです。 眠いです、もうキーボードに顔面がくっつきそうです。 先日カイロに行ってきました。 子供の抱っこなどで右腕がパンパンに張ってしまっていたためほぐしてもらいました。 ちょうど肩の位置についてあれこれ悩んでいたので、先生に聞いてみたのです。 私「先生、肩軸ってわかります?」 先生「…知らないですね」 私「どうやら体を真横にして投げるといいみたいなんです」 先生「ああ、もしかすると肩甲骨の角度に合わせるといいのかもしれないですね」 私「肩甲骨の角度?」 先生「肩甲骨の肩甲棘と烏口突起を結んだ方向に腕を伸ばすといいのかもしれないです」 私「その心は?」 先生「肩甲骨は肋骨に沿ってくっついてるので真横には向いていないんです」 私「少し斜め前っぽいんですかね?」 先生「そうですね、そのくらいが 解剖学的肢位 になると思います」 私「かいぼうがくてきしい?」 という会話ができるこの先生が大好きです。 ちなみに肩甲骨の突起の話は、ちょっと名前を間違えているかもしれません。 私の勉強不足できちんと覚えていないだけです、間違えていたらすみません。 解剖学的肢位とは何でしょう。 Google先生に尋ねてみてもなかなかいい答えが返ってきません。 とりあえず自然に直立して、バランスを保てる状態のことを言うようです。 画像検索 してみると、たくさん出てくるので見てみてください。 それは裏を返せば少しでもいずれかの角度が変わると重心が傾き直立できない、 という姿勢のことでもあります。 ちなみに自然に直立した際に最も筋肉を使わない状態だとも言うことができそうです。 腕が伸びる方向も解剖学的肢位という考え方を取り入れてみると、筋肉が一番無駄に 使われていない状態、すなわち上で先生が言っていた肩甲骨の角度と同じ方向が、 最も合理的な方向なのではないかと思われます。 ここ2週間考えながら投げていたフォームと、この解剖学的肢位を考慮した腕の伸ばし方。 先生に鏡の前でレクチャーをしてもらった結果、全く同じ形だったのが嬉しかったです。 完全に真横ではない、ただほとんど前も向いていない状態です。 間違ってよかった、というのが正直なところでした。 先生は真横であることもいいのかもしれないと言...

ワンチャンスを落とすために必要なこと

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 大舞台でワンチャンスをものにしてガッツポーズとかやってみたいです。 さて、そんなワンチャンスは諦めずにいると案外巡ってくるものだったりします。 一方的な試合はそこまで多くはなく、どこかで踏ん張っているといつしか状況を 逆転するためのチャンスが巡ってきたりするものです。 問題はそこでチャンスをモノにできるかどうかでしょう。 どんなに削り続けても最後のフィニッシュで失敗しては元も子もありません。 どんなにナインマークを連発して加点してもカットで失敗しては意味がありません。 絶対に落としてはいけないたった一回のチャンスは、絶対モノにしたいところです。 とはいえ、大事な局面で失投してすべてを水泡に帰す経験をした人は結構いるはず。 どうしてここ一番で投げられなくなるのでしょうね。 経験のなさから来る緊張でしょうか。 場馴れしている人でも失投する人はいますね。 いずれの場合も「こうすれば大丈夫」という指標がないように思えます。 結局自分がこう投げれば間違いない、というフォームを形作っているかだと思います。 ここ一番で、自分が自身を持って投げられる状態にしていなければ、 せっかく巡ってきたチャンスもふいにしてしまうでしょう。 つまり、普段から「何となく」投げてしまっている人ほど、危ういのだと思います。 無意識に落としこむことも大事ですが、それは何も考えていないのとは違います。 きちんと考えて投げる、自分の武器を確立する、いつでも発動できるように無意識に 落としこんでいく、という一連の流れを実践してみるといいかもしれません。 そうすれば、いざという時にも臆することなく投げられると思います。

トップを丁寧に作る

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こんばんは、@hrgr_Ktaです。 家族がここ数ヶ月で一番体調が良さそうな中、私はここ数ヶ月で最も調子が悪いです。 最近肩軸というものを意識して投げるようにしています。 体重移動のエネルギーを伝えるために重要ということで、実践中です。 もう少しでものにできそうなので、できたらまた書いてみたいと思います。 そんな中、たまたま発見したのが、トップの作り方です。 今さらトップの作り方に発見も何もないのですが。 とはいえ自分の中で気付いたことがあったので書いていこうかと思います。 トップは切り返しのタイミングです。 詳しくは ASUKAのブログ(「トップ」) より引用します。 トップとは運動の「切り変わり点」の事でダーツで言えば「内向きの運動(テイクバック)から外向きの運動(フォロー)に切り変わる点」の事です。解剖学的に言えば「屈筋から伸筋に切り替わる点」の事で身体内部では神経も切り変わっているのです。 このトップが作れなければ、ダーツは効率よく力を受けずいまいち飛びません。 トップが作れるか否かが、ダーツの最重要課題になると考えます。 初心者にありがちなのは、スイングが異常に速いということです。 テイクバックからフォローに切り替わるタイミングが速すぎて、トップが作れず、 ダーツが失速して下に刺さってしまうということがよく見られます。 トップを作るためにまずは運動の切り替わりを体感しないといけないと思います。 スイングの速い人は、この運動の切り替わりを体感できていないかもしれません。 切り替わりを体感してみて、その瞬間に力が伝わるのがわかるのではないでしょうか。 多くのトッププロは、このトップがしっかり作れています。 特に山本信博選手は、トップを非常に意識してるフォームかと思います。 切り替わりのタイミング、若干静止している感じがします。 この動画だとちょっと速いかもしれないですが、丁寧に投げているときは止まっている ように感じられることがあります。 トップを作ってきちんと力を伝えてるな、というのがよくわかる選手です。 スイングが速い人は、まずそのスイングをゆったりにしてみましょう。 自分のスイングがわからない人は、まず自分の動画を撮ってみましょう。 みなさんが思っている以上に、スイング速いか...

リアクションと集中

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 ようやく風邪も治り、家族全員比較的いい調子でおります。 みなさんはダーツを投げている間、リアクションしてますか? 投げる前、投げた後、待っている間、その時々でリアクションする人がいます。 私も例にもれずリアクションが多い人間です。結構多い気がします。 例えば投げた後に失敗したらそれを思い切り体で表現する人。 もしくは声に出して「あれ?」「マジか」などと表情にまで出して言葉にする人。 待っている間にさっきの失敗を引きずってひたすら素振りをする人。 こういうことをしている時、本当にゲームに集中しているのか怪しいなと思います。 失敗でも成功でも、直前に投げたダーツに固執しているだけでしょう。 もしかするとナルシスティックにそのリアクションをしているだけかもしれません 失敗したなら次はどう立て直す、成功したなら継続するための鍵を探す。 そうして次の3投、さらに次の3投、そして試合の全体観を考える。 ゲームに集中する事が重要なのだと思います。 投げる、ダーツを抜く、戻る、目をつぶる、スローラインに立つ、そしてまた投げる。 例えば山田勇樹選手のルーチンはそんな感じです。 表情に出すこともありますが、ほとんど静かだと思います。 いいダーツがあれば納得して、そのまま戻って次を待つ。 大きなリアクションをすることなく、淡々と試合に臨むことが大事なのだと思います。 これが集中力の上昇につながるのだろうなと、今は考えています。 実際リアクションをやめてみると、次の3投が良かったりするので困ります。 自分の大げさなリアクションを恥じて、静かに構えている今日この頃です。

ダーツライブの新しいテーマ「LIVE STATS」

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こんばんは、@hrgr_Ktaです。 土日に熱出して寝込みかけましたが何とか復活して社会に出ております。 ダーツライブがまた新しいテーマを作ったようですよ。 その名も 「LIVE STATS」 だそうです。今日からとのこと。 Appテーマということで、1投ごとに動きがあるようです。 このテーマはわかりやすく、スタッツがリアルタイムで上下するみたいです。 調子が悪いときはもう公開処刑状態ですね。 数字を意識しすぎてダーツの投げ方が崩れてしまう人には不向きです。 ある程度フォームが固まって数字を追いかけたい人には持ってこいですね。 最近テーマに興味が薄れていましたが、こういう仕掛けは好きですね。 アニメとのコラボレーションなど、ダーツライブはいろいろと工夫しています。 ダーツの人口を増やすには、こういう努力がとても大事だと思います。 それにしても、ライブテーマはコラボレーションをもっと進めればいいのにと思います。 その辺は権利関係が煩雑で難しいのかもしれませんが、ニーズは高いと思うんです。 とりあえずそのあたりも今後に期待しましょうか。 LIVE STATS、近々試してみようかなと思います。

氷水をかぶる人たちとそれに怒る人たちへ

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 ブログもTwitterもおかげさまで炎上したことがない平和主義者でございます。 氷水をかぶるか100ドル寄付するかを選択し、終わったら次の3人を指名するという 何やら香ばしい遊びがここ最近流行っているようです。 また、これに対して怒りや呆れを表明する人も結構見かけます。 私はFacebookだけでmixiやらLINEやらをやってはいません。 とりあえずFacebookでは比較的流れてくるなあとのんびり見ております。 これはただのチェーンメールです。 大昔に流行っていたことが、また歴史を繰り返す、ただそれだけのことです。 なので、言われるがままに氷水をかぶったり寄付をする人は滑稽です。 その人たちを批判したり大上段からこの程度のことに目くじらを立てるのも滑稽です。 こういうものはスルーしてなんぼです。 スルースキルのない人が、ダーツ業界には多いのかなと思ったりしました。 何せ、私の周りでこの話題を出すのはダーツクラスタだけでしたから。 ネットリテラシーがもっと高くなってくれるといいですね。 どうやらほとぼりが冷めたようで、今は流れてこないみたいですが。 こちらからは以上です。

抜くようにリリース?

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 長らくご無沙汰しておりました、仕事が忙しかったり風邪を引いていたりラジバンダリ。 ネタは若干ストックしてありますが、あまり練られてないかもしれません。 ちょっとここは踏ん張りどころですね。 今回はリリースの話です。 よく「抜くようにリリースしてるんだよねオレ」みたいなことをいう人がいますね。 この言葉を突き詰めていくと見えてくるものがあると思いました。 というのも、最近の自分の好調な時は、この若干すっぽ抜けリリースが多いのです。 体から近いか遠いかで、力の伝わり方は大きく異なります。 当然ながら体に近いところに作用点がある方が、力はより大きく伝わることとなります。 これは、筋肉が最も収縮している状態からの方が力を発揮できるからです。 逆に作用点が遠ければ、筋肉の収縮が弱い状態から作用させることとなります。 すなわち筋肉がある程度伸長している状態になるので、力はあまり発揮できません。 リリースが体に近いほうが無理なく力を乗せられる、というのはこのためだと思います。 ただし、リリースが近ければいいということでもなさそうです。 これは力を伝える瞬間に、人体の構造上力を伝えられる形になっているかが重要です。 この辺はASUKAダーツの五十嵐さんの 「ビンタの法則」 を読んでもらいたいです。 手首はリリースの瞬間、すなわち力を伝える瞬間に返っていてはいけません。 力を伝える瞬間は手首が粘っていて、初めて効率よく力が伝わるのだと思います。 リリースが近く、手首が粘っている、これが最も理想的なのかもしれません。 さて、すっぽ抜けリリースの「すっぽ抜け」とはどのようなものでしょう。 リリースにおいて、すっぽ抜け、というのはありえません。 なぜなら、すっぽ抜けてしまえば指とダーツは接地せず、力を伝えられないからです。 力は物理学上、というか力学上必ず接地していなければ伝わりません。 なので、「すっぽ抜け」というのは実はすっぽ抜けておらず、あまりにもリリースが 早くて、まるで感覚的に「すっぽ抜け」ているように思われるのでしょう。 この「すっぽ抜け」の瞬間、リリースは体に近く、さらに手首が粘っている状態です。 つまり、抜くようにリリースしているときは、とても理想的な状態で力を...

エアダーツ!

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 梅雨に入って土砂降りが続いたかと思えば、また暑くなってますね。 明日6月15日の日曜日に、 第1回エクストリームエアダーツ選手権 が開催されるそうです。 最初は何なんだろうと思っていたのですが、動画を見て大笑いしました。 これを考えた人、天才です。 スポンサーもエスダーツさんやダーツライブさんが加わっているようです。 今はどれくらい注目されているのでしょうか。 もっともっと宣伝してもいい気がします。 ダーツの裾野を広げるために、こういうちょっと変わった取り組みをすることも とても大事なことだと思います。 ダーツの魅力が、このエアダーツにもきちんとあると感じました。 大事な場面の3投を決めてガッツポーズなんて、みんなやってみたいじゃないですか。 この大会が成功をおさめることを心より祈っております。 中継とかやらないんですかね。そのあたりはこれからに期待でしょうか。

型にはめることの矛盾

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 先週は家庭内で、今週は仕事で忙しくてなかなかダーツを投げられません。 ここ最近ぼちぼち調子が良く、安定して投げられている感じがしています。 ただ、これまで作っていた決まりごとを若干無視していたりもします。 フォロースルーをチョップにしたり、リリースを早くしたり、などです。 残念ながら型にはめようとすればするほど、入らなくなりました。 ダーツを飛ばしてターゲットに刺す。 そのために必要だと感じたのは、トップを作ってしっかり力を乗せることです。 そのために手が変な形になっても、それは仕方ないのかもと割り切りました。 たぶん端から見ると綺麗とは言えないフォームで、それなりに投げられています。 結局ダーツにとって大事なのは、いかに力を矢に伝えられるか、です。 ASUKAダーツの五十嵐さんが言っていること に、自然とたどり着きました。 決めごとを作り、それに当てはめるように投げている理由は何なのでしょう。 これまでの成功体験や理論から導き出される自分が理想とするフォームを目指し、 それを再現するために作られたものかと思います。 つまり、最終的には結果が伴っていないといけないはずです。 私が感じたのはこの手段が目的になってしまっているのではないかという矛盾でした。 私は綺麗なフォームを作るために投げているのではありません。 ダーツを飛ばしてターゲットに刺す、これが一番大事なはずです。 なんとなく入ってしまうのであれば、どうして入るのかをそこから分析して、 それを型として取り込んだほうが早いのかもしれません。 決めごとは自分の中から出てくるものであって、当てはめるものではありません。 ということをここ最近よく考えています。 本当はきちんと型にはまった投げ方をしているのがいいと思うのですが。 もう少し悩んで、また気付いたら改めてエントリを書いてみたいと思います。

野毛選手の安定感が光る - JAPAN 2014 第5戦 広島 -

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 先週は子供たちが次々と体調を崩して嫁さんまで移り、残る私は戦々恐々でした。 6月8日に広島でJAPANが開催されました。 今回のフォーマットは01がファットブルです。 やはりファットブルの方がソフトダーツという感じがしますね。 今回の入替戦は16人中7人が上がってくるという結果になりました。 半数近くが入れ替わるのは比較的珍しいのではないかと思ったりします。 きちんと統計を取れというお叱りは甘んじてお受けします。 さて、入替戦は大崎選手と星野選手の一戦を見ました。 星野選手のフォームを見ましたが、もはやかつてのテンポのよさは見る影もありません。 ただ、前とは違うリズムで投げており、一頃に比べて良いのではないかとも思います。 それでも力を伝えきれずに下に落ちるダーツが何本もありました。 苦しい道の半ばなのだなと思います。本当に頑張って欲しいです。 ベスト16の試合では勝見選手とパク選手の試合が面白かったです。 パク選手は決して不調ではなかったと思います。 なのにストレート負けという結果は、勝見選手がいかに充実していたかを語っています。 この試合の勝見選手はトップの作り方が完璧でした。 テイクバックがまっすぐ引くものでなくても、きちんと入るのだという証左ですね。 連続ナインマークはやはり痺れます。 なぜこのままの勢いで上ってこれなかったというと、藤井選手が強かったからでしょう。 ベスト8で藤井選手は勝見選手を下し、ベスト4に入りました。 その藤井選手と当たったのが野毛選手です。 野毛選手は大崎選手を手堅いダーツで抑えて勝ち上がっていました。 この二人の試合はこの日のベストバウトの一つかもしれません。 藤井選手は私がフォーム構築に非常に参考とさせてもらった選手です。 個人的にちょっとファンなので応援していました。 しかし野毛選手は強い。本当に強い。 何が強いといえば動じないところでしょうか、入れられても入らなくても動じない。 本当に安定してダーツをターゲットに放り込んできます。 リリースもブレず、無理なくダーツに力を伝えていてほれぼれします。 フルレグの末コークを取った野毛選手は勢いを落とすことなく試合を制して...

炎の皇帝、星野光正選手の新境地か、それとも…

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こ んばんは、@hrgr_Ktaです。 最近次男の体調に振り回されっぱなしですが笑顔が多くなったので許すことにします。 星野光正選手、かつて炎の皇帝と呼ばれPERFECTに君臨した選手です。 精密機械と呼ばれるそのダーツに魅了された人は多いかと思います。 私は一度Crossにお邪魔したことがあって、星野さんとお話させていただいたり 対戦させていただいたことがありますが、大変素晴らしい人柄だと思いました。 今はJAPANに戦場を移した星野さん(あえて星野さんと呼びます)が、 さらにバレルメーカーまでGreen RoomからTargetに移籍してしまいました。 というのは、ちょっと前の話なので結構ご存じの方は多いと思います。 そんな星野さんのシグネチャーモデルが出ました。 炎の皇帝の名にふさわしい 「PYRO」 という名前のバレルです。 友人とも話していたのですが、どこのアメコミヒーローですか。 まあとりあえずこんなバレルですが、どんだけかっこいいんですか。 こういうプロモーション好きです。 前のStarlightに比べると太くなってギザギザしてるなあという印象です。 触ったこともないですしバレルの知識も浅いので、にわかでございます。 ただ、これまでとは違う路線を追求しているのだなというのがわかります。 さて、これは進化なのでしょうか。 星野さんはここ最近JAPANで良い戦績を残しておりません。 あまり動画を見ることも無くなってしまった気がします。 それくらい上位に来ることがほとんどありません。 星野さんのフォームが年々崩れているような気がします。 それは力が伝わらないため、無理をしているように見えるからだろうと思います。 星野さんは体が、特に下半身が動かないフォームを作っています。 こうなるともう体重移動ができないので、上半身の力に頼るしかありません。 このままだとまた肘を壊してしまうのではないかと勝手に心配しています。 <星野光正選手からのコメント> 今回自分がバレル創作にあたり、テーマにしたのが『バレルが指に与える安心感』です。 指から脳に自然と伝える。 『俺はバレルを持っているぞ!』と思わせる様に触れる指に切り立つカットがテンションを与える仕様にしました。 ダーツを持っ...

世界への新たな挑戦 - PDC CHALLENGE TOURNAMENT 東日本予選 2014

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 次男の深夜対応をしていたらいつの間にか朝が来ていました、眠いです。 5月25日、PDCのチャレンジトーナメントの東日本予選が開催されました。 予選の組み合わせやスコアなどは 公式サイト から確認することが可能です。 最後の予選通過者4名の決定戦4戦が、Ustreamで見ることができました。 注目カードは江口選手対知野選手、新垣選手対村松選手でしょうか。 私は後半の2試合に見入っておりました。 特に村松選手は再度切符を取りに行くことができるのか、というところです。 結果としては、村松選手は4-0で危なげなく勝ち進みました。 PERFECTで時折見せる爆発力を新垣選手に期待していましたが、今回は残念ながら、 アベレージ的にも低いもので村松選手を倒すには至りませんでした。 村松選手は安定感がありますが、本戦でどうなるかはまだわかりませんね。 江口選手と知野選手はほぼ同アベレージの戦いとなりました。 しかし大きく違ったのはダブルの決定率です。 江口選手25%に対して知野選手は66.7%と圧倒的な差をつけました。 フィニッシュの成功率が大きく試合を左右するということを教えてもらえた一戦です。 あとは、江口選手が1回アレンジミスをしているのが気になりました。 なぜあそこで19に行かず20を削ってしまったのか、謎です。 ちょっとどこのレグか忘れてしまいましたが、あれは致命的だと思いました。 今回は橋本選手や安食選手が早々に敗退し、谷内選手に至ってはロビン落ちという状況で 今は群雄割拠の時代なのだなと思わされました。 もう昔のスター選手が安穏としていられる時代は終わったと思います。 あとは年齢とともに体が硬くなってくるのかなと。このへんはまた後日詳しく書きます。 ソフトダーツが盛り上がりを見せる中でも、きちんとハードダーツがその根源なのだと 今回のトーナメントで改めて実感する次第です。 そろそろハードダーツを投げないとだめですね…。

ハウストーナメントで準決勝まで進んでみて思うこと

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 ダーツの波が激しいですが、お仕事と子供の体調は順調のようです。 今日は5分でこのエントリを書ききってみようかと。 先週土曜日、ハウストーナメントに出ました。 レーティングに一定の制限がありますが、ハンデ無しのガチンコです。 17名出場とちょっと少ないですが、やはり強い人が揃っています。 方や私は前日遅くまでビールをしこたま飲んで体調はかなりボロボロでした。 ロビン抜けても一回戦負けかなあと思ったりしていました。 ロビンは4人、スト勝ち、スト負け、スト勝ちの2位通過。 決勝トーナメント1回戦はレーティング14相手にレグ勝ち。 2回戦はロビンのスト負け相手にスト勝ち。 人数が少ないので、気がついたらここでもう準決勝でした。 準決勝から一気に空気が変わって、とても緊張しました。 指が震えるのは久々に経験したように思います。 せっかく前の試合で取り戻した感覚も、すぐになくなってあっさり敗退。 3位決定戦は相手の波に飲まれて、やはりあっさり負けて4位でした。 シングルスのハウストーナメント、しかもハンデ無し。 この中で4位まで勝ち進めたのは、自分の中ではとても大きいことでした。 結果がほしい、ちょっとでも、小さくてもいいからほしい、と思っていました。 そんな中でこの結果を得られたのは、悔しくも嬉しいことです。 準決勝までは、いかにリラックスしつつ勝つべきところで勝てるか。 勝ちたい気持ちが強すぎると、どうも空回りしてダメなようです。 この日は本当にすぐに帰りたかったくらいだったので、皮肉な結果だなとも思います。 準決勝からは、いかに自分のダーツを守れるか。 相手のペース、相手の態度、相手のダーツを見て自分を見失わないことが大事ですね。 こういう経験を得られただけでも、この日は価値のあるものです。 体がだるくて行く気がしないな、と思いながらもきちんと出場して良かったです。 次はもう少し上を狙えそうな気がします。そのためのステップですね。

10000PV超えました!

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 腰が痛いです、湿布貼りたいです。 ダーツとはちょっと違う、私的な話です。 昨年12月に3度目の入院をし、その際に本ブログを初めて6ヶ月?くらいでしょうか。 毎日更新を続け、結局途中で挫折し不定期更新になり、それでもあれこれ書き連ね。 気がついたら今日で総PVが10000を超えておりました。 こんなブログでも毎日80〜100のPVがあったりするのです。 読んでくださっているみなさま、ありがとうございます。 ダーツに本気で取り組んでる人、これからダーツを始めようとしている人、 ダーツが本当に好きな人に読み続けてもらえたら、こんなに嬉しいことはありません。 拙い文章ではございますが、今後も頑張って続けていきたいと思います。 よろしくお願いいたします。

ブルのどこを狙うか

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 次男の風邪が一日で治ったと思ったら、今度は長男が調子悪そうで悩ましいです。 みなさんはブルを狙う時、どの辺を狙うか考えてますか? 当然インブルだろう、というのはごもっともかもしれません。 ただ、ファットブルの場合それなりにエリアが広く、ど真ん中である必要はないです。 なので、どのあたりを狙うかという考え方が出てくるのではないかと思います。 ダーツを始めた頃、当時とても上手な人に、ブルを狙うときはインブルと20の間、 つまりブルのエリアの上側を狙うのがよい、と聞きました。 ダーツにうまく力が乗らずに失速しても、かろうじてブルに入るからだということです。 これはこれで正しいのではないかと今でも思います。 力んでしまう場合でも、たぶんブルの上辺を狙うといいような気がします。 しかし最近、さらに考えてみて、ブルの右側を狙ったほうがいいのではないかと 思うようになりました。 左利きの場合は、ブルの左側がいいのだとも思います。 これは、右利きなら左に払ってしまう癖を、拾うためです。 癖というよりは、体の構造といったところでしょうか。 ダーツは屈曲から伸展へと体を動かす競技です。 しかしフォームだったり指の使い方だったりによっては、伸展の中に屈曲が混ざって 混乱してしまうケースがあると思います。 その中で最もやっかいなのが、掌屈なのではないかと考えます。 リリースが早く掌屈に影響されない場合は問題ないのですが、リリースが遅くダーツが 掌屈に影響されてしまう場合、ダーツは人差し指などにかかって左に飛んでしまいます。 これがきれいなチョップ型だったりするとあまり干渉されないのですが。 チョップ型を意識していても、つい掌屈が強く出てしまう場合がありますので困ります。 掌屈が出てしまうことを予め計算に入れるとなると、左にブレても拾ってくれるように、 ブルの右側を狙う(左利きの人は左側)のがいいのではないかと思うようになりました。 最近はちょっと意識して投げるようにしています。 さて、いかがでしょうか。 しばらく投げて、また気付いたことがあれば書きたいと思います。

膝が痛いのでスタンスを変えました

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 次男がまさかの発熱で会社に行けず、今日は家でのんびり次男とすごしておりました。 私は体のそこかしこが痛いです。 首、肩、腰、股関節、膝、もう年寄りかというレベルです。 年齢というよりは何かしらのケガによってというところが大きいと思います。 肩や股関節は生まれつきなのかもしれませんが。 さて、私は長時間投げていると右膝が痛くなります。 ダーツはなんだかんだで片方の足に長時間体重をかける競技です。 こういう競技はあまりないと思います。痛くなるのも当然です。 とはいえ、当然だと受け入れるにはちょっと支障が大きいのも事実。 カイロの先生に相談しても、あまりいい回答は得られませんでした。 片足屈伸で膝周辺の筋肉を鍛える、とか、ストレッチする、とか。 ■仕方がないので自分で考えてみた 私はミドルスタンスを取っています。 スローラインに対して右足が45度の方向に向いています。 昔はクローズド(スローラインと平行)でしたが、肩の性質上無理があってやめました。 このミドルスタンスに原因があるのではないかと考えました。 ダーツは投げる度に体重移動しますので、若干前進した体を元の位置に戻します。 その元の位置に戻る動作で、右膝に負担がかかっているのではないかと考えました。 (右足首にも負担がかかりますし、実際私は右足首も少し痛めています) ■オープンスタンスが理にかなってるかも ミドルスタンスは足の向きを45度に位置させるため、本来使わない筋肉を多用したり、 膝を前方に掛かる力から保護するための筋肉がないがゆえに膝への負担が大きいのかと さらに考えたりします。 というわけで、腓腹筋やヒラメ筋という大きめの筋肉を使ってあげると、 膝への負担が減るのではないかと考えました。 であれば、足の向きはスローラインと垂直でなければなりません。 すなわち、体重移動の方向の向きに足を置いてあげないといけません。 それはすなわち、オープンスタンスとなります。 ■結構痛くなくなった こんな考えを巡らせた後、実践してみるわけです。 最初は違和感がかなりありますが、膝への負担は明らかに減ったと思います。 問題はいくつかあって、 ミドルスタンスでついた筋肉とは違う筋肉を使うので疲れやす...

試合前の調整は感覚を保つためだけでよい

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 オフィスにこもったりダーツバーにこもったりしてると太陽のありがたみを忘れますね。 ここ最近また、これかなあこれだろう、といえる感覚を見つけました。 感覚というよりは自分に必要なフォームの約束事でしょうか。 あとはこれをどこまで昇華できるかかと考えています。 実際この約束事を守れば結構な割合でいいダーツが投げられます。 ただ、いかんせん見つけたばかりのこの感覚、すぐに逃げられてしまいます。 なので毎回アップのたびにこの感覚を探している感じです。 大事な試合のある日の直前、みなさんはどんなことを考えてどのような練習をしますか? がむしゃらに打ち込む、という人もいるでしょう。 一方で体を休めたい、と全く投げない人もいるでしょう。 何が正解かは、その人次第だとは思います。 ただ、練習をするなら、程々でいいのではないのかなというのが最近の私の持論です。 理由は上に書いたとおり、感覚を取り戻せれば投げられるからです。 よほど上手い人でない限り、ダーツで得られた良い感覚を持続するのは難しいです。 むしろこの感覚を確固たるものにし、持続できればおそらく上級者の仲間入りでしょう。 1日、2日空くだけで、感覚というものは薄れるものです。 なので、この感覚を試合の日に早く取り戻せるかが最初の勝負だと思います。 試合前はここに重点を置くだけでいいと思っています。 前日の練習や当日の朝練では、感覚が戻るかを試してみましょう。 あ、これだ、という感覚を掴んだら、そこで終わりでいいと思います。 そこから先は自己満足の世界で、あとは体が疲れるだけです。 あまり意味がないのでやめたほうがいいと思っています。 この調整方法の前提条件は、「この約束事に従えばきちんと感覚が得られる」という ものを持っている人だけです。 自分の中の約束事が見つからなくて悩んでいる人は、あまりこの調整法は役立ちません。 早く自分の中の約束事が見つけられるといいですね。 試合前の調整は感覚を保つためのもの、と割り切ってしまいましょう。 たぶんそれ以上やるべきことはないと思います。

野球投げは滅びてしまえ

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 先日調子が良すぎて久々にレーティングが1近く上がりまして充実しております。 ちょっと前の話です。 スパーリングパートナーとある場所でダーツを投げていたときのことです。 隣の台にやってきた一人の男性がダーツを投げ始めました。 まだ始めて間もないのかな、という印象を受けるダーツでした。 この時は比較的普通に投げて、まあそれなりに入れたり外したりです。 その後、何を思ったのか野球投げを始めました。 ダーツはすさまじい音を立ててボードに刺さります。 振りかぶることはないですが、完全に肩を開いてます。 さらに何を思ったのか、今度は手を水平にして投げ始めました。 何と言えば伝わるか考えましたが、手裏剣やフリスビーを投げる感じです。 これまたすさまじい音を立ててボードに刺さります。 隣で投げていた私は非常に残念な気分になりました。 ■ボードが傷むでしょ 野球投げがダメな理由は言わずもがな、これです。 セグメントがすぐにボロボロになってしまいます。 お店に失礼だと思いませんか、と聞きたいです。 ついでと言ってはなんですが、ダーツそのものも傷みますね。 マイダーツならいいですが、ハウスダーツでやってはいけませんよ。 ■練習にならないでしょ まあこれは余計なお世話かもしれませんが、野球投げはダーツの性質上無意味です。 ダーツはボードに刺すだけのスポーツではありません。 非常にコントロール性を求められるものだと思われます。 野球投げは比較的重い球状の物体を投げるには適しているでしょう。 しかしダーツのように軽量の物体、しかも棒状の物体を野球投げしても、 コントロール性は何一つ得られません。 ダーツは指先の感覚が非常に重要なスポーツだということです。 ■危ないでしょ それよりいけないと思ったのが、危険だということです。 ダーツを普通のフォームで(肘をたたんで伸ばして)投げれば、 比較的まっすぐに飛んでいってくれるはずです。 力が伝わらないとか、多少のアウトボードはしてしまうと思います。 しかし野球投げは完全にコントロール性を失った形で投げることになると思います。 手裏剣投げは論外です。本当に危険です。 特に今回は台と台の間が狭かった...

伊良部劇場の開演とあっけない幕切れ -PERFECT 2014 第4戦 仙台-

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 ゴールデンウイーク後の仕事はいつも以上にしんどくて湯気が出ます。 一昨日はPERFECTの第5戦がありました。 しかし残念ながら私は外出続きで見ることができませんでした。 仕方がないので前回のPERFECTを振り返ることにします。 前回大会は大城雄太選手が今期初優勝しました。 しかしながら、一番注目されていたのは伊良部昌貢選手だったのではないでしょうか。 とにかく強かった、その一言です。 何で優勝できなかったのか不思議なくらいです。 圧巻だったのは谷内選手との試合でした。 501-Cri-Criをストレートに3連取して買っていますが、驚くべきはその内容です。 501は10ダーツ、2戦目のクリケットは4ラウンド、3戦目は5ラウンド終了。 すべてレーティング30という数字を並べてしまいました。 これはもう谷内選手が弱いとか調子が悪かったとかそういうレベルではありません。 あの圧倒的な強さに抗うこと自体が無理だということです。 谷内選手もそれは苦笑いすると思います。 樋口選手とベスト4で当たった際も、ほとんど寄せ付けない強さだったと思います。 4レグ目の01で樋口選手のアウトボードがすごくもったいなかったです。 あそこで買っていたら、少し風向きが変わっていたかもしれません。 と言うか180をこの日何回出していたんでしょう。 01スタッツもこの日はトップに立っていました。 37.29は普通に出るスタッツではないですよね。 伊良部選手のフォームはとても柔らかいと思います。 力みがないのでひょうひょうとした感じに見えますね。 体重移動がきちんとできているので、どこにも負担がかかっていないように思えます。 少し肘が中に入ってしまうのが気になりますが、数字を見れば問題ないのでしょう。 あとはメンタル面でしょうか。 楽しそうに投げているというか、もう自分の世界に入り込んでしまっていましたね。 伊良部選手は完全に自分の作り出した舞台で踊っていた感じです。 とここまで書いていると優勝したかのように見えますが、決勝はあっけないものでした。 まさかのストレート負け。1レグも取れず。 何が起きたの伊良部選手?...

Fitでいいのか分からなくなってまいりました

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 子供たちに風邪を移されてしんどい日々が続きます。 先日ハウストーナメントに出た時のことです。 試合前の練習中、3投目のダーツが刺さらず床に落ち、2つに散らばりました。 お、またシャフトが折れたか、フライト側でなければいいけど、という感じです。 幸いにしてバレル側だったのでフライトは回収できました。 さて、あとはリムーバーを使ってバレル側に残ったシャフトの残骸を取り除くのみ。 いつものようにくるくる回していました。 くるくる回していました。 くるくる回していました。 くるくる回して…あれ? 出てこない。しかも何かすごく削れてる。 試合前だったので、お店の方に何とかして取れないか相談してみました。 しばらく店員さんに預けていましたが、戻ってきた店員さんの手には変化のないバレル。 ちょっとごついリムーバーだったり、お店にある工具だったりを使ってみたものの、 これは無理ですごめんなさいと言われてしまいました。 バレルが使えません。結構、がっかりでした。 とりあえず先代のバレルを使ってハウスに出ましたが、満足感はまったくありません。 取れないこともショックですが、万全の状況で出られないのが残念です。 試合が終わって(実は少しいい結果を出してたりします)、東急ハンズへ向かいました。 ダブルスのパートナーが工具に詳しく、ハンズなら何とかなるかもと アドバイスをくれたので、素直にそれに従ってみました。 ハンズに行き、やはり見当があまりつかないため、店員さんに相談です。 店員さんにあれこれ聞いてみましたが、 画鋲や待ち針を熱しただけではプラスチックを貫通しない 木ネジを使って穴をあけるにしても小さいものは長さがあまりないから微妙 バレルを傷つけたくないならドリルはかなり危険、下を固定する必要あり とのことでした。 結論、ひたすら削って割る。 家に帰ってからは戦いでした。 ひたすらドライバーや画鋲の先で削り続けるわけです。 1時間以上経ったところで何とか全部削りきったかな、という感じです。 ええ、割れませんでした。削り倒しました。 私が使っているのはFit Shaft GEARのノーマル、クリアタイプで...

フォロースルーはチョップで

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 次男の風邪に1ヶ月間間近で耐え続けてましたが、とうとうやられてしまい喉が痛いです。 その昔、私は谷内選手に憧れてフォームを作っていました。 burn.2008を何度も見ては、あのダイナミックさを真似できないか試行錯誤してました。 そこから紆余曲折を経て、谷内選手のフォームから遠いところに来たような気がします。 しかし、ここ最近自分のフォームを成長させていくにつれて、段々ダーツを始めた頃の フォームに戻っている感覚を覚えています。 ■手が綺麗に出ない 最近の悩みはこれでした。 トップを作っても、体重移動しても、手がうまく出てくれない。 特に下を狙うと詰まったぎこちないフォローになってしまいます。 投げると左に払うことも多くなりました。 先日再びハウストーナメントに出て、しこたまスタッツを下げました。 壊れかけたフォームを直そうと一人黙々と練習していて、ふと思い出したことがあります。 それが、フォロースルーはチョップで、でした。 ■ふと手をチョップにしてみた そこから、個人的な快進撃が続きました。 手がすんなり出ていく、力が乗る、左に払わない。 力加減の難しさはありますが、はまればかなり小気味よいです。 元々私は谷内選手の真似をしていたので、チョップだったのです。 思わぬ形で過去に戻り、そこで何か見つけた気がします。 もちろん過去に比べ、トップを作ったり体重移動したりという要素があるので別格です。 ■左に払わなくなった ネコ型というのでしょうか、フォロースルーで手のひらが下を向くものです。 ネコ型の弊害はダーツに人差し指が干渉することだとある方に言われました。 確かに屈曲から進展という動作の過程を考えると、人差し指も伸びないといけません。 これによって左に払うことも、調整してつい右に投げることも 分かっていてもできなかったことが、突然できてしまう。 何が起こるか分からないものですね。 どうして良くなったのか、払うことはまだしもなぜ手が綺麗に出るのかは分かりません。 もう少し投げて、見つかったら報告します。

骨盤ベルトをつけ始めました

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 体中ボロボロでカイロの先生に珍しがられるくらいにはおもしろいことになっています。 今週月曜から骨盤矯正用のベルトを巻き始めました。 これのきっかけは背中の中心の張りが数ヶ月経ってもとれないというものです。 最初は股関節を見てもらったりしたのですが、まったく良くなりません。 それならと骨盤を診てもらった結果、ここに原因があることが分かりました。 とはいえ、最初は半信半疑でした、先生も私も。 体側の筋肉がダーツの影響で発達し、凝り固まってしまっているそうです。 確かにストレッチをしても、腰骨のあたりの筋肉がまったく伸びませんでした。 ここの筋肉が硬くなることにより、骨盤の上部が開いてしまっているかもしれない、 という可能性が高くなってきました。 そこで試しに骨盤矯正ベルトを巻いてみると、驚くほど姿勢が安定するのでした。 骨盤が正常な位置にある人はこの感覚は得られないそうです。 私は立っているだけでとても楽ちんな感覚になっていました。 筋肉の名前を忘れてしまいましたが、骨盤と肩甲骨(これも怪しいです)をつなぐ 筋肉がずっと緊張し続けている結果、背中の張りや違和感がとれないのだろう、 という推論に至りました。 これが大正解で、ベルトを巻き始めて半日で背中の違和感が半分くらいとれました。 どんなストレッチをしても湿布を貼ってもとれなかった違和感が、です。 これも職業病なんですね、職業ではないですが。 体のメンテナンスは大事です。 ダーツも意外と体を酷使するので、カイロプラクティックはぜひお試しあれ。

久々にハウストーナメントに出てきました

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 子供が産まれる前、普通に毎週3日、4日投げていた頃が懐かしいです。 12日の土曜日にハウストーナメントに久々に参加してきました。 オートハンデのシングルスです。 ハウストーナメントの参加は2ヶ月ぶりくらいだったと思います。 ゲームフォーマットは、予選が501-cri-501のポイント制です。 参加者が珍しく多かったので、普通に4人ロビンが8組できあがりました。 後で分かったことなのですが、ロビンの中では私が一番高いレーティングでした。 にもかかわらず、レグ勝ち、レグ負け、レグ負けという体たらくです。 ロビン落ちしてしまい、そのまま終了となりました。 試合勘がまったくなくなっているというのが正直なところです。 緊張はさすがにしないのですが、入れなければならないという気負いが強すぎました。 ちょうどいいテンションの配分ができないのは致命的です。 それでも最後の最後までロビン抜けの芽はありました。 劣勢からのハットで何とか食らいつき、130を残して自分の番が回ってきたのです。 本当にダーツというものは最後まで諦めてはいけないと思いました。 しかし、130を60-20-Bullでアウトしようとして、60に入ったのはいいものの、 力んでしまい2本目がトップに入ってしまいました。 残りは30、D15に入れれば勝ちということでかなり時間を使いましたが、 結果はワンビットずれてD2でした。 オープンアウトなので他にアレンジはありますが、私はこれで良かったと思っています。 しかしこの勝負どころを落とせるかどうかがすべてです。 それまでの努力は水泡に帰すことになります。 改めて一投の大事さを痛感しました。 絶対に外してはいけない一投があるということを再認識して、次につなげます。

意識的から無意識的に落とし込むことが大事らしいです

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 ネタは結構あったりするのですが、モチベーションが上がらず更新頻度が下がってます。 先日カイロプラクティックに行ってきました。 今回は右膝、右上腕二頭筋、そして背中と腰の張りを見てもらいました。 右膝と背中や腰は、どうも骨盤の上部が外に開いているために起きているようです。 これは姿勢が悪いとか日常生活から来るものではなく、ダーツが原因でした。 体側の筋肉が発達し、硬直してしまったために骨盤が引っ張られているそうです。 体をうまく使う人、若い人、元々体が柔らかい人には起こらないのかもしれません。 私はそのどれにも当てはまらないので残念至極ですね。 右の上腕二頭筋は肘側の付け根部分がいつも筋肉痛になっていました。 何でだろうと先生と話した結果、円回内筋と腕橈骨筋に絞扼されたために 痛んでいるのだろうということです。 つまり、前腕の使いすぎということですね。 前腕の使いすぎは、イコール指の使いすぎというところにもつながります。 指の筋肉は前腕部の筋肉の先端になるからです。 使ってはいけないと思いながらも、結局は使っているようです。 そんな考えにふけっていると、カイロの先生が、 「hrgr_Ktaさん、投げてるときにかなり考えてません?」 と質問してきました。 私は投げているときもかなり考えている方だと思います。 それを伝えたら、 「イチローが言っていたのだけど、遠投も力を入れて投げると100球もしないうちに 疲れて投げられなくなるけど、談笑しながら投げたりしていると意外と200球くらい 投げられたりするから、意識的に動作するのではなく無意識的に動作していれば、 無駄な緊張も無くなって筋肉はよく動くんじゃないか、だそうですよ」 と言われました。 ダーツを投げる動作を意識しすぎず、なるべく無意識下に落とし込む。 ダーツはよく緊張しすぎない方がいい、脱力した方がいい、といいますが、この言葉の 通りに緊張をほぐしてある程度脱力するというのは合理的かもしれないと思いました。 まだちょっとわからないですが、しばらく意識して試してみたいと思います。

新星誕生 -JAPAN 2014 第1戦 千葉-

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 年度末進行が終わったと思いきや、新年度で忙殺されっぱなしです。 先日、3月29日土曜日にJAPANの開幕戦が開催されました。 振り返るのもなかなか難しいくらいちょっと前になりますが、振り返ります。 開催の音頭を前年度の優勝者ではなく前年度最後の勝者が行うというのも変な話だなと 実はこの大会で思ったりもしました。 いまいち線引きがなされてないように思います。 まあ些末な話ではありますが。 諸事情によりエキシビジョンを見ることはできませんでした。 橋本選手と安食選手のペアが優勝したようですね。 そりゃそうでしょう、と思いましたが、入れ替え戦では安食選手、負けてます。 何にせよ、女子との混合トリオスでなくなったのはよいことです。 観戦者側にとって何も嬉しいことはなかったですから。 入れ替え戦で熱かったのはやはり江口選手と座波選手の一戦でしょう。 お互い自分のレグをキープしながら最終レグ、わずかにダーツの精度が狂った座波選手を江口選手が撃破しました。 クリケットの最後のハットは、かつてならハラハラしましたが、今はもう大丈夫ですね。 改めて強い江口選手が戻ってきたんだなとしみじみ思います。 今回のレディースの決勝はとてもレベルが高いと感じました。 これまでJAPANのレディースはとてもレベルが低い、プロとして見せるにはちょっと 物足りないと思ってしまう内容が多かったと思います。 それでも西口選手だけでなく坂巻選手が上位に出てくるようになってから、徐々に そのレベルは上がっていたとは思います。 今回は日野選手と坂巻選手の対決でしたが、どのレグを見ても男子に引けをとらない、 とても白熱した試合展開だったと思います。 この時だけは、01が501なのがとても惜しいなと感じましたね。 日野選手初優勝、おめでとうございます。 そして男子決勝。 予選を勝ち抜いてきた江口選手と、同じく予選を勝ち抜いてきた野毛選手。 野毛選手はburn.のユースで活躍していた選手でしたね。 野毛選手を準決勝から見ていましたが、びっくりするくらいブルの精度が高いですね。 見ていた701はほぼすべてラウンドバーフェクトだったと思います。 ...

強くなるための環境としてのダーツショップ

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 先日の健康診断の結果胃のポリープが一つ増えていて若干うなだれております。 どんなに自分が強くなりたいと思っていても、なかなか高みに登れないときがあります。 そんなときは自分の環境を変えてみるのもいいのではないかと思います。 ホームショップの変更は環境の変化という意味では大きいと思います。 いろいろと面倒なことはありますが、その分得られるものも大きいと思います。 以前私がホームショップを変えたときは、苦渋の選択でした。 それまで3年ほどお世話になり、そこで強くなれたというのもあります。 馴染みの店員さんや常連さんもいました。 それでも変更した理由は、 ダーツの常連さんがどんどん減ってしまった 店員さんも本腰を入れてダーツを投げなくなってしまった 常連さんが減った分騒がしい一見さんが多くなった 完全に内輪だけで盛り上がって新しい常連さんを作る姿勢が感じられなかった セグメントなどのメンテナンスがなされず、ダーツを投げる環境が悪いと感じた などというところです。 強くなるためには、強い相手と勝負し続けなくてはなりません。 さらに、その強い相手が複数人いなければ、マンネリ化してしまいます。 一人または固定された人に相手に勝ち続けても仕方ないと思います。 そのような環境が得られないままお店に居続けることはマイナスでしかありません。 何年も居着いて馴染んでしまったとしても、それは甘えでしかありません。 馴れ合いばかりになるのなら、ダーツ馬鹿でいっぱいのお店に行った方がマシです。 ダーツで強くなるためには、ダーツ馬鹿がたくさんいるお店にいた方がいいでしょう。 ダーツ馬鹿な人と話すことはモチベーションの向上につながります。 そして大抵そういうお店には強い人は必ず複数人いるものです。 思い切って環境を変えて、高みを目指すことをおすすめします。

わかったかも

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 あまりだまされないタイプですが、わかったわかった詐欺には引っかかりやすいです。 人の「わかった」にはあまり頼らなくなりました。 自分の理論を構築しているので、あまり人に左右されたくないのが大きいです。 ごく限られた人にしか意見を求めないようにしています。 それはともかく、最近分かったことが2つほどあります。 ひとつは、体重移動についてです。 力のベクトルを何で表現するとわかりやすいかといえば、この体重移動だと思います。 体重移動をターゲットに、今自分が狙っている場所に向けるときれいに乗ります。 もはやこんなことは当たり前のことと思ってる人も多いかもしれません。 私はつい先日、体重の乗せ方を意識していてようやく気付きました。 時々上に伸び上がってしまうのはなぜだろう、という疑問からたどりついた次第です。 伸び上がるのは体重移動が目標より少し上に向かってしまっていたからなんですね。 方向が定まればあとは大きさなので、どれだけ体重移動するかで決まります。 ここまで来ると前腕の力に頼らなくてもかなり効率よくダーツに力が伝わります。 あくまで個人的感想です。 ふたつめは、テイクバックについてです。 どうして自分はよく横ズレするんだろう、という疑問から始まりました。 体重移動のベクトルが正しい方向としても、さらにその先に手という要素が加わります。 この新たな要素によって力の伝わりが阻害される可能性があると考えました。 結果として、テイクバックのズレに気付くことができました。 私の場合、前腕の筋肉と上腕の筋肉が収縮する際、その収縮する筋肉がちょうど きれいに折り重なっていないといけないようです。 上腕は上腕二頭筋、前腕は腕撓骨筋、この二つをきれいに重ねます。 これまではきれいに重なっていなかったために、左右のズレが生じていたようです。 若干左にテイクバックしては右に飛んでいってしまったり、というところでしょうか。 この二つのポイントが噛み合っていると、ダーツはきれいに目標に向かって飛びます。 あくまで個人的感想です。 しばらくこれを続けてみて、もう少し上を目指せたらと思います。 あ、みなさん、わかったわかった詐...

山田勇樹選手の一時的な活動休止によせて

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 ダーツを投げたいのに投げられなくて不完全燃焼です。 PERFECTの看板選手であり日本でも屈指のトッププレイヤーである山田勇樹選手が 病気治療のため休養に入るとのことです。 活動休止のお知らせ。 − ダーツよりメシ! 全活動をすべてキャンセルしなければならないこと、復帰の目処が立っていないことなど その状況があまり芳しくないことが想像されます。 あまり憶測で物を言っても仕方がないので原因についての言及は避けますが、 それなりに重い病にかかってしまったのだろうと思われます。 客観的に見ればPERFECTはもちろんダーツ界にとって大きな損失です。 一時的とはいえ、トッププレイヤーの魅力あふれるダーツが見られなくなるのですから。 山田選手のファンのみならずダーツファンの多くが山田選手のダーツに少なからず 注目していたと思います。 主観的には、私自身昨年予想もしない形でそこそこの難病にかかったことがわかり、 しばらくダーツが投げられない程度には入退院を繰り返しました。 ダーツどころか日常生活に支障をきたしかねない病だったので、結果的に軽かったり、 今もほぼ治療が終わって健康になりつつあったりとはいえ、やはり衝撃を受けましたし、 家族みんなで悩んだりしたこともありました。 ですので、同じ状況とは言えないですが、そういう経験をした私としては、山田選手に 起こったことは他人事とは思えないのです。 心中察するに余りある、とはこういうことなのだなと思います。 大丈夫だ、などと軽々しく言うことができません。 本当にただ無事戻られることを祈るのみです。 何事もなかったのように、いやあの頃は大変だったなあ、と笑い話になるくらい、 元気に戻ってきてくれることを祈るのみです。 冒頭で不完全燃焼だと書きましたが、それは朝方までの話です。 山田選手のブログを読んでからは、自分はまだダーツを投げられるくらいには 元気であるということにもっと感謝していかないといけないなと襟を正す次第です。 くだらないことで一喜一憂してないで、もっと精進しないとダメですね。 比較しても仕方ないのですが、何となくそう思ってしまったのは事実です。 ともかく、山田選手の治療が無事に成功し、元気にダーツ界に戻られ...

体のメンテナンスはカイロプラクティックで

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 マスクをしていると花粉症かと聞かれますが、治療中で免疫力が低下しているんです。 先日、行きつけのカイロプラクティックに久々に行きました。 3ヶ月ぶりの時点で行きつけかどうかは怪しいですが。 馴染みの先生に今回もお願いしました。 今回は背中の強張り、腰痛、右腕の張りを治してもらいました。 といっても一回の処置であっさり治るわけもありません。 それでもかなり楽になったと思います。 馴染みの先生は理論派で、どうして筋肉が伸びないのか、伸ばしてない方がなぜ痛むか、 ということを丁寧に教えてくれます。 彼の教えてくれた理論は普通に日常生活で活かされるのでとても助かります。 普段自分で行うストレッチの方法も教えてくれるので、本当に体を治すということに 専念してくれているのでしょう。 鍼、整体、カイロ、どれがいいかといえば、カイロを勧めたいです。 鍼も整体も、どうしてもその場しのぎの感が否めません。 鍼=神経、整体=骨、カイロ=筋肉という解釈が間違っていたらごめんなさい。 この前提のもとに、筋肉の状態を元に戻すことが大切だと思っています。 骨を元に戻す、とても大事だと思います。 私も整体でぎっくり腰を治して、急場をしのいだことがあります。 整体がダメだとは全く思いません。鍼だっていい面はあります。 ただ、長期的に見ると、どうしても骨や神経に覆いかぶさっている筋肉を どこまで正常な状態に戻せるかが、体の整合性と結びついていると思うのです。 いくら背骨の歪みを直しても、その歪みに沿った形でついた筋肉が固まったままだと、 また元の歪みに引き戻されてしまうでしょう。 カイロは筋肉を適切にストレッチすることで、その歪みを助長する筋肉の強張りを ほぐしてくれます。 あ、そういう意味では鍼も同じなのかもしれません。 ただ、鍼は残念ながら自ら行うことはできないと思います。 しかし筋肉は自ら伸ばすことが可能です。 伸ばすために人の助けを借りなければならないこともありますが、鍼に比べれば そのハードルは低いとも言えます。 ポジティブに自分の体をメンテナンスし、自分の体と付き合っていくという観点から、 カイロプラ...

自分の動作を観察する

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 ようやく寒さも和らいで、本格的に春がやってきたようですね。 とはいえ年度末進行であることに変わりはなく、ダーツを投げる時間がありません。 そんな中でどのような練習をしようか考えていました。 あれこれ考え、夢の中でも考え、そのまま夢の中で採用を決めたことがあります。 ダーツを投げる自分のフォームを、リアルタイムで観察することです。 ターゲットを見ることなく自分の手元をひたすら見続けてみようかと思いました。 ビデオに録る方法も客観視するには良い方法だと思います。 ただし誰かに頼まなければならない場合が多いと思いますので、なかなか難しいですね。 リアルタイムでのフィードバックができないので、感覚が薄れることも懸念されます。 自分で見たり感じたりしたものを、そのまま次の一投にフィードバックする。 こんなやり方はどうかなと思いました。 ターゲットを見なくてもいいのか、という懸念はありません。 ターゲットを見なくても、ブルに入るからです。 多分それなりに投げられる人は、大体ブルに入れられると思います。 流川も目をつぶってフリースローを決めたじゃないですか。 (というネタが全世代に伝わらないのかもしれない恐怖を感じますね…) 結局は目で見ることはさほど重要な要素ではないのかもしれません。 目で一応ターゲットの場所を確認したら、そこにどのような力のベクトルを イメージしてダーツに加えられるか、でしょうか。 大体この角度でこの大きさで、ということが分かっていれば、目標に刺さるものです。 自分の手や指はどのような動きをしてるのか、確認すると面白い気がします。 こんなところまで力んでいたのか、という発見がありそうです。 私の場合終始力んでいるので見なくても想像できてしまいますが。 次に時間ができたら、やってみたいと思います。 他にも効果的なこそ練方法があれば大募集です。

「力」と「エネルギー」

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 何度も言います、年度末進行です(更新頻度が少ないことの言い訳)。 今日はなんとなく昔とった杵柄で、物理的な話をしようかと思います。 みなさんダーツに触れていく中で、「力」という言葉をよく耳にすると思います。 この「力」をどう解釈しているかというところが、結構違うように感じました。 「力」はベクトル、「エネルギー」はスカラーです。 「力」は方向を持っていますが、「エネルギー」には方向はありません。 ダーツに力を伝えて、の『力』は正確にいうと「力」ではなく「エネルギー」です。 ダーツに伝わる力は腕力によってもたらされる運動エネルギーか、はたまた 体全身の力をうまく利用してもたらされる運動エネルギーか、というところです。 初心者の人は大抵腕力に頼ってしまいます。 ですが上位者であればあるほど、腕力以外の力をエネルギーに変換して、 ダーツに伝えています。 ちなみに体が細い、小さい人は、腕力以外の力でエネルギーを作るのに苦労します。 なぜならエネルギーは質量が関係してくるからです。 身長が高い、体重が重い人は、少ない体重移動で運動エネルギーを作り出せます。 ダーツに何らかの形で「エネルギー」を伝えることは容易だと思います。 問題なのは、どの方向に物体を飛ばすかで、これは「力」の話になってきます。 そして、『トップ』という概念は「力」をどの方向で、どの大きさで加えるのか、 ということと密接に関係してくると思います。 書いていてややこしくなってきましたので、この辺にしておきます。 見切り発車で書いてみましたが、何か参考になれば幸いです。 だから何やねん、というお叱りは受けます。 とりあえずみなさん、ホワイトデーのお返しでも買いに行きましょう。 ダーツはその後で。

体は鍛えた方がいい

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 東日本大震災から3年が経ちました。これからですね。 ダーツというのは、所詮20g程度の物体を244cmないし237cm先のボードに対して 投げるだけの運動でしかありません。 ダーツが重いから肘が痛い、手首が痛いとか、あり得ないと思います。 自分が発したパワーに対して、関節や周囲の筋肉がそれを制御できなかった結果、 関節を痛めたり筋肉を痛めたりするということなら理解はできます。 では、その20g程度の物体を投げるために筋力を鍛えたほうがいいのでしょうか。 私は上記の理由から、不要だと思います。 では、体は全く鍛えないほうがいいのでしょうか。 私はそうは思いません。 ダーツは速筋ではなく遅筋を使うスポーツだと考えています。 スローラインに立ってセットアップするときの体制を保持するための筋力が必要です。 また、4時間、5時間、もしくはそれ以上立ちっぱなしであるのであれば、その間 体を支えるための筋力や持久力が必要です。 ダーツを飛ばすための筋力は速筋だと思いますが、この速筋を鍛えるために 腕立て伏せをすることに意味はないと思います。 しかし、セットアップの際に腕を持ち上げて構える体制を維持する行為のために、 ダンベルなどを使って遅筋を鍛えることはとても有用だと思います。 セットアップにしても、長時間立ち続けるということにしても、体幹を鍛えることは 非常に有用だと考えます。 体幹を鍛えて悪いことは一つもないと思います。 ダーツに力を乗せるために体幹が必要かどうかは、私にはちょっとわかりません。 ここは別の方にお任せしたいと思います。 私は残念なことに右膝を痛めています。 恐らくダーツを投げている上で痛めたものだと思います。 長時間右足に全体重を乗せるということで、悲鳴を上げたのでしょう。 膝周りに筋肉をつけることは大事だと思います。 手にしても腕にしても肩にしても腰にしても脚にしても、ダーツを長時間、長期間、 投げ続けていると「ダーツ筋」なるものが身についてきます。 「ダーツ筋」とはダーツのために必要な筋肉、と考えてください。 私は、カイロの先生に体を診てもらうたびに言われます。 ただ、それだけでは足りないと思います。 ストレッチだけでなく、体を鍛える...

調子が悪い時が自分の実力

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 バリウムを飲んだ後の下剤が効かなくて、飲み過ぎたら翌日エライことになりました。 Jonnyさんこと安食賢一選手が、先日ツイッターでこんなことを書いてました。 多くを望まない事です。あと、調子が悪い時が実力。調子がいい時は日頃頑張っているご褒美。と思っておけば楽に投げれますよ。 “ @amoureux_meron : @Jonny_coredarts ダーツを投げるのが怖いです。どうしたら気持ち良く、楽しく投げれますか?” — 安食 Jonny 賢一 (@Jonny_coredarts) 2014, 3月 5 私がちょっと前に書いていたのは、調子がいいので実力が上がったと思ったんです。 そして調子が落ちることで、ここ最近正直かなりがっかりしています。 そこでこの言葉に出会って、確かに自分はしんどい考え方をしていたなと思いました。 調子が悪い時が実力というのは本当にそうで、調子が悪いなりに投げられる、そして 調整して良い状態にもっていけるというのが、本当に上手な人だと思います。 レーティングの低い人だってたまにはレーティングの高い人に勝てたりします。 でもその勝率なんてたかが知れたものです。 本当に大事なのは爆発力より安定した実力だと思います。 天井を上げていくことより、いかに床を底上げしていくか。 そんな考え方がいいのかもしれません。 調子が悪い時ほど、何がダメなのかをとことん考えることが大事なのでしょう。 そうすればいつか自然と、常に上のレベルで投げられることになるのだと思います。 こういう当たり前のことをたまに忘れてしまうので怖いですね。 Jonnyさんには感謝しています。

ダーツ盛りだくさんの週末 - PERFECT 2014 第2戦 北九州/JAPAN 2013 STAGE18 岡山

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 相変わらず寒い日が続きますが、朝晩の寒さは底を打ったみたいですね。 先週末の3月2日はPERFECTとJAPAN二つのプロ大会が開催されました。 というと聞こえはいいのですが、この辺棲み分けできなかったんですかね。 競うのもいいのですが、日程調整したほうが開催者もファンも喜びそうなものですが。 というわけで、どちらもじっくり、とはいきませんでした。 PERFECTは午前中の予選と、午後一の決勝トーナメント数戦、そして決勝を見ました。 前回ファイナリスト2人が早々に負け、調子の良さを持続することの難しさを感じます。 かと思えば、知野真澄選手が序盤かなりエグいダーツを投げていたのにいつの間にか 消えていたりしますので、よく分からないものです。 決勝は山田勇樹選手と一宮弘人選手でしたが、まさかのブレイク合戦となりました。 お互いのセットをブレイク試合、フルセットにまでもつれ込んだのは見ものです。 山田選手は本調子からはかなり遠かったのかと思います。 ダーツがよく弾かれていたのも印象的です。 それでも優勝を勝ち取る山田選手は、今のPERFECTで実力的に群を抜くと思います。 いずれはJAPANに行ったりするのでしょうか。行かない気もしますが。 準決勝から手前の試合は9darts.tvで後日チェックしてみようと思います。 JAPANは残念ながらここに書けるほど見ていません。 女子と男子の決勝のみをかろうじて見ることができました。 JAPAN Ladies、コンテンツとして成立しているのか非常に疑問です。 フォーマットがベストオブ5だからといって、1試合に30分以上かかるというのは 見てる側が正直しんどいです。 ミスの連続はまだ耐えられますが、一投にかける時間が長いように感じます。 特段「持ち時間」という概念のないダーツですが、ここまで来ると取り入れた方が いいように思いました。 それにしても坂巻選手は2013年度で一気に頭角を現して面白くなりました。 数少ない安定した実力の持ち主で、今年度では西口選手を追い越すかもしれませんね。 男子の決勝は村松治樹選手と松本篤選手の戦いとなりました。 これは奇しくも前週行われたburn....

サボるな

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 年度末進行で頭の中が仕事で占められてきたしがないサラリーマンです。 タイトルは、ブログのことではないです。 ダーツを投げ続けているとうっかりいろんなことをサボってしまいます。 ルーチンがその最たるものですが、それだけではないと思います。 ダーツに力を伝えるために必要な運動のチェックもしかりです。 調子が良ければ良いほど、いろんなことをサボります。 気づけば悪循環にはまって抜け出せなくなります。 結局、調子の波を取り逃がし、また落ちていってしまいます。 ええ、私のことです。 確認事項を怠り、アップを少なくした結果、調子がガクッと落ちました。 後日慌てて調整をはかり、何とか戻せてきました。 とりあえずもう一度上昇気流に乗りたいと思っています。 とにかく前腕の力を使ってしまい、パンパンに張っています。 力が伝えられないと、どうしても無駄な力をどんどん上げてしまいます。 そこに陥ったら最後、何が悪いのか、どこが悪いのか、分析のしようがありません。 力が伝えられないところで、まず分析をしていく必要があります。 確認事項を丁寧に網羅し、その上で足りない部分を発見しなければなりません。 それが体の調子なら、もうその日はやめてしまうことも一つの勇気だと思います。 なまじっか適当に投げても入ってしまうというのは怖いものです。 変な話ですがサボりたくてサボっているわけではないというのもあります。 調子がいい時ほど、普段以上に丁寧に投げることが大事なのだと思います。 そして、上達する人はそのようなことをきちんとできる人なのでしょう。 タイトルの言葉は自分に向けています。 自分だけでなく、同じ思いをする人が少なくなることを祈ります。

フォームの再構築

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 明日から所用のため、また少し更新が滞るかもしれません。 自分が1年2年かけて構築してきたフォームが、もし間違っていたらどう思いますか? そして、そのフォームをいったん崩して一から構築し直さなければならないとしたら、 どのように感じますか? 私はダーツを始めて2年ほどで、このままだと上には行けないと思い、フォームの 再構築を始めました。 初めのうちはマイナーチェンジの繰り返しです。 肘の高さ、グリップ、投げるリズム、ちょっとずつ変えていきました。 ただこの時は手探りです。 何が正しいのかもわからずにただ何かを変えていた気がします。 自分なりの理論や経験則を交えたものなので、適当にやったつもりはありません。 とはいえ、今振り返ればかなり遠回りしてきたなという感じはします。 テイクバックの時にタメがないのは何かダメなんじゃないか。 後ろ足が力を放つ直線方向の後方に位置してないとダメなんじゃないか。 今でも生きている考えはきちんとあります。 ただ、安易な再構築をするのは少し疑問です。 特に、調子のいい人がさらに上に行くために、というのが一番ダメなのかもしれません。 そのような場合は往々にして、根拠のないフォーム改造になるからです。 まずは、なぜここまで調子よく投げてこられたのかを検証した方が良い気がします。 フォームの再構築はいばらの道です。 私は3年もかかってしまいました。 しかも本当に正しい理論に基づくフォームになったのはここ1年のような気がします。 つまり最初の2年はあまり実りの多い時間とは言えませんでした。 フォームを再構築するときは、正しい理論を持つ人に師事するのが一番です。 正しい理論とは何か、というのは自分にとってでいいと思います。 ただ、正しい理論は以前にも話したように、たくさんの種類があるとは思いません。 その見極めがかなり重要になってくると思います。 どうしてもダメだ、という時以外は再構築することをおすすめしません。 ただ、もしどうしてもしなくてはならなくなったら、頑張ってください。 トンネルは長いですが、必ず出口はあります。

レーティングが下の人と対戦すること

こんばんは、@hrgr_Ktaです。 ようやく寒さも和らいで春の陽気が感じられます、生きた心地がします。 先日、友人とダーツを投げに行きました。 その友人はダーツを始めたばかりで、レーティングは3くらいです。 2人だけで行ったので、ひたすら2人で投げていました。 と言っても、どうしても実力に相当な差があるのは確かです。 まともに対戦などできるわけもありません。 どうしたら自分も相手も楽しめるのか、それを模索しながら投げていました。 カウントアップなどのプラクティスゲームはさほど問題ありません。 これは競うことが目的ではないからです。 でも、そのうち飽きてきます。 01ゲームはとりあえずハンデをつけてみました。 オートハンデだと向こうが削る数字が少なくなってしまってつまらなくなります。 なので、自分がハードモードにするという形でハンデをつけてみました。 結論だけ言えば、全くハンデになりませんでした…。 クリケット、これが一番厄介です。 オートハンデをつけたところで、さくさくっと終わってしまいます。 特にクリケットというゲームのルールや戦い方を知らないというのが大きいです。 なので、この時は事後に通信対戦を用いて戦い方を伝えてみました。 最終的に行き着いたのはパーティーゲーム。 SEVENTH HEAVENというゲームが一番盛り上がった気がします。 なぜなら、私もこのゲームを遊んだことがなかったからです。 ルールもよくわからず、模索しながら投げていました。 ジャックポットが出ては2人でワイワイしていた気がします。 気がつけばアレンジ力の差で豪快に勝ってしまったりしたのですが…。 上記のような感じでその日は終わりました。 振り返ってみると、やはりパーティーゲームは楽しかったです。 工夫すればより適切なハンデも付くような気がします。 クリケットはダメです、少しずつ慣れてもらわないといけないですが難しいです。 01も901対501のハンデ戦を行ったとして、いい勝負になる気がしません。 おそらく、対戦はレーティングが近い人たちとやってもらうのがいいのでしょう。 今回のような場合はプラクティスゲームとパーティーゲームで、楽しみつつも 練度を上げる感じがいいのかも...